FPのひとりごと

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かつて まだ米国から
構造改革 規制緩和 グローバリゼーションを
無理やり持ち込まれる以前の“鎖国でヌクヌク”の日本を
共産主義の社会の究極形=『地上のパラダイス』に
実は 人類史上最も近づいていた国では という考えがあり
私の目からうろこが落ちたという話を書いたことがあります

資本主義の恩恵をガッチリ受けて 企業が儲かりつづけることで
終身雇用 年功序列 定期昇給 ベースアップが当たり前で
国民は下々まで潤い 社会資本の充実で社会福祉も最高水準
共産主義で体現し得なかった理想の世界を瞬間的に実現したのでした

この時点ではまだアダム・スミスの言う“見えざる手”が
確かに存在していたんでしょう
個人の利益追求が 意図せざる社会資本の増大につながるという
つい最近まで この市場放任主義は常識と思われていました
市場に任しておけば “おこぼれ”がしみ落ちてくると
だから 小泉−竹中も構造改革をごり押ししてきました
いずれは この政策によって下々も潤うんだからと
ところが
格差などという生易しい言葉で表現するには無理が出るほどの
惨憺たる現実!
住民票が取れない経済難民が この国にはどんだけいるんだろうか
格差が生む“上下の距離”は史上最大なんではなかろうか
なんでこんなことになってしまったんだろうか
資本主義 少なくとも市場万能主義を前提とした資本主義は
もろくも崩れ 再生はありえないでしょう
原因は なんだったんでしょうか?

                        (つづく)




2008.10.15:tnw:count(1,417):[メモ/資産運用の実態]
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