FPのひとりごと

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近くに海があるのだけが救いだった



バイクで5分も走ると そこは別世界



汚れた日常が一瞬にして吹っ飛んだ



      ⚓      ⚓      ⚓      ⚓      ⚓




そこは商港で 倉庫や港湾施設が立ち並んでいた



商業施設としての媚びない即物的な佇まいが好きだった



お化け屋敷から至近距離にあることが信じられなかった



埠頭からは貨物船やフェリーや遊覧船が見えた



それを日がな一日飽きもせずに眺めていた




      🚢      🚢      🚢      🚢      🚢




一二三荘から始まる悪夢はいつもお化け屋敷でFINとなる



毎回なにかにせっつかれたような嫌な感覚のまま目が覚める



それを何十年もの間見続けている



その悪夢は わが青春時代の暗黒期のものだが



二度と帰らぬ貴重な青春の一頁でもある



と思いたい   無理だろうけど… 
2021.02.23:tnw:count(3,007):[メモ/選択の妙]
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