もう一つの「さよなら列車」も

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 今、「長井線を走った蒸気機関車展」を行っている。展示している中に、96型のさよなら列車の写真が2枚ある。1枚は長井線のさよなら列車となった59634号であり、もう一枚は米坂線のさよなら列車となった「9634号」である。59634号が現在は北九州市の鉄道記念館に保存されていることはブログで先に紹介していたとおりである。

 

 先日、鉄道ファンの方々が全国から集まって、成田駅前の広場で芋煮会をなさった。その中の一人が、「9634号の頭が新潟県の新津鉄道資料館に展示されていますよ。」と教えてくれたのである。68691号と59634号に続いて9634号も、現役を終えてなおそれぞれの地で多くの人に愛され、見守られながら生きていることを確認できたのである。

 

 この地で共に生きていた友達が、全国に散らばりながらも、その人生を全うした姿を見るようで、何とも言えないものを感じた。

 

 

 

59634号との再会はこちらから

→ 「さよならSL」との再会:おらだの会 (samidare.jp)

2023.09.25:orada3:[駅茶こぼれ話]

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