HOME > 山形の人物

ジャズライブ

  • ジャズライブ

先日、所属しているやまがたBOSQUEの会でジャズライブを企画し、開催しました。

世界的ジャズピアニストの大口純一郎さんと、ベテランベーシストの米木康志さんによるデュオ。

前日まで大口純一郎トリオとして東北ツアーを行なった帰り際に、山形に寄っていただきライブを開催したというわけです。

トリオのもう一人、ドラマーの本田珠也さんは先に決まっていたスケジュールがあり一足先に帰京です。

ライブを企画提案したやまがたボスケの会メンバーはもちろん、他のメンバーもライブの開催など初めてのこと、よくわからないままに準備、当日を迎えました。

大口さんと米木さんが会場に到着し、リハーサルを行い、お客様をお迎えするまでの小一時間、みなで蔵王を眺めながらしばしおしゃべり。

アルコールOKな人はワインを片手に。

雄大な蔵王を眺めつつのそのゆったりとした時間は、とても東京で味わえないものとしみじみなさるお二人。

その後ろ姿だけで、もう気持ちよく演奏してもらえると安心したのでした。

ライブには幼稚園児や小学生も来ていて、少し飽きてしまいチョロチョロ動いていたのですが、誰も気に留めることもなくゆったりとピアノとベースの音色を楽しみました。

ライブ終盤はお尻のむずむずがとれない子どもたちは外へ出て、漏れ聞こえてくるピアノとベースの音を聞きながら自分たちのペースでのんびりと時間を過ごしていました。なんともぜいたくな感じ。

今回のライブでおもしろい発見がありました。

奏者でこんなにもピアノの音が変わるのかということです。

前日準備のため会場へ行った際に小学生がピアノを弾いていました。ピアノを習っている子で一生懸命弾いていました。

その音が耳に残っている状態で、大口さんのピアノが流れてきましたら・・・

「同じ楽器!?」

と思ってしまうほどの衝撃を受けたのです。

小学生のピアノ、プロのピアノ、それぞれわけて聞いていたときは、そんなものだとしか受け止めていなかった自分に気づいたのです。

名の通ったライブハウスなどではなく、民家で開催したライブでその発見があったのはおもしろいことでした。

2018.04.17:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]

ひよっこ

  • ひよっこ

この4月、NHK連続テレビ小説(通称・朝ドラ)では「ひよっこ」がスタートしましたね。

私の朝ドラ歴はというと、一番古い記憶では「マー姉ちゃん」。

録画、BSという手段は我が家にはないので、朝の時間の都合でしっかり連続で見たり、全く見なかったり。

ここ数年は安定して見ているので、子どもとの生活もすっかり落ち着いたと感じます。

毎朝のようにテレビの前に座る15分。

出勤前の夫もその姿を目にしていますが、興味を示すことなどほとんどなかったのに、今回は「出てる~?」と覗き込みに来ます。

お目当ては、主人公の叔父役の峯田和紳さん(銀杏BOYZ)とナレーションの増田明美さん。

夫曰く、峯田さんは、山辺町では知らぬ者はいないと言われる峯田電器のご子息で、シンガーソングライターにして俳優。

夫と結びつけると、GOING STEADY(峯田さんが銀杏BOYZ前に結成してたバンド)の「銀河鉄道の夜」をよく聞いていた時期がありまして、横で聞いていて東北出身少年の歌だなぁという印象を持った記憶があります。

当時は歌ってる人が山形出身とは知らず、後で知ってなるほどと思った次第です。

そして、朝ドラの峯田さんを見て一言「山形なまりが出てるな。」

語尾に「だっぺ」をつけて茨城弁にしていますが、やはり山形イントネーションだそう。

私は違和感なく見ていますが、北関東、福島、宮城、山形なまりを聞き分ける夫のような人にとっては気になるのでしょう。

もうひとかたは増田明美さん。いい声ですよね~。

夫は自身が長距離ランナーということもありますが、仕事で増田さんと絡むことがあるので体が反応してしまうようです。

「走るシーンとかないの?」と聞いてきます。さて、どうかな?と思っていたら来週の予告に増田さんの走る姿が!

来週からも「ひよっこ」から目が離せない我が家です。

2017.04.09:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]

山形で見つけた素敵な豆本

  • 山形で見つけた素敵な豆本
アンテナ感度がいいと評されることがあるのですが、おもしろいものが目に飛び込んで来ることがあります。

東京にいてもそういうことはままありましたが、今回は山形にいてこその一品です。

崎戸のコスモス 井上郁子著

出版社は一粒社(山形市)

新聞で作家の角田光代と井上荒野の対談の記事を見つけ、読み進めるうちに『崎戸のコスモス』の存在を知ったというわけです。

さっそく図書館で検索をかけるとちゃんとヒット。山形市で出版された本がヒットしなかったら泣けてきます。

そのまま取り置き予約の後、図書館へ足を運ぶとカウンター係の人が素敵な豆本を手渡してくれました。

豆本というとオモチャっぽいイメージが強かったのですが、『崎戸のコスモス』はとても読みやすい装丁もさる事ながら昭和の文学史の世界へ引き込まれるような内容の随筆。

作家の妻の雰囲気をたっぷりとまとった文体と、食べ物の描写に魅力されてしまいました。

そう作者は同じ井上でも山形の人ではなく九州出身。井上光晴の妻にして井上荒野の母という作家2人を支えてきたお方です。

どんな縁でこの本を出版することになったのかは推し量るよりないのですが、一粒社は文芸評論家の笹沢信が立ち上げた出版社ということがキーの様な気がします。

笹沢氏(2014年逝去)とともに一粒社もなくなってしまったのか、一粒社の本を買うすべもなくいろんなことがもったいなく思われるのでした。
2016.02.21:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]

完成見学会

  • 完成見学会
  • 完成見学会

近々引っ越し入居する家で完成見学会が行なわれています。

家の新築計画が出てから早3年。

いろんなことがありましたが、こうして山形の地の利をいかした家に住める喜びといったら。

周りの人に恵まれた人生であると自覚しているのですが、この家もいろんな人との出会いの中で出来上がりました。

まずは、キャリアクリエイトの原田さん

私の山形生活の充実度が格段にアップしたのは原田さんと出会ってから。

原田さんの活動を通じて、今回の家を建ててくださった古民家ライフの高木さんに出会いました。

そしてセカンドオピニオンの伊藤さんにも出会いました。

伊藤さんは資金の相談をはじめ家を建てる際のいろんな心配ごとを取り除いてくれるありがたい存在です。

我が家はおのことだけでなく、道路付きが少々変わっている土地のことでも大変お世話になりました。

ちょっと原田さんから離れて、設計は仙台の菊池佳晴さん

芸工大の出身で、妹の友達の紹介で大工の高木さんとは初対面。

お互い今までにない刺激を与え合ってお仕事されたに違いありません。

表札や階段手すり、トイレットペーパーやタオルホルダーを制作したのはTIMBER COURTさん

高木さん菊池さんそれぞれからのオーダーがTIMBER COURTさんに入りました。

「いつもここに頼んでるんですよ~」という感じで、大工さんと設計士さんがつながる。。。(笑)

広いようで人とのつながりは狭い山形。

これからも人とのつながりを大切にしていきたいと思います。

まずはご近所から~。

2015.04.25:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]

畑シーズンが待ち遠しい

  • 畑シーズンが待ち遠しい
新聞広告で、山形が誇る工業デザイナー奥山さんを発見!

家具屋さんの広告ながら、奥山さんの最近の活躍ぶりも記載されていたので読んでみました。

2013年、ヤンマーの取締役に。トラクター製品を手掛けるとあります。

前にも読んだことのある情報のような、まだだったような。

さっそくググってみると、すでにトラクターの全貌が明らかにされています。

発売は2015年5月。

お値段は…

予想通りですが、高級車以上。

農作業のモチベーションがかなりあがりそうなカッコよさがあるトラクターですが、このトラクターを買える、維持できる人は元よりなかなかの農業手腕を持った人に限られるのではないかしら。

実業家が高級車を乗るように。

新緑まぶしい山形の田畑で、奥山氏デザインのトラクターが活躍する姿、それを操るイケてる農業人が見られる日が楽しみですが、近い将来あるでしょうか。

そこここでそのトラクターが見られるようになったら、日本の農業が元気いっぱいになった印かもしれませんね。

2015.01.22:pokonyan:コメント(0):[山形の人物]