ＦＰのひとりごと

書き込みをしながら　いろいろと思い出してきた
代理店の新設・育成などを総称して『販売網』と言った
『販売網　我が命！』などというフレーズもあったなー
残念ながら　シチュエーションは思い出せない

年間に自賠責が数件しか出ないような自転車屋さんに
一生懸命に頼み込んで　代理店になってもらう・・・
そのことの是非を問題にするような風潮はなかった　当時
なにせ　時代はバブル　狂乱の時代　販売網とて例外にあらず

テリ内のターゲットをあらかた回りつくすと
次は　ガソリンスタンド(ＳＳ)や鈑金屋を回った
生産性とか採算とか？　そんなもん度外視に決まってる
だいたい　失礼ながら　鈑金屋さんじゃあ自賠責だってきつい
『わかっちゃいるけどやめられない・・』ってな感じ

自分の名誉のために言うが
ちゃんとした大型代理店も新設してきた
でも　数が勝負のこの時代　“番外編”にも手を出した

しかし　世の中　上には上がいるもんで・・

当時　個人代理店を純粋に新設するには
大蔵省に登録しなければならなかったが
登録には　定型の登録書類と公的証明書等が必要だった
逆に言えば　以上がそろえば　誰でも代理店として登録できた
もっと具体的に言えば　住民票と印鑑証明があれば　だ
ここの盲点？を巧みに突いてきたやつがいた
まず　地元の大学生を　時給○千円でつれてくる
そして　住民票と印鑑登録証を役場から持ってこさせる
印鑑証明のないやつは　そのへんにある認め印で登録させる
最後に　登録書類を記入させて　新設代理店の出来上がり

んんん　やるなー！　と唸った　私
さすがの私でも　ここまではできないと

担当者は管理職で　その後　順調に出世なさった

2010.10.12：tnw：count(1,955)：[メモ/本音と建前]
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