FPのひとりごと

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キャンディーズのスーちゃんが死んだ
まるっきりの同級生(同年齢)だった
ガンだったなんて全然知らなかったのでショックだ


私が初めて買ったレコードが『年下の男の子』
自分のことを歌われているようで胸がキュンとした
一人一人を見ると 正直それほどでもないのだが
3人まとまって歌って踊られると グッとくるものがあった
キャンディーズにはあって ピンクレディにはないものがある
それはなにかと言われると ちょっと言葉に窮してしまうが
敢えて言えば ブランドに固執しない潔さというところか
このへんのところは 山口百恵にも通じるところがある

キャンディーズは最初センターがスーちゃんだった
でも 残念ながら あまり芽が出なかった
そこで ランちゃんをセンターにして『年下の男の子』をリリースした
これが大ヒットして以来 左から“ミキ ラン スー”の隊列は不滅だ
ランvsスーで 何らかの確執があったって不思議はないところだが
結婚〜女優への途を見ていて ライバル意識があったのは間違いないだろう
まあそんな些末なことはどうでもいい
ただただご冥福をお祈りするばかりだ


二週間ほど前のこと
介助付き入浴サービスを受けている施設で
『○○です! ○○です!』と自分の名を連呼する人がいた
私に向かって叫んでいたのだが 名前を聞いても誰やらわからなかった
名前の○○を噛みしめて ハッとした
えーっ ○○クン!!??
そこにいたのは私がよく知る友人の○○クンだった

重病で入院したのは知っていた
闘病中の入院先に何回か電話したが けっこう元気だった が
目の前の彼は ほとんど私と一緒か ちょっと重度に見えた
私で障害者手帳1級だから 彼も相当なもんだ
なにがどうなってこうなっちゃったのか・・ 

彼は病気などとは全く無縁の頑丈な男だった
空手の師範で 陽気で酒好きでちょっとHな普通のオヤジだった
仕事熱心なのが縁で 同じ異業種交流会の同好の士でもあった

なんで!  なんで?  私は理解に苦しんだ

病状悪化 → 症状固定 → 現状 ということなのだろうが
あまりの劇的な変化についていけず 頭が大混乱した

まだ彼と経緯や現状について じっくり話をしていないので
現状についてだけをどうこう言うべきではなかろうと思うが・・

“人生なにがあっても不思議はない” つくづくそう思う
(私が言うのも なんだけどね・・)
2011.04.25:tnw:count(1,272):[メモ/その他]
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