FPのひとりごと

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思春期の僕にとって
それが例えボサボサだろうがジャワ原人だろうが
髪を伸ばすということは 『反抗』の表れだった
盗んだバイクで走り出し 夜の校舎の窓ガラスを壊す・・
こういうのをガチ反抗というならプチ反抗だね せいぜい

ちょっと小理屈を言わせてもらえるのなら
自分を押さえ込もうとする“体制”ってやつに反抗していた
それは親であり教師であり学校であり大人社会に対してだった
そういうプレッシャーからフリーになりたかったんだ
なぜかって? 若者はいつだってハングリーでアングリーなのさBABY!

中学生の頃に フォークソングのブームがやってきて
僕も周りの連中も みんな巻き込まれていった
新御三家(野口・西条・郷)やミシェル・ポルナレフしか知らない中学生に
ギター一本で好き勝手に歌いまくるスタイルは“目から鱗”級の衝撃だった
でも 四畳半フォーク全盛の時代になると さすがに嫌気が差していた

“君もみるだろうかー いちご白書を〜 二人だけのメモリー
 どこかーで もう一度〜”   って

んなこと言われたって知らねーよ! 勝手にしょぼくれてろよ!
団塊の身勝手さがプンプン臭い出してからは気持ちは一気に萎えた


で その間隙を縫って 自分史的にはロックが台頭してきた
最初はビートルズだったが ローリング・ストーンズを経由して
なぜか ディープパープルに着地した 理由? んなもなしらん!
ハードロックのばかでかい音と攻撃性と突き抜けたあほらしさが好きだった
ラジオやカセット(ラジカセではない!)でボリュームMAXで聞いた
自分も勿論聞いていたが 大音量を流すことも快感になっていた
“こんなの聞いてる不良なんだぜ 俺は!”みたいな・・

ディープパープルでは
『SMOKE ON THE WATER』が有名だし 私も好きな曲なのではあるが
なんといっても我が青春を駆け抜けた『HIGHWAY STAR』が忘れられない
この曲 ハイウェイを車でぶっ飛ばして雄叫びを上げてるだけの曲なのだが
ひたすらアップテンポで大音量でナルシストなところがたまらない
あの高揚感(エクスタシー)は スピードだけのものとはとても思えない
当時のことだから ドラッグなんかもキメキメだったんだろう

この曲の歌詞で忘れられないのは サビんとこの

  “ See me fly ! ”

  “ おいらがブッ飛んでんのを見てくれよ(BABY)! ”

どう見ても ラリってるとしか思えないが
高速−レッドゾーンならではの感覚 なかなかである・・


でもって 結局 なんなのよ  って?

いや だから 『フリー』 → 『フライ』
フライ級のギャグと言うことで 笑って許して ねっ!
2011.08.30:tnw:count(1,758):[メモ/選択の妙]
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