FPのひとりごと

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熱狂的な虎キチの中には

そのとっかかりが アンチ巨人だったという人が結構いる

巨人嫌いが嵩じて「アンチ」→虎キチ になってしまったというわけだ

というか 我が地元の年配の虎キチにはそういう御仁がかなり多い


その気持ちわからなくもない

『巨人 大鵬 玉子焼き』という時代があった

誰も彼もが そっち方向(主流)に流れているとき

『ぬぁーにが巨人だ! ざっけんじゃねえ!』と反旗を翻す

いやいや その心意気やよしだ! それが正統派の天邪鬼ってもんだ!

んっ? 天邪鬼?・・ って それ オレじゃん!

はぁーー 世が世なら このG親Gも虎キチだったんだなー・・

そう思うと 日頃は天敵の虎キチにも親近感を覚えるから不思議だ

がしかし

親近感がわいたからといって トラに手心を加えるつもりは毛頭ない

今年の阪神 よしゃあいいのに よく三連勝宣言などをする

今回の三連戦前にも 和田監督がメディアで息巻いていた

よしゃあいいのに・・

悪いけど 三つのうち もう二つ取っちゃったんで〜

三連敗ならあるけど 三連勝はないの  わかる〜?


阪神の先発は スタンリッジ―榎田―能見 一戦必勝のローテだ

対して我がG軍 内海―宮国―澤村 三連敗だけは避けたいローテ?!

まあ土俵の上での余裕が全然ちがいまっせ 悪いけど

今日は 澤村―能見 

私がブックメーカーだとしても ◎は阪神につける

でも 連勝の勢いと余裕(裏を返せばダメージと焦り)は大きいはず

今晩も 枝豆とビールで楽しいナイター観戦とまいりましょう

余裕 余裕  ハハハハハ

中日の山本昌は48才で 現役最年長投手(選手)だ

48才って簡単に言うけれど 普通ならくたびれたただのおっさん

白髪のシェアが5割を超えたり 髪の毛のシェアが5割を切ったり

会社の自分の机の日当たりが なぜか段々よくなってきて

しまいには 机そのものがなくなっていた・・ そういう年代だ

なのに昌クンは 十代の「世が世なら俺の息子じゃん」世代もいたりする

プロ野球という完全実力至上主義の世界で30年も現役で頑張っているのだ

これって たとえばAKB48の篠田麻里子(27才)が

20年後もミニスカートで踊っていたということと同じなわけで・・

普通なら絶対ありえない(っていうか あってはいけない)ことだ


その昌クン

来期も現役続行宣言をした 来期は49才になる

球団とて これだけの大選手の肩はたたけないものなー

もうこうなると 球界のシーラカンス(生きた化石)だ

いやーー でも ほんと 凄いと思う このオッサン!

お世辞にもかっこいいとは言えない いや 完璧不格好なフォームで

140km/hにはどうやったって届かない直球を内外角に散らし

多彩な変化球でタイミングを外し いつの間にかバッターを打ち取ってしまう

さすがにスタミナはなくなってきたとはいえ

今期もここまで 13試合に登板して4勝2敗 防御率3.96

立派なものだ!  澤村よりはずっといい

こうなりゃ 五十の声も聞きたくなるのが人情ってもの

コーチ兼任にでもしてもらい ピンチで『ピッチャー俺!』 みたいな・・

それもいいなー

オッサンの輝ける☆ ガンバレ! ただし巨人戦以外で!!


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球界の重鎮 土橋正幸さんが亡くなった

残念ながら 剛腕投手時代は存じ上げないが

ヤクルトの監督時代やプロ野球ニュースの解説を思い出す

いかにも江戸っ子というきっぷのいい語り口が記憶に残っている

巨人にサンチェという剛腕の抑え投手がいた

ヤクルトは彼に結構いいところで抑えられていたはずだ

土橋さんが彼を念頭に球団に言った言葉が忘れられない

 『イッチェでもニチェでも連れてこい!』

最高に粋な人だった  ご冥福をお祈りする
...もっと詳しく

私はボクシングの亀田三兄弟が嫌いだ

誰がということではなくて 親父を含めた亀田グループが嫌いだ

絶妙なマッチメークで 三兄弟とも世界チャンプということらしいが

本当に強い相手との“死闘”ってやつを残念ながら見たことがない

だいたい 試合相手に敬意を表さないような輩はスポーツマンとは言わない

敬意を最大限に表して殺し合うのが格闘技だ(ベアナックルなら確実に死ぬ)

国内の同級のチャンプなどから試合のリクエストはあるのに

なんだかんだといっては応じない 逃げてると言われてもしょうがない



ロンドンで金メダルの村田諒太がプロデビュー戦でKOデビューした

しかも 相手はいきなり東洋太平洋ミドル級チャンプの柴田明雄だ

普通は 少々腹の出た元世界ランカーなどとお茶を濁すものだが

倒されるリスクも物とはせず 強い相手とマッチメークした

結局 村田は2ラウンドでTKOという圧倒的な勝利を飾り

金メダルがフロックでなかったことを証明したわけであるが

対戦前の会見 これがなかなかであった

 『デビュー戦で柴田選手と対戦できるなんて光栄なこと』

と 真摯な態度で語ったのだ

見下したようなところは微塵もなく 相手への敬意が十分感じられた

が 村田は五輪前のスパーリングで柴田をボコボコにしていた

ヘッドギアがなかったら たぶんKOしていたであろう

それを 勿論百も承知で相手を徹底的に持ち上げた


亀田兄弟と村田諒太

もちろん階級が違うので対戦することは絶対ないが

格闘家として どっちが恐ろしいか・・  言うまでもない

イチローが日米通算4000安打にリーチをかけている

今日やってたダブルヘッダーの2試合目は欠場しているが

早晩達成するのは間違いない


一口に4000安打と言うけれど

1シーズンに200安打しても 20年はかかる記録だ

200安打そのものが至難の業なのに それを20年だ

大卒でプロ入りしたら 42才でやっと達成できる記録ということで

もっっっっっっのすごい大記録だ! ありえないと言ってもいい!


でも 残念ながら 米国ではこの記録に否定的な意見も多い

日本での1287安打をどう捉えるかが問題となっているのだ

私はイチローが最初からMLBでプレーしていたとしても

ほぼ同数か 逆に今以上の成績を残していたのではないかと思っている

なので ピート・ローズ タイ・カッブに肩を並べたということに

何等の疑問をさしはさむ余地はないものと思っている

そんなことを言っていたら 王貞治の868本はどうなるというのだ・・



立場が逆になると 考え方も逆転するということはあるようで・・

例えば イ・スンヨプが韓国国内でホームランをシーズン56本打ち

これを「アジア記録」と言われると 「えーっ?」となってしまう

そんなもんなんだと思う この手の問題は

だから 米国で この4000本の評価が分かれるのもしょうがないのだ

もう面倒だから イチローには あと1288本ヒットを打ってもらい

MLBだけでも4000本を打ってもらおう それがいい

なーに 200本ちょっとを6年でOKだ!!

えっ その頃イチローは45才になってるって!?

平気 平気 イチローなら50才で現役でも違和感は全然ない

そこんところに勝手に夢を馳せながら

4000本の快挙を祝福してあげようっと

100m走のマイベストは 高2のときの12秒9だ

まあ 遅くはないけど・・ そこそこ それなり ってやつ

この記録から0.43秒引くと 12秒47となり

ここまでくると 俊足の部類に入れたって問題はなくなる

問題は 当時の私が12秒47という記録を出せたかだが

スターティングブロック+スパイク+追い風 でも無理だ 全然


世界陸上の100mでは予選で敗退してしまったが

17才の桐生祥秀クンは10秒01の日本歴代2位の記録を持ち

山形亮太とともに 9秒台に最も近い男と言われている

たぶん“その日”も遠くはなかろうと思うのだが・・


ウサイン・ボルトの100mの世界記録は 9秒58だ

半世紀にわたって五輪とか世陸とかを見続けてきた人間にとって

この9秒58というのは驚異的な(=ありえない)記録だ

ベン・ジョンソンが1988年にソウル五輪で出した9秒79は

当時 人間+ステロイド での限界と言われていた

要するに 生身の人間だけではもう無理だということだけど

そこからさらに0.21秒も縮めているわけで・・ なにをかいわんやだ


桐生クンの10.01をボルトの9.58にするのに0.43秒を要する

ベスト記録10.42のランナーが9.99になるのと同じ意味だ

このくらいのランナーなら 日本にもうようよいる

でもこの人たちが 10秒の壁を破るのはほぼ不可能だ

ということは・・


日本人が10秒の壁を破ることは画期的なことだ

日本の陸上短距離界の長年の夢と言ってもいいだろう

でも 仮に達成したとしても ボルトはなんとも思わんだろうなあ・・

U----M 近くて遠い いやいや 絶望的に遠い0.43秒だ

昨日の夜は忙しかった

番組表にBS朝日で巨人―広島とあったので

チャンネルを合わせてみたら 高校野球をやっていた

なんと これが終了するまでプロ野球中継はやらんという

おいおい 夏の甲子園がいくら朝日新聞の主催だとはいえ

天下の公共放送が 細大漏らさず延々と生中継をやってんだから

地上波ならまだしも BS如きで変な意地張るんじゃねーよ!

と怒ってみたものの どうにもなるわけではなく

ネットでG−C戦をチェックしながら 高校野球も観戦した


浦和学院vs仙台育英だった

pm6時ちょいの時点で スコアは10−6で浦学が勝っていた

優勝候補の名門校同士の試合にしては大味だなあ などと思ったが

いやいやいや これがなかなかの好勝負であった

G−C戦の方は Gが初回に3点先制し 杉内も絶好調だったので

段々熱を帯びてきた高校野球の方に気持ちもシフトした

試合は6回裏に仙台育英が追いつき(10−10)終盤に入った

延長戦もちらついてきた9回裏 浦和学院の投手に異変が起きる

筋肉疲労で足が攣ってしまったのだ しかも軸足の方

炎天下で182球も投げた投手を責めることはできない

一度痙攣して硬直した筋肉は 容易に元に戻ることはない

案の定 投球を続けられるような状態ではなく選手交代となる

ブルペンでは 急遽 二番手の投手がアップを始めた

山口瑠偉クンだ

彼の表情を見ていて 私には四十年前の悪夢がよみがえった



中3の春

バスケットボール 最後の地区大会の決勝戦 勝負はもつれにもつれた

両軍とも総力戦となり ベンチには交代要員がほとんどいなくなっていた

ボクは前年まではエースでキャプテンだった

でも 無理やり生徒会に引っ張り上げられ 練習に出られぬ日々が続き

キャプテンどころか レギュラーの座も剥奪されていた

そんな状態でも 白熱した試合展開の中で いつコールされてもいいように

自分なりに ずーっとテンションを上げ 臨戦態勢は整えていた

ところが いつまでたってもお呼びがかからない

どう転んでもボクより下手な連中がばんばんコールされているのにだ

ここで 我がテンションは切れてしまった 今日は出番がないと

そうこうしているうちに 同点のまま延長戦の最後のハーフに入った

一人が足を負傷した 交代せざるを得ない ベンチにはボクだけ・・

監督がベンチを見渡して 『なんだ オマエいたのか』と言って

最後のメンバーチェンジを告げた

監督の言葉の意味が分からず テンションもまったく上がらず

腑抜けの状態のまま 体が宙に浮いたような状態のまま試合に出た

ゲームセット寸前 僕にフリーの状態でゴール前でパスが渡った

なんのことはない 普通にドリブルシュートに持ち込めば

ほぼ100%ゴールは決まり 試合もそのまま勝っていたのだった

が なんと ボクはそこからジャンプシュートなどをしてしまい

ゴールを外したボールを敵に拾われ速攻からブザービーター・・

絵に描いたような逆転サヨナラ劇を食らうのであった

試合後 『オマエのせいで負けた』とチームメイトに言われた

言われなくてもわかってはいたが 傷口に塩を塗られたようだった



急遽アップを始めた瑠偉クン

テンションが上がっていないのは傍目からもわかった

今日は出番がないと思っていたのであろう

無理もない 選抜優勝&完全試合投手が熱投しているのだから

この試合は なにがあってもエースに預けるのが本筋だ

去年まではオレがエースだったのにというのも心のどこかに引っかかる

結果は見なくてもわかった

テンションMAXバッターvsテンション喪失ピッチャーでは・・

泣くな瑠偉クン! 誰よりも無念なオマエの気持ち よくわかる

この悔しさを糧にして これからの人生を生きればいい

大丈夫! 君なら絶対大丈夫!!



高校野球の熱戦からプロ野球に切り替えたら

なんと なんと 杉内のご乱心で 4−0から4−5になっていた

興醒めと若干の諦めから 世界陸上にチャンネルを回すと

今度は 女子マラソンで福士が健闘しているではないか

終盤またお決まりの失速かと思っていたら

三番手が勝手に失速してきて タナボタの3位=銅メダル

いやーー めでたしめでたし!

などと言ってる間に 結局Gが追いつき延長引き分け・・


いやーー つかれた つかれた