東京目黒川に続いて成田駅の十月桜も開花しました。成田も東京並みになりました。(笑)
それはさておき今年のお花見は、長井線全線開通100周年記念日の翌日(4月23日)の予定ですが、それまで桜が残っていてくれるでしょうか。
昨年は4月11日に開花の記事を投稿していたようです。こちらからどうぞ
東京目黒川に続いて成田駅の十月桜も開花しました。成田も東京並みになりました。(笑)
それはさておき今年のお花見は、長井線全線開通100周年記念日の翌日(4月23日)の予定ですが、それまで桜が残っていてくれるでしょうか。
昨年は4月11日に開花の記事を投稿していたようです。こちらからどうぞ
2月10日から11日にかけて関東地方に大雪警報が出された。長井でも久しぶりにまとまった雪が降り、雪かき作業に追われた。朝食後のひと時に、スノーダストが輝く中で眺める景色は、雪国に住む者に与えられた特権だなと思う。
今から3年前の2020年(令和2年)は、ほとんど雪が降らない冬であった。広場には1月中旬まで踊子草が並んでいた。1月15日には新型コロナウィルスに日本人初の感染が確認され、翌2月にはダイヤモンドプリンセス号で多数の感染者が確認された。以来、今日まで長い憂鬱な日々が続いている。
雪かき作業は一年ごとに辛くなるけれど、当たり前に雪が降り、当たり前の季節が巡ることを「有難い」と思う。やはり今の時期は、踊子草よりは雪がよい。
3年前の駅前広場の様子はこちらから
フォトキャン入賞作品の最後は最優秀作品、nankotsu_ga_ponkotuさんの作品です。おぼつかない足取りで、駅舎の奥へと足を踏み入れようとする男の子。その奥には防雪林の老木が、明るい日差しを受けてたたずんでいる。遠近法的な構図の中で、場面奥までの光のバランスも素晴らしいと感じます。果たして男の子の目には、どんな世界が広がっているのだろう。
授賞式の際に作者に「駅には子供が遊べるものがなくて申し訳ないです。」と話したら、「子供はこの建物の雰囲気そのものが好きなようです。」との言葉を返してくれました。この親子のように駅に遊びに来てくれる人が増えてくれれば嬉しいと思う。こんな風景がいつまでも続きますように、そんな思いにさせてくれる作品です。
【おらだの会】これで入賞作品の紹介は終了です。入賞された皆さんおめでとうございます。またご参加いただいた皆さんに感謝申し上げます。すべての作品はインスタグラムで「#羽前成田駅100周年」で検索してみてください。入賞作品は、待合室で14日(土)まで展示しています。
フォトキャンペーン優秀作品の2点目は、jedgohsipineapple041さんの作品です。若葉の柔らかな緑と桜の薄桃色の向こうに、駅舎と列車が見えている。それはまるで小説の中の挿絵のような風景である。乗車しようとする人の姿も見えている。それはいつかの自分の姿でもあるのだろうか。
写真というものは現実の光景を映すと同時に、見る者の心の奥底に沈んでいた記憶と心の風景をも浮かび上がらせるもののようだ。
成田駅の周辺には染井吉野や鬱金桜(ウコンサクラ)、枝垂桜など6種類もの桜が植えられている。私たちはこの桜の下で毎年お花見を行うのであるが、こんな桜景色が広がっていることに気づかなかった。今年の春はこの作品を思い出しながら、ゆったりと花を愛でようか。