3月のライオン
前編を観に行けてないのに、です。
なぜなら、神木くん&大友監督の舞台挨拶付きチケットが手に入ったから。
積極的にこのチケットを取りに行ったわけでなく、友達が余らせていたものを譲り受けたのですが、意外と簡単にこういうチケットが手に入るのがいかにも山形らしいなぁと思ったり。
ちなみに東京では舞台挨拶付きのチケットは7000円に跳ね上がっているのだそう。
今日は天童での人間将棋もあり、
イオンシネマ天童、ムービーオンに続きソラリスと大忙しの神木くんと大友監督。
天童ではここ数年では一番の桜のコンディションとお天気に恵まれ、眺めのいい櫓から人間将棋を満喫されたそうです。
さて、映画の内容はというと、原作を読んでいれば、前編を見ていなくても後編鑑賞に支障はなく、原作と映画では原作のほうが面白いと思います。
が、山形県民的にはクライマックスの舞台である山寺は必見です。
なんと山寺行在所が使われています。
大正天皇が皇太子時代に山寺を行啓された際に休憩所として建てられた建物で、その眺めは素晴らしいとされてますが、普段は閉じられており、建物の中やそこからの風景を見たことのある人は地元の人や関係者などごく限られた人のみのはずです。
しかも、建物の価値がスルーされ取り壊しも検討された時期を経て(山形には古い建物など山のようにあったからだそう)、相談を受けた芸工大の建築の先生らにより価値が認められ修復されることとなり、いまその姿を残していると聞いてます。
映画の中で行在所の様子とそこからの眺めをできたのは得をした気分です。
ちなみに神木くんは山寺の撮影で合計8000段(階段数は1015段と言われています)くらいは階段を上がったそうです。
どれだけ大変か、今度山寺へ行ったらとりあえず2往復してみようかな、などと思ってしまいました。
それから重要な対局のシーンの将棋駒はすばらしく美しいです。
ものすごく高価な将棋駒を撮影のためにお借りしてきたものだそうです。
3月のライオンを鑑賞する機会がありましたら、ぜひこの2点はお見逃しなく!
山形で春休み
川崎より妹親子が来ています。
5歳の甥っ子は我が子たちに混じりワイワイとそれはにぎやかに遊んでいます。
妹の目当ては薪ストーブで、家でぬくぬくしているのも悪くないのですが、せっかく山形へ来てるのだしどこかへ連れて行きたくなるのが人情で、、、
げんキッズ(天童市)
天童高原スキー場(天童市)
山形まなび館(山形市)
へ連れ出しました。
山形市にも、べにっこひろば、こども館といった児童遊戯施設がありますが、なんとなくげんキッズで遊ぶのが楽しそうなので天童まで足を伸ばしました。帰りには天童最上川温泉のゆぴあへ立寄り、温泉も満喫。
お天気が比較的安定してそうな日は、それっ!と天童高原へ。
そり遊びに向いているスキー場は概ね3月20日で営業修了。3月31日まで営業している天童高原へ行くことにしたというわけです。
前日に雪が降ったこともあり、雪質は良好で私がスキーをしたくなりました。
そり遊びのできるキッズランドは貸し切りで、縦横無尽にそり遊びを楽しみました。
甥っ子にとっては初めての本格的な雪遊び。雪に足をとられもがく姿、おいしそうに雪を食べる姿、連れて来てよかったなぁと思いました。
ちなみにウェアや手袋、ブーツは娘の幼稚園のお友達からお借りしました。
最終日の今日は、まなび館でイースター企画のエッグプランター作りのワークショップ。
ちょっと持ち運びは大変そうですが、ひよこ好きの甥っ子にとってはいいおみやげになったようです。
家の中では、忍者ごっこ、ウノ、アイロンビーズ、味噌作り(大豆踏み)、パン作り(形作り)といったことをして過ごしました。
家の中はそれぞれの楽しみ方があると思いますが、春になりきらず少しばかり中途半端なこの時期の外での楽しみ方のご参考にどうぞ。
初市へ
ノロ、インフルエンザを恐れつつ、朝一番のタイミングで出かけました。
10時にキャッスル前へ到着。開店準備中のお店もちらほら。
十日市の跡の石碑前に設置される出張歌懸稲荷もまだまだ準備中。
そんな開店準備中のまな板屋さんでピザ用にと正方形に近い形のボードを見つけました。
これまであちこちのお店やインターネットでピザボード、カッティングボードを探しましたが、素敵なのは予算桁違いだったり、値段の割にしょぼかったりでずっと見送り。
そして、とうとう初市の日を迎えた、というわけです。
今回の初市で初めてのぞいたお店で好みの大きさのものを見つけ、イチョウの根っこ付近の板(木目が詰まっていてカビにくい)で1000円というお値段も魅力的。
お支払いを済ませればお取り置きしてくれるというので、帰り道にピックアップすることにしました。
その後もチラチラとまな板など木工屋さんをのぞきましたが、なかなかのお値段。
お値段はさておき、単なる長方形のまな板だけでなく、丸型や持ち手付きのしゃれた形のカッティングボードに仕上げてあったりと今時のお客さんが買いたくなるような工夫をしているのがいいなぁと思いました。
そして、おもしろかったのは藁を叩く道具でのやりおり。
見慣れぬ道具に「何に使う?」という問い。
お店のおじさんは、
「今時は藁を叩くということもないけれど、白菜を植えるときに使うと便利だよ!」
白菜を植えるシチュエーションもないので、なるほどーと言うに留まりましたが、道具は使ってなんぼ。
新しい活路を見出す柔らか頭のおじさんの存在にほっこりしました。
でもやっぱり藁を叩いて、しめ縄作りや藁細工を作ったりしてみたいものです。
台湾へ!
姉妹都市はないものの、友好都市提携協力覚書を山形県と高雄市、山形県と宜蘭県で交わしています。
ビジネスのマッチングや、果物の輸出などのほか人の交流が目的のようです。
そして私たちは人の交流、自称山形代表として冬休みを利用して台湾へ行ってきます。
訪問予定都市は、台北、台中、嘉義、高雄です。
台北は言わずと知れた台湾の首都。最大の都市です。長男の楽しみは動物園で台湾ザルを見ることです。
台中はいま台湾で一番人気のある都市なんだとか。ジイチャン情報では、ハッピー工業のミシン工場があるところです。
嘉義は、聞きなれない地名かもしれませんが、阿里山国家風景区へ行く鉄道、バスの出発地点となる都市です。
私たちの目的は阿里山森林鉄道に乗ることですが、山形との関係で行けば、ズバリ台湾檜。
今となっては伐採禁止、輸出禁止となっている貴重な木材の台湾檜が霞城公園二の丸東大手門に使われているのです。
そして、最後の訪問地は高雄。
台湾第二の都市です。山形とも友好関係にある都市。
「どちらから来たのですか?」
「日本の山形です」
「山形の日本酒、おいしいですよね~!」
なんて会話が繰り広げられたら面白いのですが。
ちなみに上記の会話はご近所さんが沖縄旅行で体験したものです。
山形から?!ノロ注意!なんて言われることはないと思いますが…。
さて、どんな旅となりますやら。いってきまーす。
大人の遠足
今日は忙しい合間をぬって山寺へ行ってまいりました。
毎日ヒマなようでいて、自分のスケジュール+子ども三人の動きに合わせるので意外と忙しいのです。
特に今の季節は、冬支度でやることがいっぱい。
などとダラダラと言い訳がましく言ってしまうのは、山寺へ行ったばかりでなくおいしいお蕎麦と天ぷらをいただいてきたからでしょうか。
新聞の紅葉情報通り、山寺の紅葉はまだ色づき始めです。空気は山寺らしくひんやりしていましたが、紅葉の様子だけでいえば西蔵王の麓、悠創の丘付近の方がよく色づいている気がします。
平日にもかかわらず国内外の観光客で大賑わいの山寺でしたが、紅葉真っ盛りとなったときのにぎわいは山形らしくないようなそんな雰囲気を見せてくれるのかもしれません。
興味のある方はぜひ!
写真は、山寺の石段を一段二段と上がり煩悩を消したはずなのに、下山したとたんにお腹がグゥ。天童のお蕎麦屋さんでいただいたネギ蕎麦です。