2023年2月4日、長井市の市街地で第20回雪灯り回廊祭りが開催された。この祭りが初めて開催された2000年初頭はデフレ不況に見舞われ、失業率も高い状況が続いていた時期である。長井の町もその例外ではなかった。そんな時に「街を元気にすんべ」という若い人の発案で開催されたのが始まりである。
おらだの会では発足後間もなくからイルミネーションを点灯させていたが、その後、駅前通りで雪灯り回廊祭りを実施していた。当時の宮崎会長が、吉川病院の患者さんを元気づけたいとの思いで、病院の職員と共に作業をやったこともある。宮崎会長の没後、平成29年2月からは実施せずに、その代わりに列車での参拝と新年会を行うようになった。
任意の自主団体が存続していくことはそれだけで大変なものがある。事業ができなくなることは残念なことではあるが、時代の変化の中で事業が変更されることも有りうることである。ただ、「地域を元気にすんべ」「楽しくやんべ」という気持ちだけは持ち続けたいものだ。
2013年の雪灯りの様子はこちらからどうぞ