FPのひとりごと

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いつのまにか 54年も生きてしまった・・


ブログに“半世紀も生きてきた”などとよく書くが

よーく考えてみれば半世紀ってなー重いねー つくづく

『十年一昔』ってやつを5回だぜ 5回! 重くて当然だ

民衆が貧困や飢餓や内戦や迫害に苦しむ発展途上国では

実質の平均寿命は私以下の国が多いのではなかろうか

日本だって 明治から昭和初期にかけての平均寿命は40才台だ

それを思えば 幸せな国の幸せな時期に生かしてもらったんだと思う


四十数年前のある日 小学校からの下校の道すがら

僕は ふと 将来の大人になった僕を想像してみたのだった

それはなぜか 30歳くらいの大人の僕を想定していた

なぜ30歳だったのかは いまとなっては想像もつかない

大人になった僕を小学生の僕は真剣に心配していた

“役場で手続きはできるだろうか”と・・

笑うなかれ 当時の僕は実に真剣に悩んでいたんだから

たぶん 役場の手続きというのが 小学生の僕にとっては

煩雑で大人にしかできないことの代表だったんだろうが

あの時の漠とした未来への不安感は今でも忘れられない

それから・・

心配していた役所の手続きも 何とかできるようにはなったが

半世紀生きてきた今でも できないこと わからないことだらけだ

いくつになったら ホントの大人になれるのだろうか

答は遥として見つからない
2011.09.16:tnw:count(1,324):[メモ/その他]
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