FPのひとりごと

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最初にお断りしておきますが




あの有名な『バカの壁』(養老孟司著)のことではありません




いま世界で一番有名なばか アイツのことです




アイツがぶちあげて築こうとしているメキシコ国境の壁のことです




これって ばかのかべ としか言いようがないでしょう




ほかには表現のしようがない




どっからどうみても ばかのかべ だ




あまりに荒唐無稽すぎて ただのジョークかと思っていたら




大統領令にサインしちゃったとか・・




こんなもん さすがに議会は通さんとは思うけど




世界のというか 有史上のというか 宇宙の恥だ このばか




もうとにかく早く弾劾せえや こんなばか

別に思わせぶりをするわけではないが・・



ちょうど一週間後の1月11日に!



なんと わたくしめ!



あろうことか!



ついに!












これだけひっぱっておいてなんですが



いやね 還暦なんです あたくしめ ただそれだけ



あたくし ここ数年 ずーっと アラカン と言い続けてきました



自分から言うことで 他人から言われるショックを和らげてきたんですが



リアル・アラカンっていうか ほぼ還暦というとこまで来てしまうと



いやーーー なんだか感無量だね こりゃ



実感としては 初老を超えて老境に入っちゃうような そんな感じ



実際 中年も中高年ももう使っちゃーダメ みたいな感覚はある



シルバーシートなんかも堂々と座っちゃっていいんだろうしね



シルバーシートだよ シルバーシート ちょっと考えられんよ



こら 誰だ! じいさん! なんて言ったのは



暦が一回転して二回り目に入るのが還暦だそうだから



余裕たっぷりの余生を余力で優雅に送りたいもんだが



ゼンゼンそんな感触はないし



まだまだあくせく働かなあかんようだし



必要としていただける方々もいらっしゃることだし



なにより いろんな夢があるんで(ええとしこいて)



ポスカン(ポスト還暦)も生きさせていただきます 厚顔のままで



ということで メリー・還暦 & ことよろー



*にやにやしてるそこのおわけーの!



こんな日が君にも確実にやってくるんだからね ざまあみろ!(???)

最近 私は携帯をガラケーからスマホに変えた



なんののことはない 料金の問題からだ



電話+メール少々なのに 高いときは2万円に近かった



しかもポイントとかウマミ方面は 家内が総取りだった(ようだ)



機能とかは二の次で 安いという理由だけでスマホにした







案の定 ほとんど使えていない



通話はなんとかこなせるようになったけど



メールはいまだに四苦八苦



ライン? 娘が帰省したら設定してもらおう・・



ところで



カセットテープがブームなんだそうで



はいはい・・  えっ!?



って もうざっけんじゃねーよ と大声で叫びたい



こっちは まだCD止まりで“配信系”に辿り着いていないし



これじゃあ 周回遅れも二周目だぜ!



いままでカセットテープを何十本無駄にしたかは定かでないが



そこに詰まった格闘と悲哀と浪費の歴史は涙なくては語れない



もうやだ! カセットテープにだけは戻りたくない!



ブームの理由は『インスタ映え』だとか



だいたい インスタに辿り着くまで何年かかるんだか・・





脚で漕げなくともなんとか・・



そんな自転車がないことかと ネットで探してました



(脚で漕がないのを自転車というかどうかはさておいて)



ハンドサイクルっていうのがありました



その名の通り 手で漕ぐ(回す)自転車です



ハンドルバーのところに 手で回すペダルが付いていて



三輪車タイプか車椅子にアタッチメントをくっつけるタイプがありました



正直 かなり気持ちは動かされました



動力が手か脚かというだけのことだからです



手でなら そこそこ動かせる自信もありました



でも やっぱちがうんです これ自転車じゃないんです



三輪だと動きが制限されるのも一因ではあるんですが



なんといっても 目線が自転車じゃないんです



ハンドサイクルの目線は 車椅子のと同じだったんです



たかだか20cm程しかちがわないんでしょうが



なんかここは妥協できないんです



二輪で あの目線で 自分の脚で漕ぐ でないとダメなんです



ここんとこ チャリダーさんにはわかってもらえる かな?



っつーか わかってほしいなあ



ということで



まずはトレーニングで脚力を養います この冬いっぱい



あとは・・



数えきれないくらいの難問が待ち受けてます



そこを超えていけば ははは ロードレーサーが待っています



私の親しい知人たちは エアロバイクを漕いだと知って絶句してました



なので ロードレーサーくらいでは驚きもしなくなっています



もっと驚いてもらわないと 張り合いがないんですが・・






愛車をみんなあげちゃったことを後悔している最近のFPさんなのでした

とにかく自転車が好きだ



たぶん地球上の乗物の中で一番好きだ



バイクもイイ あの自由な疾走感は何物にも代えがたい



でも どこへでも行けるかというと そうでもない



1m以上の壁越えはトレールでも難しいからだ



でも 自転車なら持ち上げて軽々越えていってしまう



あくまで人力なのもいい



自分で漕いで 自分でスピードを調整する



風の向くまま 気の向くまま それが自転車



好きなところを好きなように勝手気ままに走れる それが自転車



乗れなくなってもう9年‥ 思いは募るばかり



が 見えたぞ テンボーってやつが



ゴールは高い方がいい



こうなりゃ ロードレーサーまでいったれ!!

今日 リハビリで奇跡が起こった



誰がどう言おうと こりゃ奇跡だ



オレがエアロバイクを漕いだんだよ このオレが



って わからん人には全然わからんだろうが



半身不随の1級身体障害者が自転車を漕いだんだよ



わからん人にはわからんままで全然かまわないんだけど



とにもかくにも ありえない夢のようなことが起こっちまった



苦節9年 ついにやっちまった



オレの夢は 自分の脚で歩くことだ



頸髄損傷の車椅子男には過分な夢だ



元気なうちにi-PS細胞が間に合えば‥ と思っていたが



あっというまに還暦を迎えてしまった



i-PSがまにあったとしても オレの体力が間に合わない



ならば せめて大好きだった自転車にもう一度乗りたい



それが過分のチョイ下の夢だった



サドルに乗り移り ペダルを漕ぐ



健常者には屁みたいなことが オレには極上のハードルだった



道具で何とかしようと いろいろ画策してみたが



空想の世界ですら それはかなわなかった



ほぼあきらめかけていた







リハビリの施設に ちょっと前に 新しいエアロバイクが設置された



そいつは そのサドルの高さが 車椅子の座面とほぼ同一なのだ



これなら車椅子からの移乗ができるかも‥ 胸が騒いだ



マシンの力を借りれば自力で漕げるかも‥ だめもとだ



そして奇跡は起きた



猫でも漕げるほど?の低負荷ではあれど 自力で漕いだ 自力で



ありえない



ありえないことが起きたから奇跡だ



いや ほんとにありえないことなのだ これ



やっちまったんだ DO the キセキ



夢の扉は今日開いた



あとは粛々と前に進むのみ



オレのかっとぶさまを ロードで見られる日も近いぜ 皆の衆!



どぅわっはっは(呵々大笑)



生きててよかった