成田自治会や駅協力会の尽力によって実現した駅前広場の舗装工事は、工事検査を待っている状態のようです。それまでは幅2メートル程、車寄せまで真っ直ぐに簡易舗装されていました。駅協力会の役員方が、市に何度もお願いして整備してもらったということです。その後、成田絆祭りとして黒獅子に来てもらった時には、草履履きの獅子連中には可哀そうなぐらい礫がゴロゴロした状態でした。それを見たおらだの会の宮崎前会長が「舗装してもらわんなね!」と語っていたことを想い出します。先々代からの思いがこもったこの風景が、駅舎と共に歴史を刻んで行きます。
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New・致芳ふるさとめぐり
駅前広場の入り口に新しい「致芳ふるさとめぐり(羽前成田駅)」の看板が建てられています。以前に建っていたのは昭和50年代に、故郷の歴史や文化を学ぶことを目的に設置されたものでした。その後40年の歳月が経過し、姿を消してしまった祠や移転した史跡なども出てきたために、この度、致芳コミュニティセンターが中心になって再整備されたのです。
新しい看板はQRコードを使って、スマートフォンから様々な情報が見られるようになっています。成田駅の項目では、昭和30年の成田駅の写真が見られます。現在の駅舎と比べながら見られるのは感動的です。
この事業のスタートは、昭和31年に致芳郷土史座談会が制作したスライド「郷土の文化」にあるようです。その後「致芳ふるさと巡り」としてルート化し、さらに今回、現代の情報処理技術を導入してリニューアルされました。新しくなった看板を見て、「ふるさとづくりの思い」は受け継がれて行くんだろうな、と感じます。
致芳コミュニティセンターの「ふるさとめぐり」はこちらから