長い冬が終わり、待ちわびた春は来る。空一面に伸びた枝々にあでやかな花が咲いていた。懐かしい友との宴を終えて散る花びらを眺めていた。友が送ってくれた写真を見ながら、過ぎ来し春を思う。ふるさとの春。
(27)環境整備で数々の受賞
昭和61年から昭和63年までは、国鉄の解散や山形鉄道の設立などに大揺れの年でした。けれどもそうした中でも駅協力会と玉置駅長さんは、駅周辺の環境整備にしっかりと取り組んでいたのでした。
昭和61年と昭和63年に毎日新聞社主催「全国花いっぱいコンクール」で優秀賞、昭和62年度、63年度の「長井市花いっぱいコンクール」では最優秀賞を受賞しています。こうした活動が評価されて、昭和63年12月の「コミュニティ広場の整備事業」の採択に結びつくことになったのだろうと思います。この事業については後日紹介いたします。
当時の花壇の様子はこちらから
→ 線路の向こう側も・・・:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
【おらだの会】写真の賞状は、玉置清吉さんのご遺族から提供いただきました。
存命の喜びを
4月9日から開催されている「風と大地と猿の写真展」は、これまでの写真展とはひと味違ったものを感じます。西村さんがSNSに投稿していた記事も展示され、西村さんがなぜ猿を撮るのか、が語られていました。このメッセージを一読されてから、改めて作品をご覧になってみては如何でしょうか。
なんで最近猿なのか?
それもニホンザルのみ撮るんだけど何故か?
「存命の喜び、日々に楽しまざらんや」
「生を愛せ」
命ながらえる喜びを毎日大切にしなくてはいけない
色々な話を聞き、状況を見ながら心底にて思ったこと
これが影響してあの動物に妙に魅力を感じたのかもしれない
過酷な自然環境下で生活するニホンザル
彼らはいつも死と隣り合わせ
ひと冬、ひと夏を乗り越えることの重要さを彼らは知っています
人間もある意味同じじゃないですかね?
日々、死の近きことをわするることなかれ
命という宝を忘れ、快楽や金銭という別の宝ばかりを追い求めていては、いつまでたっても心満たされることはない。
そんな感覚が日本ザルに興味を持たせたんでしょう。
【おらだの会】さて皆さんは、上の作品にどんなタイトルを付けますか。