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伊藤桃さん来訪

  • 伊藤桃さん来訪

 鉄道アイドルとしてたくさんのファンを持つ伊藤桃さんが羽前成田駅に来てくれました。今回が3回目の来訪になります。

 

 彼女にどうしてこの駅が好きなのですか?と質問しました。第一は古い駅舎が好きだとのこと。それは歴史のある建物には余白があって、そこにいると自分の居場所と想像が広がる空間があるのです。それは古民家やお城などと同じように、そこに生きていた人々の思いが感じられるからだと思うのですとのこと。

 

 加えて語ってくれました。私は古い建造物以上に、その駅を守っている地元の人たちの生き様に惹かれるのだと思います。ローカル線を守っている地元の人たちを応援したいんです、とのこと。

 

 JRキュンパスで来てくれた彼女との2時間の何とも楽しかったこと。田舎の爺さんたちは、自分の子や孫に近い年齢の彼女から元気をもらったのでした。また会える日を楽しみにしています。

 

 

2024.03.02:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

どら焼きがおいしかった!

  • どら焼きがおいしかった!

2月24日 11:24~12:01

東京から来ました。100年残り続ける駅舎の雰囲気が、素敵です! 管理されている方に感謝!

 

2月27日(火) 天気:雨のち晴れ

出張で東京から来ました。近くで買ったどら焼きがとてもおいしかったです。成田駅の雰囲気も良く良い町です。

 

 

【おらだの会】おいしかったのは日進堂さんのどら焼きだったのではないでしょうか。写真は2月27日の駅前の風景です。2日間ほど降った雪も、今は消えてしまっています。

2024.02.28:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

ちいさなきかんしゃ

  • ちいさなきかんしゃ

 絵本「でんしゃがいっぱい」に続いて、本棚の奥から出てきたのは紙芝居「ちいさなきかんしゃ」である。この紙芝居は昭和62年(1987年)の刊行であり、今も人気の「きかんしゃトーマス」が最初に放送されたのが1984年であり、これとほぼ同時期の作品である。

 

 登場人物はコッペル君とダブスン君という2台の機関車である。機関車の名前はそれぞれドイツのコッペル社、イギリスのダブス社からとったものらしい。コッペル君は以前から働いている小さな機関車である。大型の機関車ダブスン君が登場すると、コッペル君の出番はなくなり車庫で休む毎日。ダブスン君から「じゃまだどけどけ」と意地悪をされることも。

 

 大雪が降ったある日、ダブスン君が峠でスリップして前に進めなくなった時に、コッペル君が応援に行くことになる。助けてくれたコッペル君に、ダブスン君が「コッペルありがとう、なかよくしてくれね」と言い、コッペルも「ダブスン、ぼくたちともだちだね」と語る場面で終わるのである。

 

 この紙芝居を改めて読み返すと、高齢社会の一翼を担う我が身とダブってくるものがある。果してこれから、「ぼくたち一緒に生きる仲間だよね」と言い合える場面はあるのだろうか。それはさておき40年たってこの紙芝居を読み聞かせる機会があるのだろうか。その時の心境はどんなものであろうか。

 

2024.02.25:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

久しぶりに冬

  • 久しぶりに冬

雪が降って 久しぶりの冬が来た

 

何故か懐かしい冬の色

 

久しぶりの雪景色に

 

いつものように汽車が来た

2024.02.22:orada3:コメント(0):[停車場風景]

防雪林のこと

  • 防雪林のこと

 写真は今年の2月1日に倒れた杉の根元である。根回りは2メートル近くあり、防雪林の中でも太く、頑丈そうに見えた巨木の一つであった。しかしながら根元は、ご覧のように空洞になっていたことがわかる。

 

 この2年ぐらいの間に、倒木による運行遅延事故が3回程発生している。これまでは枝の一部や割合と細い幹が折れていたので、単に強風の性だろうと思っていたが、今回の状況を見ると防雪林全体が脆弱になっているのでないか、と思えてくる。冬の葉山下ろしから線路を守るために植えられた木々が、100年の歳月を経て力尽きようとしているのかもしれない。

 

 「長井線の今昔」を著した故小口昭氏が、最後の貢で「長井線に在る防雪林は文化財的な価値があり残しておきたい」と記している。樹間から差し込む夕陽の素晴らしさを思い、小口さんのメッセージに共感しながらも、倒木が示す目の前に迫った現実の厳しさに圧倒されるようだ。

 

 

(60)小口昭さんのメッセージ(平成26年):おらだの会 (samidare.jp)

停車場憧憬 西の山から:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2024.02.19:orada3:コメント(0):[停車場風景]