FPのひとりごと

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二十年以上前のことだが…


福島駅のプラットフォームに奈美悦子さんがいらした


ご存じない方の方が多いかもしれない


なにせ 昭和三・四十年代に活躍されたダンサー系のタレントさんだ


プラットフォームのど真ん中に颯爽と立ち 前方をにらみつけていた


派手目のいで立ちとポージングがただでも目を引くのに


まわりを威圧するような雰囲気がさらに衆目を集めていた


ただ知らない世代は素通りで そっち派が優勢という感じ


残念ながらオーラの無駄遣いに見えた



☆彡   ☆彡   ☆彡   ☆彡   ☆彡



ほぼ同時期 出張帰りの東北新幹線


宇都宮から乗車した私は席を探した


見つけた席は前のシートと向かい合わせになっていて


私の席の斜め前(窓側)には既に中年男性が座っていた


着座して一息ついて その男性をちらっと見た


えっ! って!? なんとその男性は俳優の夏八木勲さんだった


びっくりしたが 取り乱してもいられないので平静を装った


ガラガラの車内だったので 他に気づいている乗客もいなかった


KIOSKで買った缶ビールを飲もうとした時だった


夏八木さんがこっちを見て微笑んで軽く会釈してくれた


不意を突かれて戸惑いはしたが 当方も笑顔で会釈を返した


いやー嬉しかった


当方の雰囲気を察してくれたのだろう


めっちゃイイ人だ なんか心がホクホクした


福島で乗り換える時にこちらから挨拶したら挨拶を返してくれた


言葉を交わしたわけではないが 彼の人間性が垣間見えた



☆彡   ☆彡   ☆彡   ☆彡   ☆彡



ほぼ同時期の記憶なのに ボクの中で明暗がくっきり分かれている 
2021.05.22:tnw:count(3,023):[メモ/選択の妙]
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