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あけび

  • あけび

今年の秋はあけびが豊作で、我が家にもおすそ分けがまわってきます。

あけびは中の甘い部分を口に含んで種をププーーッと吐き出して終わりという地域と

山形のように中は捨てて皮部分を食べるという地域にわかれるようです。

以前の私は前者だったのですが、山形移住後は両者になり

最近は種を出すのが面倒で・・・ 後者 + α ということで

中の甘い部分を調味料として使うことにしました。

あけびは肉詰めや味噌炒めで食べるのはポピュラーかと思うのですが、

我が家ではもっぱら味噌炒め。

その際、砂糖の代わりにアケビの種の周りの白いのを使うというわけです。

アケビの中の部分をザルへ入れてスプーンの背で押してやると白い部分だけが濾し落とせます。

それを味噌と一緒にフライパンへ。

ちゃんと甘みそ風味の炒め物に変身。

優しい甘さでおすすめです。

知人は、あけびといったらぬか漬け、と言っておりまして、ちょっと想像がつかないのですが、ゴーヤのぬか漬けもあるしアリなのかな、、と。

もしかしたら糠床にあの甘い部分を入れるだけ、なのかな?

今度ゆっくり聞いてみたいと思います。

2015.10.08:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

硬い小豆

  • 硬い小豆
寒さ暑さも彼岸まで。

秋が深まりつつある山形です。

お彼岸といえば、春はぼたもち、秋はおはぎを

彼岸の入りもしくは中日に作るのが恒例だったのですが、

今年は戸田屋さんで購入しました。

というのも、買って一年も経たない小豆なのにいくら茹でても軟らかくならず、あんこらしくなってくれなかったのです。

冷凍してお赤飯用にでも回そうかと思ったのですが、なんとなくあんこスイッチは入ったまま。

作戦変更で、無理矢理潰すことにしました。

すり鉢とすりこぎで小豆をあらかた潰した後、ハンドミキサーでグワーン。

ボソボソ感は残っていますが、長男のOKが出たのでよしとしました。

さらには冷凍。

冷凍すると軟らかくなる性質のものも多々見かけるので、試し中です。

あとから調べたところでは、硬い小豆には重曹が効果的だとか。

老舗の和菓子屋、虎屋では硬い小豆でなくても重曹を使用しているようです。

https://www.1101.com/toraya/2013-02-18.html

ふぅ!

ため息がでるほどおいしそう。

おいしいあんこでおはぎを作り、ご先祖様と生き仏様を喜ばせたいものです。

2015.09.25:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

サマーティアラ 実用編

  • サマーティアラ 実用編
  • サマーティアラ 実用編
まだまだ出荷量が少なく一般消費者へは届きにくい夏秋いちごのサマーティアラを入手しました!

グリーンショップはらだで取り寄せ可能という情報を得ていたので、娘の誕生日一週間前に発注。

サマーティアラは箱入り娘で、30粒入り、35粒入り、36粒入りというラインナップ。

お店にはいつも置いてあるのか、粒の大きさの違いを見せて教えてくれました。

お値段は

30、35粒入りは950円(税抜き)

36粒入りは750円(税抜き)

若干の価格変動はあるそうですが、こんな価格帯です。

小粒の品種なので、一番大きい30粒入りでも500円玉より少し大きい程度。

果物は大きいほうがおいしいという母の言葉を思い出し、30粒入りをお願いしました。

そして、手元に。

我が家では、スライス、丸のままと半々でサマーティアラを使用、ミルクレープにすることにしました。

スライスすると、

断面はきれいなイチゴ色。

いい香りです。

お味は、酸味が強めなのでつまみ食いの子どもたちはすっぱい顔に。

ほんのり甘いクレープ生地、生クリームとの相性はなかなかで、爽やかな仕上がりとなりました。

ところで、思わず家で作ったミルクレープの原価計算してしまいました。

8人分くらいの大きさで2000円ちょっと。

買うより安いしおいしかったのはよしとして、商売をするとしたら大変ですね。

ケーキ屋さんはもっと安く材料を仕入れてるのでしょうが、サマーティアラフェア期間中のケーキはお得なのではないかと気づいた次第です。

県が補助してるのでしょうか。

補助なしに売り出せるくらい生産が広がると嬉しいなぁと思うのでした。
2015.09.19:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

サマーティアラの現実

  • サマーティアラの現実
  • サマーティアラの現実
山形県が力を入れている果物の一つ、夏秋いちご(かしゅういちご)のサマーティアラが旬を迎えました。

夏、秋に食べられる国産のいちごとあって、期待を胸にサマーティアラ スイーツフェアのオープニングイベントへ足を運んできました。

そこで初めて知った現実…

■サマーティアラが登場してすでに十数年の歳月が流れていること

→ようやく安定的に生産できるようになってきた?

■生産量が少なく一般流通はないこと

→主に製菓店へ販売され、産直所やスーパー、小売店には並ばない
→農協職員の人も滅多に目にすることのない幻の果物
→グリーンショップはらだではお取り寄せ商品

■意外と小粒

→いちごは大粒が主流になってきているので小粒に感じます
→500円玉くらいの大きさ

■実がしっかりしてる

→アメリカ、カナダの夏いちごはちょっと触れただけで手や服が赤く染まるが、サマーティアラは崩れずギュッとしてる感じ

■酸味がある

→甘いのを作る傾向にある果物において、酸味が特徴的
→すっきりさっぱりさわやかな甘さ

■洋菓子に良く合う

→すっきりした酸味が洋菓子の甘さとマッチ
→こだわりのあるパティシエにこそウケがいいのだそう
→いちご大福にしてもおいしそう

さて、再来週の娘の誕生日にいちごのケーキを作ろうと思っていたのですが、シーズン中産直所に行けば買えるというものではないことが判明。

作戦を練らなければ。

うまく調達できなかったときの最終手段は、

スイーツフェア協賛店でサマーティアラのケーキを買う、でしょうか…。
2015.09.05:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

防災の日

  • 防災の日

今日は防災の日。

関東以西では新学期というところも多いでしょう。

小学、中学時代は始業式と避難訓練がセットだったような気がします。

また、近所に住む祖父から関東大震災当時のことを聞いたものです。

当時子どもだった祖父は被害の少なかった埼玉・熊谷から、東京の親戚のところまで支援物資を運んだのだそうです。

いま自分が山形に住んでいて思うことは、首都直下型地震がきたときの後方支援をどうするか。

首都圏に住まう親戚に支援物資を運んだり、避難してきたときの受け入れ態勢を整えるためにどうしておくべきか。

はい、自分が被災するという意識は抜けてます。

普段からガソリンさえ車に入っていれば、最悪でも数キロ歩ける脚力があれば大丈夫と思い込んでいます。

もしものときは、夫の実家へ!

小屋には1年分の野菜と米。

水は井戸水。水のくみ上げは電気ポンプですが、災害時一番復旧が早いといわれる電気が通じれば使えます。

お風呂は薪。

もちろん炊き出しもできます。

家や小屋が倒壊しても・・・自分たちが無事に避難できていればなんとかなるでしょう!

ご近所ネットワークもありますしね。

そんなわけで都市部の心配はしても自分のことがおろそかになりがち。

何かプラスアルファの防災意識をもつとしたら、便利すぎる生活より少しくらい手間をかけるのは当たり前という生活を心がける、ということでしょうか。

出来合いのものを買うより手作りしたり、薪を作ったり、火おこしをしたり。

普段からやっていれば災害時もすんなり頭と体が動きそうです。

さらには畑があればこんな強い味方はありません。

いまは夫の両親に甘えていますが、おいおい畑作をすることが一番の防災対策かなと思うのでした。

2015.09.01:pokonyan:コメント(0):[たべもの]