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『鉄道景』その2  駅に待つ

  • 『鉄道景』その2  駅に待つ

 『時季(とき)を刻む鉄道景』の作品紹介第2弾は『駅に待つ』。写真の女性に訊きたいことがある。読んでいるのは何の本ですか。ローカル線に何を求めて来たのですか。木造駅舎にひとり佇んで、何を思うのですか。どんな気持ちで帰ろうとするのですか。

 私もこんな旅の時間を過ごしたい時期があったように思う。そして今でもそんな旅に憧れている自分がいるような気がする。駅で待つ。待つ時間は深い意味があるような気がする。

 

 この日の午前中は天候が不安定で、時折激しい雨が降っていた。

 昼過ぎに西大塚駅へ行ってみると、待合室で列車を待つ人が・・・・。

 お話を聞いてみると、

 午前中に羽前成田駅を訪ねたあと、西大塚駅を訪れてみたという。

 古い木造駅舎でひとり佇む。

 山形鉄道に思いではできたのだろうか・・・・。

 

 

【おらだの会】 お盆の帰省時期は、私たちにとってもお墓参りや親戚回りなどで忙しい時期になります。このため15日(金)は駅茶(旧事務室)はお休みさせていただきます。その代わり8月11日から、作品の一部を待合室に展示しておりますので、どうぞご覧ください。

2025.08.13:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『鉄道景』その1 懐かしい駅舎

  • 『鉄道景』その1 懐かしい駅舎

 蛭川さんの『時季を刻む鉄道景』展の作品を紹介します。最初に紹介するのは「懐かしい駅舎」と題する作品。(一部を省略しています)

 

  休みが続く日の静かな朝

  窓越しに乗客の姿がちらほら

  帰省客だろうか だとすると

  久しぶりに降り立つこの古い駅舎に

  何を思うのだろうか

 

 もうすぐ田舎の旧盆である。駅ノートにも「○年ぶりで帰省した」との記入もみられる。帰省客がこの駅に降り立った時、どんな思いが巡るのであろうか。この作品を見て改めて思った。

2025.08.11:orada3:コメント(0):[イベント情報]

最後の週末パスの旅

  • 最後の週末パスの旅

6月22日

 最後の週末パスの旅で来ました。大正時代からの駅舎でとても趣がありますね。次は雪の降る季節にぜひ訪れてみたいです。(東京都 MS)

 

6月29日 8時15分

 週末パスでフラワー長井線駅めぐり。古い駅舎が残っていると事前に知ってはいましたが、実際に見るとやはり素晴らしいですね。次来る時は事務室が開いている時に来たいです。(清水)

 

6月29日

 神奈川県から週末パスで来ました。東北最古の駅と知り、とても感動しました。(KN駅めぐりより)

 

【おらだの会】 6月で終了する週末パスを利用してのお客さんが大勢見受けられました。長井線に遊びに来てくれた皆さんは、週末パスがなくなると負担がおおきくなるのではないかと心配しています。

2025.08.09:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

アナログな世の中にもう一度

  • アナログな世の中にもう一度

5月31日 雨、風強し

 3年振りに長井市に帰郷しました。あちこちで地面がひっくり返されており驚き! 農地利用の適正化だそうですね。市役所近辺も道路の整備等できれいになっていました。生活圏は様変わりしてしまい、人間臭さといいますか、人の暮らしを垣間見る隙がなくなり、何だか寂しいです。地元を離れた自分が、ノスタルジーに浸れる唯一の街であることに改めて気づかされます。(25歳 AY)

 

 

6月6日 晴れ

 私はフォークソングが好きで、フォークソングの弾き語りの店をしています。初めて成田駅に来てみましたが、まさに1970年代の面影が・・・。名曲「神田川」や「赤ちょうちん」、「旅の宿」のメロディーが聞こえてきます。アナログな世の中にもう一度。

2025.08.07:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

「時季(とき)を刻む鉄道景」展がスタート

  • 「時季(とき)を刻む鉄道景」展がスタート

 7人展の(反省会の)余韻がまだ残っている中で、今週末から「時季を刻む鉄道景」展がスタートします。出品者は福島市在住の蛭川敏(ひるかわさとし)さんです。蛭川さんは2019年頃に山形鉄道を初めて訪問して以来、その魅力に惹かれて通い続けているそうです。その作品は「カマ鉄オモシー組合」と題した自身のブログに掲載されています。

 蛭川さんのブログはこちらからどうぞ

 → カマ鉄オモシー組合

 

 今回はブログに掲載された山形鉄道関係の写真に、撮影当初の思いを綴ったモノローグを添えて、一つの作品として出品していただきました。私たちの心の風景が映し出されているような作品です。どうぞご覧ください。

 『時季を刻む鉄道景』展

 期  間 8月8日(金)から31日(日)の各週末(金・土・日)

      ただし、15日は除きます。

 開場時間 午後1時半から午後4時まで

2025.08.05:orada3:コメント(0):[イベント情報]