FPのひとりごと

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突然の訃報というのは 正にこういうのを言うんだろう



私のスポ少の教え子が元日に死んだ 高校3年生 18才でだ



信じられない・・



あだ名は『イノリ』だった 名前をもじったものだ



明るいけれど 口数が少なくて 目立たない子だった



人を押しのけてまで レギュラーになりたい子ではなかった



まじめな子で 練習を休んだという記憶がない



技術も体力も人並みだったが なかなかレギュラーにはなれなかった



同期の子達が 4〜5年生でレギュラーになっていくのを見てて



精神的に辛かったのだろうに おくびにも出さずに練習に参加していた



5年生の後半ぐらいからレギュラーの座をつかんだ



セッターを任せた



でも 最初はなかなかうまくいかなかった



いいトスを上げるのではあるが アタッカーとの呼吸が合わない



すると 気の弱いイノリは 責任を自分でしょいこんだ



でも私は彼女を使い続けた 代わりがいなかったからだ



6年生になって 全国大会予選の前に 米沢に練習試合に出かけた



我がチームは その日絶好調で1セットも落とさなかった



3セット目だったと思う



相手チームのサーブ バックセンターがAパスのサーブレシーブ



セッター(イノリ)は ライト方向を向いていたので



私を含め誰もが ライトにトスを上げると思っていた



相手のブロッカーもライト側にシフトした



が セッターはレフトにバックトスを上げた



高くて柔らかい見事なトスだった



ノーマークのレフトが それを相手コートに叩きつけた



一瞬だけ静寂があって その後拍手が巻き起こった



それは 小学生のレベルとはとても思えなかった



イノリが最高に輝いた瞬間だった



周りの賞賛の声に イノリはちょっとはにかんだ笑顔を見せていた・・





スポ少の雑事を一生懸命手伝ってくれていたお母さん



そのお母さんも 一昨年亡くなった



この春からは 専門学校への進学が決まっていたというのに



なにもかもすべてが これからだというのに



母の分まで生きていかなくてはいけないというのに



なんとも なんとも 慙愧に耐えない



でも



イノリのこと そして あのバックトス



私は一生忘れない



安らかに   

2014.01.06:tnwコメント(0):[メモ/その他]
年末以来 久々に事務所に来てみたら



いやーー 寒いのなんの 冷えに冷えてる



まるで冬の冷蔵庫だ!(←今年もヒネリがない)



エアコンを『急風』にしてみたが 全然効果がないぞ!



って・・



えっ・・



あぁ〜〜



あけましておめでとうございます!!!



喪中や何やかやで ずーっと言ってなかったから 久しぶりだねー



やっぱ 年の初めは これに限る



今年はやりまっせ!(な なにを唐突な!!)



なにをって? なにもかもでんがな あんた!



潮が どんどんどんどん満ちてきてるし



知らないうちに 外堀もイイ感じで埋まってきちゃってるし



もう やるっきゃないでしょ! これは!



『新春に 燃えに萌えてる? アラ還オトコ



赤ちゃんちゃんこは まだ着ないぞ』 (字余り? 字足らず?)

2014.01.04:tnwコメント(0):[メモ/その他]
最近 なんか なんかわからんのだけど





グイグイと キテル みたいな予兆があるんです





それも かなりのインパクトとロットで





実は もう ちょいちょいと きはじめてはいるのですが





ほとんどが 越年して来年以降に結果が出るものばっかりなんです





じらされてはいるのですが 『果報は寝て待て』的に思えてます 





なに言ってんのかわかんねー って?





ですよねー・・





間もなくリフトが頂上に差し掛かる って感じですよ ハイ!





もっとわかんねー って?!





まあ 見事なシュプールをお見せすることになるでしょうから





大いに期待しておいてください





ということで わけがわからんうちに 『よいお年を!!』

2013.12.28:tnwコメント(0):[メモ/その他]
アラ還となり 人間ができてきた(と思っている)FP


めったなことでは 怒らなくなっているのであるが



この年の瀬に来て 一人で憤っていることがある



詳しいことを書き込むことはできないので さわりを・・



知人の女性のご主人は元々病弱で 定年の一年前に退職した



病気の原因は『飲みすぎ』で 膵臓結石からの糖尿病を患ったとのこと



退職後も酒がやめられず 体調の悪化がどんどん進んできたので



心配した奥さんが 病院での診察をすすめたが ご主人聞く耳を持たない



それどころか 逆ギレして また飲酒を繰り返す悪循環



やむにやまれず 救急車を呼ぶが ご主人そこでも駄々をこねる



結局 なかば強制的に入院となり 病院で重症と診断される



1ヶ月して 本人の強い要望で 外泊〜退院となる



そして 家族の目を盗んでは また飲酒・・



奥様 家族がなにを言っても聞かず 逆ギレ・暴言・・



あげくに 足が動かなくなり 呼吸も乱れ 車椅子&オムツ生活



それでも医者には頑として行かないと言い張る・・・・・・・



人間は弱い 病んでるときはなおさらだ



私には痛いほどわかる マイナス思考がやめられなくなるのだ



でも



私が彼の友達なら まず彼を殴る 殴って目を覚まさせる



『オマエの命はオマエだけのものではない!』



『死にたきゃ勝手に死んでもいい!』



『でも 身内に迷惑かけてんじゃねえ!』



『あまったれってんじゃねえ!』  と






昨日 入院したとの由



また 救急車での強制入院だって・・



人間だけだ 自ら命を削るような愚かなことをするのは



心を入れ替えて しっかり治して リハビリにも耐えて



家族に笑顔で迎えられることを切に願っている

2013.12.27:tnwコメント(0):[メモ/その他]
『M理論』ってご存知だろうか?


蝋燭 鞭 縄 ・・ いやいやいや そっちじゃなくて


あ〜ぁ! あの妖しげな闇資金・・ 『M資金』 でもなくて


現代物理学の最先端の理論なんだそうです


いやね 見たんですよ テレビで


BSプレミアムの『COSMIC FRONT』


宇宙もの 理論物理学もの は大好物なんでチェックしたんですが


焼酎のお湯割のせいで 最初に観た時には見事にスルーされましたが


今回 素面で見直してみて いやーー 実に面白い 実に!


物質を構成する最小の単位は 17の素粒子なんだそうだが


この素粒子の正体が『振動するエネルギーのひも』なんだそうです・・


で それは 『十次元』の世界の中で考えられることだそうで・・ ・・


いやね あまりに凄すぎて 理解とかそういう次元を超えてるんですが


口をポカーンと開けながら 受け入れるしかないわけです 私の場合


ひもって・・ まあ ひもみたいな生活だったこともありますが・・


十次元って・・ もうとうにSFを超えてるし・・


やっぱ 理系馬鹿はどうしようもねえなあ と つくづく思うわけです


オレが理数系を制していたら どうなってたんだんだろう・・


なんて思うこともありますが たぶんどうにもなってません


高校の数学で習った微分と積分


今では(というか当時も)一片の記憶すらありませんが


これって ニュートンが開発した計算方法なんだそうです


しかも それは今でも世界中の研究者に使われてるんだそうで


『へーーーーーー』 ってなもんです


私の数学は 中学で止まっています(中学も不完全です)


なんだか 今になって急に 数学を勉強したくなっています


かといって “十次元”に到達するのに どんだけ時間がかかるのかは


『絶望』という二文字と併走しながらの持久戦の結果次第です


いやー でも 微分積分の入口くらいまではいってみたいもんだねえ


今日 ちょっと アマゾンをチェックしてみようっと

2013.12.24:tnwコメント(0):[メモ/その他]
高校1年生のとき 軟式テニス部に入部しました



中学ではバスケ部だったのですが ちょっとレベルが違いすぎムリで



卓球かテニスかで迷って 結局 テニスの方に決めました



でも 新入部員の中で未経験者は僕ともう1人だけ



なので 生来の負けず嫌いもあって 猛練習を自らに課していました



通常の部活の練習後 10kmのランと山道の10往復とかして



休みの日には ほぼ一日中壁打ちをする みたいな・・



夏休み前のある日 カラダが悲鳴を上げてダウンしてしまいました



カラダの右だか左だかどっちか半分が痺れるようになったんです



医者にいったら 「急性腎炎」と診断され 即入院と相成りました



点滴と安静以外は何もない入院生活でしたが



若い看護婦さんとの交流以外は 何も楽しみがない入院でもありました



ちょうど夏休み期間だったので 強い“取り残され感”に苛まれ



孤独と憂鬱と後悔に押し潰されそうな1ヶ月でした



病室の窓越しに 道向かいの鍛冶屋さんの仕事が見えました



白いランニング姿の赤銅色の寡黙なおじさんが



毎日毎日 トンテンカンテン一生懸命汗をかきながら仕事をしてました



今ではもう殆ど見ることができないであろう昭和の仕事の風景だ



狭い仕事場の土間の奥には 日の当たらない茶の間があり



10時とお昼と3時には その茶の間で休憩していた



おじさんは 毎日全く同じサイクルで仕事をしていた 淡々と



決して裕福ではないであろう風情と寡黙なおじさんの日常



なんだかいろんな感情が相まって 僕はすっかり感傷的になっていた



ある日の夕方 いつものように おじさんの仕事を眺めていたら



西の空に夕焼けが広がっていた



それは えもいわれぬ程 息を呑む程の 見事で神秘的な夕焼けだった



赤 オレンジ 紫 黄色・・ まさに光のページェントだった



ちょっとこの世のものとは思えないような光景に



15の僕は立ちすくみ 身震いさえ覚えていた



ひとしきり感動に浸った後 鍛冶屋さんに目を移したら



おじさんは 当たり前のように普通に仕事をしていた 淡々と



「U----m 人生は深いなあ・・」などと得心させられたのであったが



いやーー 人生深いです 想像以上に

2013.12.21:tnwコメント(0):[メモ/その他]