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フラワーの想い出帳 (その3 「楽しいひと時の中で」)

  • フラワーの想い出帳 (その3 「楽しいひと時の中で」)

 私が山形フラワー鉄道に乗るのは2回目。今回は米屋先生のおかげで、羽前成田駅前おらだの会の皆様や駅舎を慕って全国から集まる皆様と、駅舎での親睦会など楽しい時間を持つことができました。鉄道が好きだったり、鉄旅が好きだったり、ローカル線が好きだったりする私たちなので、「初めまして」でもすぐに打ち解けてつながることができるのは自然なことです。「鉄道は人と人とをつなぐ」。そんなことを木造駅舎の中で、改めてジンワリと感じました。

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 そんな楽しいひと時の中で、沿線の方から、駅舎を守っていく担い手について憂うお話を伺いました。私たちが生まれる前からあった木造駅舎たちの未来はバトンを渡す次の世代の力を必要とする日が必ず来ます。きっと多くのローカル線も同じような憂いを抱えながら、日々頑張っているはず。日頃私がよく通っているローカル線の姿も浮かびました。

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 20日は「フラワー長井線まつり」で、朝から2両に増設された列車が走り、車内は小さなお子さん連れのご家族の笑顔で一杯でした。これからも沿線にその笑顔が続くこと、沿線の未来を担う若い力がつながっていくことを心から願っています。そして今度は、沿線の鉄道風景を写真におさめにフラワー鉄道沿線にも伺い、おらだの会の皆様にもまたお目にかかれれば!と思います。ありがとうございました。(M.S)

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【おらだの会】 今は、やれるだけやるしかないかなと思います。皆さんとの出会いや交流が、私たちにとってはとても大きな励みになっています。写真の女の子がどこに向かって行くのか、こちら(地元)を振り返ってくれるのか気になります。

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2024.11.05:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

フラワーの想い出帳 (その2 「空は広いんだ!」)

  • フラワーの想い出帳 (その2 「空は広いんだ!」)

 羽前成田駅を訪れてのファーストインプレッションは、「空は広いんだ」。羽前成田駅での懇親会、芋煮会では美味しいお料理、美味しいお酒をいただきました。何よりもおらだの会の皆様のホスピタリティに感動しました。

 

 また厳しい経営環境にあるローカル鉄道の維持、発展に向けた芋煮会や写真展などのイベントの開催。駅舎のリフォームや周辺の草刈りなどの奮闘努力を伺い、目の当たりにして、深い感銘を受けた次第です。

 

 以来、また訪れたいなと思う日が続いております。春秋のイベントの際など、お知らせいただければ幸いです。(A.W)

 

 

【おらだの会】 私たちは周囲の山には目が行きますが、空の広さなどは意識せずに過ごしています。「空がこんなに青いとは」という歌がありましたが、写真家さんにとっては空の色や雲の流れは、とても大事なポイントになるようです。改めてこの広い空を眺めてみようと思います。今度はぜひお花見会においでください。桜越しに眺める空の印象をお聞きしたいと思います。

 

2024.11.03:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

フラワーの想い出帳 (その1 「駅舎とシャボン玉と・・・」)

  • フラワーの想い出帳 (その1 「駅舎とシャボン玉と・・・」)

 10月19日と20日、グループでおいでになった皆さんがいました。鉄道写真家 米屋こうじさんが講師を務める写真教室の生徒さんたちです。長井線に乗車されるのは初めてという方がほとんど。ましてや地元の私たちと駅舎で宴会をし、芋煮会をするというのは全くの初体験だったと思います。そんな皆さんにお願いして、ツアーで撮られた写真と感想などをお寄せいただきました。「フラワーの想い出帳」として順次ご紹介していきます。トップバッターはこの方です。

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  よく乗り、よく撮り、よく食べ、やや飲んだ。そしてよく笑った2日間でした。(A.N)

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【おらだの会】 20日の芋煮会が始まる前、駅前の広場に子供たちの歓声が上がり、駆けまわる姿がありました。よく見るとシャボン玉がふわふわ飛び交い、子供たちがそれを追いかけているのでした。シャボン玉には子供たちの夢や希望がたくさん包まれているようにもみえました。

 A.Nさんの作品からは、100歳を超えた爺さん駅舎が、子供たちの走り回る姿をニコニコしながら眺めているように見えます。子供たちのこんな姿をいつまでも残していきたいものだと改めて思いました。シャボン玉の吹具などは撮影ツアーでおいでになったNさんが持って来てくれたとのことでした。Nさん有難うございました。

2024.11.01:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

木造駅舎の魅力 (「旅と鉄道~木造駅舎紀行」から)

  • 木造駅舎の魅力 (「旅と鉄道~木造駅舎紀行」から)

 「旅と鉄道(イカロス出版)」の10月号は、木造駅舎紀行と題した特集であった。その中に、私が今まで探していた「木造駅舎の魅力」への示唆が多くありましたので、抜粋して紹介したいと思います。

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 「木造駅舎から感じられる『懐かしい』とはなんだろうか。」という、私と同じ疑問に対して、「駅舎という媒介を通じた街や人、歴史との優しいつながり、そしてそこから伝わる手触りかもしれない。」と述べられています。また「並列する時間と物語」の見出しが付けられた章では、木造に焦点を当てた考察がなされています。

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///今でも印象深く思い出されるのが『木造駅舎の夜』だ。…略…。今にして思えば、過去と現在を同時に見る、ある種のタイムトリップを初めて体験した瞬間だったように思う。…略…。木材はそれなりにメンテナンスも必要だから、修繕しながら大切に使い続けるという姿勢も木造駅舎に独特の威厳を持たせている要因なのかもしれない。『年輪』ではないけれど、木には時間の経過を記録する性質があるように思う。…略…。大切に使い続けられた『物』というのは、人の思いが宿り、より有機的な存在になるのではないか。///

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 かつて成田駅に来た女性が、「逢いたい人に会えそうな場所だね」と語っていた。それは人々の思いが長い年月を経て蓄積され、刻まれた空間の中で湧きあがった感情なのかもしれない。そんなことを思いながら、待合室に一人、身を置いてみるのも良いかもしれない。

2024.10.30:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

木造駅舎めぐり

  • 木造駅舎めぐり

 長井線祭りの前日にローカル線を考えるシンポジウムが行われた。そのパネラ―として参加された平成筑豊鉄道の河合社長が、成田駅の芋煮会にも来てくれました。同鉄道の湯須原駅(大正元年開業)では、毎月1回イベントを継続することによって、鉄道利用客が増加したそうです。成田駅はおらだの会のメンバーが事業を実施していますが、湯須原駅は会社が主になって実施しているそうです。河合社長は「(木造駅舎は)東の羽前成田、西の湯須原駅と言えるようにしたいですね」と語ってくれました。

 

 ブログ仲間の方から、「旅と鉄道」10月号の特集は「木造駅舎紀行」であって、その1ページ目に羽前成田駅が掲載されていることを教えてもらいました。その雑誌の中に、木造駅舎の魅力について示唆に富む記事たくさんありましたので、次の機会に紹介したいと思います。ちなみに湯須原駅は西大塚駅と共に、「いま訪れたい木造駅舎100選」に選定されていますのでご覧下さい。

  → フラワー長井線まつり - カマ鉄オモシー組合

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 以前、「西大塚駅を木造駅舎の聖地にしたい」という夢を紹介しましたが、全国の木造駅舎を巡る旅、木造駅舎を守る人たちの集いがあっても面白いのではないだろうか。全国とは行かなくとも、羽前成田駅と西大塚駅を巡る旅も奥深いものがあるように思うがどうだろうか。

  → 駅に集う人々(西大塚駅 その1):おらだの会

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2024.10.28:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]