戸部忠直(とべただなお)

 生年不明~明暦二年(1656)

 戸部武直の子。九郎介。関ヶ原の戦いにおいて、父・武直が石田三成方に組したため、三成の居城・佐和山城に入ったが、武直は討死し、忠直は捕らえられた。のちに最上義光に四百石で召し抱えられ、旗本に列した。しかし、大坂の役に際して、真田信繁の陣に加わって敗残の身となり、秋田雄勝郡の院内銀山に幽居したという。

2019.01.17:mogapro:[ ◇最上家家臣団(た行)]