FPのひとりごと

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100m走のマイベストは 高2のときの12秒9だ

まあ 遅くはないけど・・ そこそこ それなり ってやつ

この記録から0.43秒引くと 12秒47となり

ここまでくると 俊足の部類に入れたって問題はなくなる

問題は 当時の私が12秒47という記録を出せたかだが

スターティングブロック+スパイク+追い風 でも無理だ 全然


世界陸上の100mでは予選で敗退してしまったが

17才の桐生祥秀クンは10秒01の日本歴代2位の記録を持ち

山形亮太とともに 9秒台に最も近い男と言われている

たぶん“その日”も遠くはなかろうと思うのだが・・


ウサイン・ボルトの100mの世界記録は 9秒58だ

半世紀にわたって五輪とか世陸とかを見続けてきた人間にとって

この9秒58というのは驚異的な(=ありえない)記録だ

ベン・ジョンソンが1988年にソウル五輪で出した9秒79は

当時 人間+ステロイド での限界と言われていた

要するに 生身の人間だけではもう無理だということだけど

そこからさらに0.21秒も縮めているわけで・・ なにをかいわんやだ


桐生クンの10.01をボルトの9.58にするのに0.43秒を要する

ベスト記録10.42のランナーが9.99になるのと同じ意味だ

このくらいのランナーなら 日本にもうようよいる

でもこの人たちが 10秒の壁を破るのはほぼ不可能だ

ということは・・


日本人が10秒の壁を破ることは画期的なことだ

日本の陸上短距離界の長年の夢と言ってもいいだろう

でも 仮に達成したとしても ボルトはなんとも思わんだろうなあ・・

U----M 近くて遠い いやいや 絶望的に遠い0.43秒だ
2013.08.12:tnw:count(1,368):[メモ/選択の妙]
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