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立冬の候 その2

  • 立冬の候 その2

 昨日、西山に初雪が降った。駅の雪囲いと電飾の設置作業もそろそろだ。

 

 十月桜は今が満開のようだ。今年は、北側の木がかなり大きな花を付けているように見える。春先に初めて枝の剪定を行ったことが功を奏したのだろうか。

 

 ホームのはずれに立つ2本の十月桜。この場所に、この樹種を選んで植樹した人はどんな人だったのだろうか。

 

 

 気の付かぬところに十月桜かな(高澤良一)

2023.11.14:orada3:コメント(0):[停車場風景]

立冬の候 その1

  • 立冬の候 その1

  11月にもなると朝晩の冷え込みが厳しくなる。西山の中腹には霧が、まるでマフラーのようにたなびいている。ある写真家が、この地は水が豊富な所ですね、いろんなところで水の気配を感じます、と言ったことを思い出す。この景色は、西山の夕景と共に、ふるさとを象徴する景色であると思う。こんな景色を見せながら、やがては白い雪の世界になるのだろう。冷たく、厳しい冬はすぐそこまで来ている。

2023.11.12:orada3:コメント(0):[停車場風景]

桜咲く?

  • 桜咲く?

 もうすぐ10月となり、朝晩の涼しさにホッとする今日この頃。知人から桜の便りが届いて出かけてみた。場所は、白兎駅の駐車場。最近の寒さに眠気を打破されたのでしょうか。

 

 成田駅の十月桜は、まだ咲くような様子は見えません。そして成田駅の桜に比べて、花びらがとても濃いピンクです。十月桜とは種類が違うのでしょうか。

 

 先週まで30度超で今朝は17度。雨のおかげで稲刈りができずに、桜が咲くって変じゃないか。もう少し普通に戻ってくれないか。

 

 

昨年の十月桜の開花記事はこちらから

 → 開花宣言!:おらだの会 (samidare.jp)

2023.09.29:orada3:コメント(0):[停車場風景]

『7人展Ⅶ』⑦ タンポポと4連列車

  • 『7人展Ⅶ』⑦ タンポポと4連列車

 7人展の最後は、おらだの会の会員でもある鈴木亮さん。鈴木さんはA3版で2枚出品してくれました。写真は「タンポポと4連列車」。4月22日の長井線全通100周年を記念して走った4連列車と成田駅に咲きそろった絨毯のようなタンポポが美しい。

 

 翌日のお花見会に向けて、桜に気を取られている時に、タンポポと踊子草の絨毯が広がっていたのですね。私たちが気づかないうちに、駅の周りの植生も変わっていたのかもしれません。写真家の観察眼はさすがだなと思います。

 

 

 

【おらだの会】これで7人展の作品紹介は最後となります。最終日の27日(日)は、午後3時までとなりますのでお間違いのないようおいでください。今回はいろいろ勉強させていただきました。出品いただいた皆さん、本当に有難うございました。

 

2023.08.25:orada3:コメント(0):[停車場風景]

『7人展Ⅶ』⑥ 陸の疾風

  • 『7人展Ⅶ』⑥ 陸の疾風

 山口雄士朗さんの作品です。山口さんは長井高校写真部の卒業生で右が在校時の作品。左が最近の作品「陸の疾風(那須塩原駅)」で、鉄道写真家・広田泉さんを彷彿とさせるような作品となっています。

 

 山口さんが帰省の折に駅茶においでくださいました。「作風が変わったの?」との質問に、しばらく間をおいて「最近の作品に物足りなさを感じている部分があります。」と答えてくれました。作品は悩みながら生み出されているものなのだと知り、失礼な質問をしたことを恥じた。

 山口ワールドの次のステージを楽しみにしたいと思う。

 

2023.08.23:orada3:コメント(0):[停車場風景]