宮内駅には面白いものがたくさんある。「黒板アート」や「新幹線の乗り物」は以前紹介しましたが、駅長室にはもっとすごいものがありました。
駅長室に入るとまず目に飛び込んで来たのが、歴代の新幹線が勢揃いしたプラレール。しかもちゃんと銘板が付けられていた。その奥には、モッチーがデザインされた記念列車のヘッドマーク。さらに驚いたのは、グッズを購入すると山形鉄道オリジナルのペーパークラフトや鉄道カードがもらえるという豪華なおまけ付きだった。
雪が融ければモッチーのお墓にお参りして、駅長室でモッチーのグッズに囲まれながら、思い出を辿るのも素敵な時間かと思います。なお駅長室は月曜日、水曜日は定休。オープンは午前9時半からになってますのでご注意下さい。
【おらだの会】駅員さんにお聞きしたら、黒板アートを描いてくれた方も、新幹線の模型を提供してくれた方も山形県置賜支庁の職員さんだそうです。すごいですね。
宮内駅の黒板アートはこちらから
→ 宮内駅の黒板アート:おらだの会
必見! 宮内駅の駅長室
春分の日 成田駅細見
今年は田舎人にとっても、大変な大雪でした。広場前の除雪の山が、まだこんもりとそびえています。さらにここ数日は強風が吹き荒れ、正面玄関の戸が吹き飛ばされ、ガラスが割れてしまいました。ホームにも防雪林の杉の葉や枝が山積みになっています。
この光景は、4月6日予定の雪囲い撤去と清掃作業の時までお楽しみ(?)いただけます。なお2023年の3月24日には、十月桜が咲いていたようです。今年はどうでしょうか。
→ 成田駅も開花!:おらだの会
「10万分の1」の応援
卒業式のシーズンである。テレビ番組でも「卒業」をテーマにした懐かしい歌が流れてくる。私の好きな柏原芳恵さんの「春なのに」もその代表曲として紹介されていた。
今冬のドカ雪被害を乗り越え、4月には桜の観光シーズンを迎え、希望の季節が来るかと思われた。そんな時、山形鉄道が1億円を超える額を詐取されたとの報道が流れた。特殊詐欺がネットバンキングという一般的な金融取引を悪用していること。そしてそれが身近な企業に対して向けられたことに衝撃以上のものを覚える。
1億円はとてつもなく大きな額であるが、社員が受けたショックはそれ以上であったかと思う。何もすることができないから、せめて千円のフリー切符を購入して、10万分の1の応援でもしようかと思う。春なのにとため息をついている社員の皆さんが、少しでも笑顔になるように。
14年目の春
2025年3月11日、あれから14年目の春が来ました。被災された皆さんにはまだまだ大変な状況かと思いますが、頑張っていただきたいと思います。
2011年は羽前成田駅とおらだの会、そしてフラワー長井線にとっても大きな出来事のあった年でした。大震災の発生から1ヶ月後、米屋こうじさんの声掛けで「東北の鉄道応援チャリティ写真展」が西大塚駅で開催されました。6月には羽前成田駅の第1期修繕工事が行われます。昔の姿が蘇った駅舎で、広田泉さんによる「元気が出る鉄道写真展2011」が開催されます。それらは山形鉄道の野村社長の後押しがあって実現したものでした。
2011年のこの出会いがなければ、今日のおらだの会の活動やフラワー長井線の姿もなかっただろうと思います。けれども広田泉さんは2022年3月、そして野村元社長はつい先日旅立たれました。来年はおらだの会設立30年を迎えます。お二人が残されたメッセージを心に刻みながら、また一歩「ここから始めよう」と思います。
・ローカル線は地元の人に愛されなければ残っていけない。
・社員(地元)の人にこそ、フラワー長井線の本当の良さに気づいてもらい、自分たちの鉄道を好きになって欲しいと思う。
キュンパスを利用して
JRのキュンパスを利用して千葉から鉄印を集めるために来ました。とてもレトロな駅舎に惹かれて羽前成田駅に寄ってみたくなりました。みなさん元気で頑張ってください。寒さ、雪に負けずに! (by 市原からの旅人)
2月26日
キュンパスを使って上野から来ました。雪が降っていることを期待しましたが雨でした。雪が駅舎に積もっていて良い感じになっていました。最高!! 駅舎には雨の日の古い家のにおいがして懐かしい気持ちになりました。古き良き駅舎が長く残るよう願っています。(A.T)
【おらだの会】東北新幹線で接合部の不具合が発生して、3月7日から山形新幹線も福島・新庄間の折り返し運転となりました。春休みの帰省や異動の時期を迎え、その影響が心配されます。(写真は待合室に展示されている切り絵作品です。)