寒冷地手当はないけれど…
今となっては何とも思わなくなっていますが、数年前までは寒冷地手当があったらなぁと思うことがしばしばありました。
光熱費が高いのはもちろん、除雪道具、雪用手袋、スノーブーツ、スキーウェアなど、東京時代ではかからなかった費用がドーンとのしかかっている気がしたのです。
子どものスキー用品は学校で使うので必須。買うにしてもレンタルにしてもそれなりの金額がします。
手袋はなぜかすぐボロボロにされるしで、寒冷地子ども手当はないものかと思ったのでした。
が、東北出身の知人に、
雪国はなんだかんだで冬にお金がかかりますが、子どもたちにとっては絶好の遊び場、環境です。
と昔を懐かしむかのように言われたことがあります。ご本人は遠い昔に故郷を離れ千葉県在住。
雪のいい思い出がたくさんあるようで、我が子たちの様子を聞くといつも羨ましそうにそんな話をされます。
寒冷地手当こそありませんが、またしても貨幣経済でははかれないものを得ているのだ、と実感した今日のスキーデーでした。
特に長男はスキーしたさに自力でどんどん山を上って行く姿が見られ、たくましさを感じたのでした。
雪!雪!雪!
雪!よく降りました!
たくさんの雪は困り者ですが、ようやくの山形らしい景色にホッとしたりもしています。
各地のスキー場、雪フェス担当の方々もホッと胸を撫で下ろしているのではないでしょうか。
雪フェスは、自治体レベルの大きなものから、住民レベルのものまでいろいろあります。
昨日1月15日は柏倉ぼんぼり祭り。
翌々週の1月29日は泉町のミニかまくら祭りが企画されています。
時間:午後4時30分~
場所:馬見ヶ崎川 泉町河川敷公園(二口橋と千歳橋の中間地点付近)
ご近所での雪祭り、いいですね。
我が家の近所では雪祭りはありませんが、今回の大雪のおかげでかまくらが作れそうです。
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あけましておめでとうございます
平成29年が明け、早5日。
酉年らしからぬ、寝坊寝坊のゆっくりスタートの毎日ですが、明日から新学期。
そろそろ体を日常に戻さねばとお正月に重くなった腰を上げボチボチと始動です。
さて、今年は酉年でも十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と組み合わせると、丁酉(ひのととり)となります。
「ひのと」という読みは五行思想の木・火・土・金・水からきています。
甲=木の兄(きのえ)、乙=木の弟(きのと)、丙=火の兄(ひのえ)、丁=火の弟(ひのと)、とこんな感じです。
丁の字は十干の4番目。植物の芽吹きから枯れるまでの成長過程を十段階に割り当てると、すくすく伸びた芽が安定してきた頃をさします。
酉は、字自体でいうと「酒」を入れる入れ物。収穫物を入れて熟成されたものが酒。酉年は機が熟す年、酒からもたされた利益を得る年などとも言われます。(鶏の動きのイメージからせわしなく動く年というわけではないのです。)
これに五行思想の木・火・土・金・水を組み合わせると・・・
こうなるとはるか20年以上前に大学で学んだことなのでお手上げです。
ともあれ、とり年だけにいいとこ「どり」で、ほどほどにお金に困らず安定した穏やかな年となるといいなと思います。
どうぞ本年もよろしくおねがいします。
ノロ対策
ノロウィルス、ものすごい勢いで広がっているようです。
山形県は先週一医療機関当たりの患者報告数が全国一位になってしまいました。
特に置賜地方が多いようですが、庄内、村山地方も警報レベルとされる20人を大きく上回っています。
医療機関の数や人の流れなどで数字の現れ方は変りそうですが、こういうものには感染しないのが一番。
吐くという行為が大の苦手だという友達のご主人はノロへの対抗措置が徹底しています。
(ノロはとにかく嘔吐が激しいらしいのです。)
まず、手洗いうがいは絶対。
食事については、外食は当面禁止。生野菜、買ってきたお惣菜、パンは食べない。食材は加熱処理必須。(数日後、パンはトーストすればよいということになりました。)
そして、消毒。
消毒マニアのご主人が選んだのは、パストリーゼとキエルキン。
パストリーゼは酒造会社が作ったアルコール度数77度というもので食品にかかっても大丈夫ということです。味噌作りやジャム作りの消毒にも使えます。
キエルキンは弱酸性の次亜塩素酸ナトリウム。加湿器に入れて使うことで除菌や消臭効果も抜群ということです。これは介護が必要なジイチャン宅向きな気がします。
手の消毒に使った感想。パストリーゼの方が手がキシキシせず(肌荒れしにくそう)、ニオイがやわらか(アルコールなので塩素くさくない)という印象が残っています。
というわけで、マニアでもないので2種類は買わず、とりあえずパストリーゼを購入。
ウィルスに負けない体づくりが一番だと思いつつ、できればウィルスは体に入れたくない。
インフルエンザも流行期に入りました。
楽しいお正月を迎えられるようにできる予防はしっかりとしたいと思います。
そうそう、我が家の予防には鼻呼吸を加えています。
マスク
出来はさておき、愛情たっぷり。
というのはウソで自己満足の押し売りです。
それでも子どもたちは何かワンポイント入ってるほうが嬉しいのか概ね好評でした。
意外だったのは、長男も1つマスクを持って行ったこと。
男の子でもほしいんですねぇ。
そんなタイミングで、
友達の子どもが毎日白いガーゼのマスクをしていたら、毎日同じで汚い!と言われ、使い捨てマスクを使いたいよぅと言っていたという話。
毎日ちゃんとお洗濯していても周りの子どもたちには通じなかったよう。
ガーゼマスクのほうが使い捨てマスクよりもエコだし、保湿性があると言ってもなかなかわかろうとしないのかもしれません。
それぞれの方針があると思いますが、ガーゼマスクにこんな刺繍(面倒ならアイロンワッペン)をすると面倒くさいツッコミもうまくかわせるんじゃないかな、と思った次第です。