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海づくり大会とお召し列車

  • 海づくり大会とお召し列車

山に囲まれて暮らしているとここが海有り県だということを忘れてしまいがちなのですが、庄内に豊かな海を抱える山形県です。

実家の母が夏に山形へやってきたときも、県庁に設置された「海づくり大会」の看板を見てうっかり「なんで?」。

母は海が好きで以前から「海づくり大会」の存在をも知っているというのに、この失言。

ですが、生まれも育ちも山形という我が家のジイチャンを見ると、きっと海など意識せず95年生きてきたのだろうと思えてきます。

山形の4地域で風習、文化などに違いができるのも当然なのよねとも思ったり。

さて、この海づくり大会には天皇皇后両陛下も臨席され、大会会場の酒田から稚魚の放流会場のある鼠ケ関までお召し列車で移動されたとのこと。

庄内浜の海岸線を走る列車。

ただの過客であれば車窓を楽しむに違いないところ、両陛下は沿道で手を振る人々に応え続けたのだそう。それもほとんど座ることなく。

庄内でこのお召し列車を見送った人々は、気持ちよく豊かな海づくりを盛り上げていこうと思えたことでしょう。

私は内陸で、森、山、川を通じての豊かな海づくりを意識したいと、そう思いました。

昨年の天皇皇后両陛下の山形私的訪問でなんともいえない元気をいただいてますしね♪

(写真は、山形新聞 2016年9月12日付)

2016.09.12:pokonyan:コメント(0):[特産品]

秋の気配と新品種のお米

  • 秋の気配と新品種のお米
残暑厳しい日が続きますね。

プールへ行きたくなってしまう日もまあるくらいですが、田んぼの稲は首を垂れて、蕎麦の花もまもなくおしまい。

目線をあげて街路樹を見れば木々は黄味を帯びてきています。

来月にはいよいよ稲刈り。短い秋が駆け足でかけていくことでしょう。

さて、そんな中、県では2年後(2018年)の秋デビューする新品種のお米、山形112号の名称を絶賛募集中。

http://www.yamagata.nmai.org/112go/

新品種のお米は粒と噛みごたえが特徴だそうですが、それを連想させるような名前…。

なかなか浮かびません (^_^;)

名前は文字数が10字以内であれば、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットと自由な発想で好きに考えて良いそうですが、過去の事例を見ると6文字以内に収めるのがよさそう。

http://shonai.zennoh-yamagata.or.jp/situmon/fqa/s_3.html#6

あ!閃いた!

そんな時は、急げ急げ。今月末で募集は締め切られます。
2016.08.24:pokonyan:コメント(0):[特産品]

デラウェアで干しぶどう

  • デラウェアで干しぶどう
立秋が過ぎ、夏の短い山形はどことなく秋の雰囲気を帯びてきたようにも感じますが、

やはり毎日毎日暑いですね。

連日、涼を求めジプシーのように図書館、プールへ繰り出しております。

その合間に友達の義理のご実家(子どもの友達のおばあちゃん宅)でデラウェアをたくさんとらせていただき、さらには冷房の効いた家で寛ぎつつお昼ごはんまでごちそうになるというありがたい時間を過ごしました。

2時間くらいの滞在でしたが、ここ数日の疲れが飛んだよう。いいリフレッシュタイムでした。

そして、いただいたデラウェアはあちこちおすそ分けしつつ、一部はレーズン作りにチャレンジ。

要は干して干しぶどうにするわけなのですが、昨年友達が作ってみてカビさせてしまったというので私なりに工夫を施しました。

1. デラウェアの風通しがよくなるようにいくつかに切り分ける

2. 洗い水気をとる(洗わない、塩水で洗う、水道水で洗うなどやり方はいろいろですが、うっすら塩を入れた水で洗ってみました)

3. タコ糸で吊るす

4. 落ちてもいいようにネットの中に干す

5. すでに房からとれてしまったブドウはクッキングシートを敷いたその上に並べて干す

何日干せばいいのかは、今後のお楽しみ。今日は暑いばかりでなく風も強いのでよく乾くのではないでしょうか。

リフレッシュ上がりのレーズン作り。

こんな日ばかりはお日様カンカン暑くなれ~とゲンキンなものです。
2016.08.09:pokonyan:コメント(0):[特産品]

鬼灯

  • 鬼灯
  • 鬼灯

鬼灯、酸漿(ほおずき)

ナス科の多年草。

これまでは、ほおずきと聞くと、浅草のほおずき市(7月9日、10日)やお盆の飾り付け、笛を作ってみようとしてまずい思いをしたことなどを思い浮かべていたのですが、

昨年、一昨年あたりから食用ほおずきを見かけることが多くなってきました。

子どもの友達のお弁当に入っていたり、実家の母が産直で見つけては買い求めていたのです。

甘いミニトマト感覚と聞いていましたが、安くもないので買い控える私。

そして今年。

寒河江の産直で「食用ほおずき(大玉)」と書かれた苗を発見、即購入。

その直後に「野良だけど上山のほおずきの苗があげるよ」と知人から連絡が入りました。

上山のほおずき???
在来種?
何か特別?

とハテナマークで頭がいっぱいになりつつ、買ったものとは違うもののようだといただくことにし、

ちょうど上山の友人に会ったので調査。

在来種、上山の温泉旅館でも季節になると夕食に提供、上山市の特産品として売り出し中ということがわかりました。

山形に来てからより身近な植物となったものは数知れず。

食用ほおずきもその一つとなりました。

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2016.07.06:pokonyan:コメント(0):[特産品]

筍で鯛

  • 筍で鯛
  • 筍で鯛

山形ではよく見られる物々交換的な経済活動。

今回は筍が真鯛に化けました。

もちろん交換をねらっていたわけでは全然なく、余剰筍をお隣へ持っていっただけの話。

余剰筍ではあるのですが、そこはいつも迷惑をかけてるあの方へという心理が働きます。

子どもたちが不法侵入をしようとも、友達が塀に車をこすっても「気にしないで~。お互い様だよ~。」とニコニコのご近所様。

とてもありがたいことです。

お言葉だけでありがたいのに、釣りたての真鯛をいただいてしまいました。

新聞紙の包みをあけると笹の葉に包まれたきれいな真鯛の切り身。

「刺身はマグロがいい!」とか「お刺身は苦手~」と言っていた子どもたちの箸が止まらないほど、プリップリでおいしかったです。

自分の労力だけでのお裾分けは気楽なうえ、ご近所交流にも一役買ってくれるます。

お刺身大好き、釣り好きの長男はお隣のご主人がグッと身近に感じたようです。

2016.06.13:pokonyan:コメント(0):[特産品]