卒展 2018
於 : 東北芸術工科大学
会期 : 2018年2月7日(水)~12日(祝)
初日に日本画、洋画、工芸、プロダクトデザインをさらっと流しました。
学生さんの作品がそうさせるのか、美術館にいるような気分になったり、デパートに来てる気分になったり、商品展示会に来てるような気分になったり、といろいろな気分になります。
一緒に見て回っていた友達は、洋画の大作を見て、この絵がラベル印刷されたシードルを飲みたい!と、祝杯気分になっていたようです。
学内随所で大学(学生)と企業とのコラボ商品や企画が展示されていますが、
そういう意図でなく生み出された作品も、研究成果の発表もいろんなものと結びつけてみたくなってしまうのが芸工大の卒展ならではのような気がします。
そして、学生さんとコミュニケーションをとれるのもこの卒展ならでは。
何がきっかけになるかわかりません。
寒い中駐車場係をする学生さん、場内で作品案内をする学生さん、学食で大勢のお客さんを相手にする学生さんなどなど、気軽に話しかけてみることで、よりよい作品が生まれるかも?などとつい思ってしまうのでした。
ジイチャンだって雪遊び
この先一週間また雪マークがついています。
やれやれと思う一方で、楽しんでいる人もいます。
義父です。
除雪のたびに、畑脇の雪捨て場の雪山がどんどん大きくなっていくのですが、それをならして滑り台に仕立てるのが、義父、つまり子どもたちのジイチャンの雪遊び。
子どもたちは子どもたちで予定があるので、ジイチャンがどんなに立派な雪の滑り台を作ろうともタイミングを逃し融けてしまうこともあります。
それでも雪と自分のタイミングでせっせと滑り台作りやメンテナンスを続けていたジイチャン(義母情報)。
このところの冷え込みもあり滑り台が融ける前にチャンス到来。遊びに行けました。
ここ数年で一番立派な滑り台に子どもたちは大喜び。
子どもたちが滑る横でさらに滑りやすいようにと手を加えるジイチャン。
爺も孫も体を動かしつつ大笑いでそり遊び。
それを眺めて微笑むバアチャン。お互い幸せと言わずしてなんというという光景でした。
世界観光会議のニュースに関連して、雪国の人が雪を楽しんでなんぼというような記事を読みましたが、本当にその通りだなと義父母や子どもたちの姿を見て思うのでした。
もうすぐ春です
長女のインフルエンザは学校でも自宅でも感染者を出すことなく過ぎ去ったのですが、私は謎のめまいにてダウンしました。
受動喫煙で喉をやられたのが引き金ではないか、咳止めの薬が合わなかったのではないか、自律神経が乱れてしまったのではないか、更年期なんじゃないか、などなどそれっぽい原因を考えることはできても、結局決め手に欠けるので「謎の」となっています。
インフルエンザのように、ハイすっきり元気~といかないのがつらいところですが、まぁまぁ動けるようになったので、少しずつ体を動かすようにしています。
ゆーっくりとした動きながらもマメにあれこれと動いていた祖母の姿を思い出しながら。
どんなときでも季節は前へ前へと進むので、できる範囲できちんとやるべきことをやっておくほうが心身にいい影響があるようなそんな気がします。
そんなわけで、節分の豆まきもまだ、立春より前なんですけれども、お雛様を飾りましたよ。
世界観光会議
世界に自慢したい山形というお題が出されていますが、子どもたちは山形といえばコレというのを描いたようです。
さくらんぼ、ぶどう、ラフランス、将棋の駒、新幹線、花笠…
この辺はわかりやすいのですが、おもしろいと思ったのが芸工大。
確かに、芸工大は山形が自慢できる大学の一つですね。
私は旅が好きで若い頃あちこちへ行ったのですが、その先々で訪れていたのが市場、大学、図書館でした。
芸工大も世界に向けた観光スポットになる日が来るのか、少し楽しみです。
子どもの絵でツッコミを入れたくなってしまったのが、きてけろくんの絵。
山形県PRキャラクターが自慢なのか…と思ってしまったのですが、よく話を聞くと、
山形県の地図を書こうとしていたらしいです。
山形県全域が魅力的!と伝えたかったようです。
で、きてけろくんを書けば山形県地図に通じるとなったようです。
はぁ、奥が深い。
ボードには貼らなかったものの山寺の絵なんかも描いていました。うまいもんです。
幼稚園送り迎えの車の中で、この日はたまたまお友達も同乗していたのですが、「将棋の駒はたくさんあったけど、けん玉を描く子はいなかったんだねぇ。こけしも。」と問いかけると
「あ!そっか!もしかして餅つきの杵と臼も?!」
木の製品だけでも色々あることに気づいた子どもたちです。
身近過ぎて気づかない山形自慢はまだまだ隠れていそうです。
何気ない会話からそんな山形自慢を発掘するのも楽しいものです。