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イベントと祭りの陰に・・・

  • イベントと祭りの陰に・・・

  10月18日(土)、羽前成田駅に清掃ボランティアの皆さんがおいで下さいました。㈱置賜クリーンの皆さん方です。皆さんは羽前成田駅の他に白兎駅、時庭駅の清掃も分担して実施してくれています。

 19日(土)は長井マラソン、25日(土)は長井線祭りと東北高校駅伝大会が行われます。全国からおいでになる皆さんをきれいな駅舎でお迎えしたいとの気持ちです。

 イベントの陰にはこうした素敵な人たちがいることを知ってて欲しいと思います。そして羽前成田駅に降りていただいて、車座になって田舎の芋煮会を味わって欲しいと思います。

 

 追伸:今般の諸物価高騰により、芋煮等の値段が多少高くなることも予想されます。この点につきましては何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2025.10.20:orada3:コメント(0):[イベント情報]

米屋こうじ写真展がスタート

  • 米屋こうじ写真展がスタート

 いよいよ米屋こうじさんの写真展「守(Shu)」がスタートしました。10月17日(金)から11月2日(日)までの毎週末(金・土・日)の午後1時半から4時までです。25日(土)は長井線祭りのため、午前10時から午後3時半までとなります。どうぞご覧ください。「あいさつ」の中に、タイトルに込めた思いが綴られていますのでご紹介します。

 

 

《 ご あ い さ つ 》

 茶道をはじめとした芸道や芸術において修行の過程を段階的に評した言葉に「守・破・離」があります。最初に型を「守」り、次に「破」り、やがて「離」れるという意味です。

 長井市地域おこし協力隊としてこちらへ移住して半年がたちました。3年という任期がある中で、初年度を「守」の一年と考えました。

 長井線沿線に流れる自然や季節の移ろいのなかで、風や光、生活風景が変わりゆく様子を、抗うことなく我が身に受け入れてゆく・・・・。そんな思いを持ちながら目の前の光景と向き合っています。

 

 米屋さんが地域おこし協力隊に着任した際の記事はこちらから

 → 米屋さんが地域おこし協力隊に!:おらだの会

2025.10.18:orada3:コメント(0):[イベント情報]

写真のような動画、動画のような写真?

  • 写真のような動画、動画のような写真?

 米屋こうじさんの写真展『守る(SHU)』が間もなく始まりますが、作品をご覧になる前に、ぜひこちらの動画をご覧になってください。

 米屋こうじさんは、地域おこし協力隊に着任してから、たくさんの動画を山形鉄道公式YouTubeとして投稿しています。ずっと見ていると動画ではありますが、写真の画格にぴったりと収まっているように見えてくるのです。「写真のような動画」とも言えそうな作品です。

 「写真のような動画」に対して、写真展は「動画のような写真」かもしれません。とても楽しみです。乞うご期待!(山形鉄道公式YouTubeで検索してみてください)

→ 羽前成田駅の春~さくら舞い散る(山形鉄道の木造駅舎)

→ 美しきフラワー長井線 - Beautiful Flower Nagai Line -

→ フラワー長井線の車窓から① ~夕日の西山を眺めて~

2025.10.16:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

25年前の君へ(タイムカプセル開封)

  • 25年前の君へ(タイムカプセル開封)

 10月13日の地元紙に「タイムカプセル開封」の記事が掲載された。20世紀の最後の年に「今、21世紀に伝えたいもの」と題して、県民から募集した宝物を納めていたものを、25年経った今年、開封したものである。テレビでは開封するシーンが放映されたが、その中に映っていたのが、上の写真であった。長井市役所職員として山形鉄道㈱の設立に携わり、退職してからは羽前成田駅協力会の事務局として永く交通問題に携わられた故小口昭さんの作品である。小口昭さんの作品はこちらからご覧ください。

 → 小口昭遺作展スタート(お盆の休館お知らせ):おらだの会

 → 羽前成田駅100年物語:おらだの会

 

「25年前の君へ」

 あれから25年たった。君の後継にE8君が登場したけれど、トラブル続きで可哀そうだった。君は今でも、「銀つば」と呼ばれてみんなから愛されているよ。君はカッコ良くて、何より大きな窓のある君との旅はとても楽しいものだった。今から25年後は、長大トンネルが完成しているかもしれないね。

 

 僕らのフラワー号は、新幹線と並んで胸を張っているように見えた。君は私たちのヒーローだった。25年たった今年は、社員が少なくなったり、詐取事件に巻き込まれたりと、とても大変な時を迎えているんだ。でもクラウドファンディングに地元はもちろん、全国からも応援が寄せられている。車両のコスチュームは変わるかもしれないけれど、鉄路を守った人達の思いはこれからもずっとずっと繋げて行くからね。

2025.10.14:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

『米坂線の今』 結びに(駅に行こう)

  • 『米坂線の今』 結びに(駅に行こう)

 「米坂線の今」展は、今日が最終日となります。展示をご覧になられた方が「米坂線の今は、長井線にとっても大いに有り得ることだ。」と話してくれました。理由を問うと、「最上川の橋梁が倒壊したら、米坂線と同じ状況になるだろう。」と答えてくれました。

 

 今回の展示の意図は、まさにこの点にありました。列車が走らなくなった時、フラワー長井線はどうなるかを「米坂線の今」から考えること。鉄道が存続するためには何が必要となるのかを考えたいと思ったのです。

 

 米坂線の駅を巡って3点に気づかされました。一つは職員又は人が常駐していれば、駅は楽しいものになりそうであること。一方、沼沢駅のような無人駅であったとしても、住民の関りの跡が見える駅は、温かさが感じられること。そして小国駅ではJRと行政と住民とが一緒になっている姿が見えたこと。ここにローカル線存続の鍵があるように思えたのです。

 

 住民が駅との関わりがあるのか、行政職員が存続に必死なのか、鉄道会社が地域と共に歩む意識があるか。この点から言えばフラワー長井線には明るい基盤があるような気がする。先日の市報に「圏域住民が一年に一度列車に乗れば・・・」という記事が載っていた。鉄道写真家・故広田泉さんは「地元の人に愛されないローカル線は生き残れない」「あなた達はここで生きる覚悟はあるのか?」と語っていました。

→ 広田泉語録・・・:山形鉄道 おらだの会

 

 10月25日(土)に長井線祭りが行われます。一年に一度のこの祭りをきっかけに、まずは最寄りの駅に行くことをやってみませんか。その次に年一回列車に乗ることに挑戦しませんか。まずは私たち沿線住民が動きましょう。

 次の記事もご覧ください。

 → (29)「過疎化の玄関口」を「活性化の拠点」へ:おらだの会

 → さよなら・・・女子高生たった一人の駅が廃止 - Bing video

2025.10.12:orada3:コメント(0):[停車場風景]