ＦＰのひとりごと

私には中国人の友人がいる

名前を仮にＣさんとしよう

Ｃさんは優秀なエンジニアだ

近郊にある会社で　マシニングという仕事をしている

(以前　飲んでいて仕事の中身を聞いたがド文系の私には理解できなかった)

Ｃさんは中国の有名大学を卒業してから　日本に実習にやってきた

そこで　抜群の業績を挙げたＣさん　その穏やかな人柄もあり

実習に入った会社で　なくてはならない人材となる

しかし　ワーキングビザがいよいよ切れる頃　やむなく帰国するが

たまたま社員旅行で訪れた中国で　社員と劇的かつ運命的な再会を果たし

それを機に　日本に移住して正社員となり　はや二十年（ｸﾗｲ･･ﾀﾞｯﾀｶﾓ･･）

彼が毎朝目を通すのは　日経＆日刊工業新聞！！　恐れ入りました！！

Ｃさんと出会ったのは　約十年前だ

知り合いの知り合いが中華料理系スナック？を開店するというので

ざっくり“人数合わせ”に借り出された店に　Ｃさんは一人でいた

開店された店主（中国人）の知り合いとして来ていた

笑顔が魅力的なＣさんとは　会ってすぐに友達になった

お互い酒好きで　老酒のご返杯×∞でメートルが上がり

初対面なのに　話は盛り上がり　政治経済にまで話題は及んだ

Ｃさんは　心優しきインテリだった

日中戦争　毛沢東　周恩来　文革　天安門事件　歯に衣着せず語り合った

Ｃさんの歴史観は　私のとほぼ同一の考え方・方向性であった

中国のダメなところ　日本のダメなところについても普通に共感し合えた

どんな国の人とでも分かり合えるという　そんなごく当たり前のことを

Ｃさんと出会って　再認識させられたのであった

そんなＣさんが　とんだ災難に遭遇した

2012.08.03：tnw：count(2,097)：[メモ/選択の妙]
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