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米屋さんは今いずこ?

  • 米屋さんは今いずこ?

7月6日

 2019年以来、6年振りに訪問、古き良き木造駅舎が前回同様大切に保存されていて感無量。願わくば永遠に保存されてほしいなぁ。

 

7月6日

 約2年ぶりの訪問。どこの路線でも古い駅舎、特に木造駅舎をいつまでも残して欲しい。施設維持に尽力されているすべての皆様に感謝(福島県 水野) 追伸:米屋さんは今いずこ?

 

 

【おらだの会】地域おこし協力隊の米屋さんは、週一ペースで羽前成田駅においでになり、駅のそうじや電話での応対に忙しく勤務されております。なお米屋さんは以前から黒電話の携帯がお好きなようです(笑)。写真はNanaさん提供。

 → 米屋先生の熱血授業 その2:おらだの会

2025.08.23:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

『鉄道景』その6 ミルク色の夜明け

  • 『鉄道景』その6 ミルク色の夜明け

 ミルク色の夜明け

  見えてくるまっすぐな道。

  忘れないよ、この道を。

 

 作者の蛭川さんに、今回展示された作品の中で一番思い入れのある作品はどれですか、という大変失礼な質問をしたところ、蛭川さんはこの「ミルク色の夜明け」だと教えてくれました。「今回の展示が決まった段階で、出品作品として最初に浮かんだのがこの作品です。」と。「納得する乳白色を出すために何回もプリントし直しました。」とも。

 「ミルク色の夜明け」には、題名を含めてたった3行の文しか添えられていない。そのことを尋ねると、「これは『フランダースの犬』というアニメの主題歌の一節です。大好きだった物語とその主題歌をイメージした作品を撮りたかったのです。」とのこと。

 

 通学列車に向かう女生徒は、今はどうしているのだろう。希望へと続く道は見えているのだろうか。通い続けたこの道を忘れないでいてほしいものだ。蛭川さんにお話を伺った後に、そんな思いがよぎった。

2025.08.21:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『鉄道景』その5 フラワー長井線まつり

  • 『鉄道景』その5 フラワー長井線まつり

 『時季(とき)を刻む鉄道景』展で次に紹介するのは、「フラワー長井線まつり」。蛭川さんは、「もっと良い写真を撮りたかった」と語っていましたが、前回の「感謝を込めて」と同様に蛭川さんの人柄や思いが伝わる作品だと思います。特に最後のフレーズの乗客と車掌さんの情景は、私たちがこれからもずっとずっと残していきたい情景です。(今年の長井線祭りは10月25日(土)の予定だそうです。)

 

  この駅の魅力は、

  大正時代に作られた

  古い駅舎というだけでなく、

  地元の多くの方々によって、

  駅を守る取り組みが、今も続けられている、ということ。

  見送る乗客に

  手を振って応える車掌さん

  それを見ているだけで心が和む。

 

2025.08.19:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『鉄道景』その4 感謝を込めて

  • 『鉄道景』その4 感謝を込めて

 『時季を刻む鉄道景』の作品紹介第4弾は、「感謝を込めて」。これは成田駅のホームに飾られていた風鈴を見て、2021年9月5日に投稿されたものです。風鈴には「山形鉄道の皆さん がんばってください」と手書していました。この記事を見て、私たちの活動を優しく見守ってくれる人がいることを感じたものでした。この記事は、おらだの会と蛭川さんとの交流のきっかけになったものです。

 → 感謝を込めて - カマ鉄オモシー組合

 

 「感謝を込めて」とのタイトルに、先の7人展の結びの言葉を思い出した。「『応援する』ということは、『感謝する心』から生まれるものかもしれない。この企画展の結びに伝えたい。山形鉄道の皆さん、ありがとう! 頑張れ! 山鉄!」と。

 → 『7人展Ⅸ』の結び 頑張れ!山鉄:おらだの会

 

 感謝を込めて

  ホームの軒先に下げられた風鈴。

  風が時折、短冊を揺らす。

  古い駅舎ではあるけれど、

  地元の人々によって、

  いつ訪れても手入れが行き届いている。

  そして、

  それは駅舎を大切にすることだけでなく、

  ここで山形鉄道で働く人々にも

  同じ想いが向けられていた。

2025.08.17:orada3:コメント(0):[イベント情報]

『鉄道景』その3  色の交わり

  • 『鉄道景』その3  色の交わり

 『時季が刻む鉄道景展』紹介の第3弾は、「色の交わり」。今回の作品は、ブロガーというよりは写真家の姿が感得できるような作品である。夜明け前のほんの数時間あるいは数分間の景色の変化が鮮やかにとらえられているように思う。写真展のタイトル風に言えば、「瞬間に移ろう鉄道景」となろうか。そして最後の「偶然の色の交わりがあまりに見事だった」との言葉は、鉄道景に向けられているのだろうと私は勝手に想像するのである。私はその一文に作者の人となりを感じるのである。

 

 色の交わり

  日の出まで

  まだ1時間ほどあるが、

  見た目では真っ暗な空を

  撮影して画像をみると

  うっすらと紫色に

  踏切のオレンジ色の灯りとの

  偶然の色の交わりが

  あまりにも見事だった  

 

2025.08.15:orada3:コメント(0):[イベント情報]