HOME > 記事一覧

2017節分

  • 2017節分

今年は、近所の八幡様の節分祭りへ行って参りました。

毎年、節分祭りの案内のポスターは目にしていたものの、行くのは初めてで勝手が分かりませんでしたが、ご近所さんの導きによってちょうどよいタイミングでおでかけです。

六椹八幡宮では、17時から祈祷が始まります。これは事前に申し込んでいた人たちが祈祷をうけるのだそうです、その年の人数にもよるそうですが、大体1時間~2時間。

祈祷のあと、神主さんによる炒り豆の豆まきがはじまります。

しばらくすると氏子青年会の方々、年男年女が加わり、落花生と五円玉が入った小袋がまかれます。

用意された数は実に3000袋。

その1割くらいでしょうか、1等~5等の文字が書かれた紙や、緑色や赤色の紙が入った袋もあります。

富くじ入り福豆です。

1等は、なんとつや姫30kg。

我が家は子どもたちががんばって、緑色の紙(大根)、赤色の紙(そば、ラーメンなど)をキャッチしてきました。

というのも、全体に向かって投げる回、子どもだけの回、というように数回に分けてまいてくれているので子どもでもとれるようになっています。

ケガをするんじゃないかとヒヤヒヤしてしまうほどの動きを見せる人がたくさんですが、子どもだけの回があるので一安心。

途中、赤鬼、青鬼が登場。子どもたちは炒り豆を片手に鬼は外~!!八幡様から鬼を追い出します。

そうそう、ここの豆まきのかけ声は「鬼は外~。福よ来い~。」

受け身っぽい感じがなんともおもしろいなと思った節分の夜でした。

2017.02.03:pokonyan:コメント(0):[コンテンツ]

ボランティア日本一

  • ボランティア日本一

2011年の統計ではありますが、山形県はボランティア活動の年間行動者率(10歳以上)で全国一位に輝いています。

この年は、東日本大震災の年。

被災地支援活動で前年よりポイントがあがったと推察されていますが、それでも全国一位はすごいことです。

とはいえ、ボランティアに参加するという意識がなくとも、自然とボランティア活動につながっているのが山形の生活ではないでしょうか。

地域の人の役に立つ活動をする土壌があるのは、助け合いながらの第一次産業が主な産業だったから?自然厳しい雪国だから?

ふと東京だったら業者や行政がやってることだなぁと思うことに出会ったりもしますが、すべてをお金で解決しようと思ったら山形では大変!

人もお金もな~い~。

そもそも山形にはお金で解決しようという発想もなさそうなので、せっせと体を動かすのみです。

老いも若きも。

今の時期は特に中高生の除雪ボランティアが心強いです!がんばれ!!

?

2017.01.31:pokonyan:コメント(0):[季節]

せり鍋

  • せり鍋

せり鍋。

職場が仙台へ移転し、仙台の食べ物を多く食べるようになった夫が「せり鍋、うまいんだよ~。一度食べさせてあげたい。」と言ってきました。

外食の多い夫ですが、自分の食べたものを「ぜひ!」と言うのは珍しいこと。

それはぜひにごちそうになりたいものだと思いつつも、一向に連れて行く気配はなし。ましてや家で作るということも。。。

というわけで、せりがたっぷり入るというヒントのみで自分で作ってみるかな~と思っていたところにせりの特売に遭遇しました。

しかもせり鍋の作り方のPOPあり。これは作るしかありません。(これまでは納豆汁に!というようなPOPを見かけたものですが!)

材料は、せりの他に、とりモモ、きのこ、豆腐などお好みの具材、味付けはめんつゆでOK。

あとから調べたら、鴨を使用するせり鍋も発見。これはおいしそうですね~。

ついでにせりについても調べてみました。せりは宮城とはいうものの、山形のせりもよくみかけるものですから。

さすがにせりの全国シェア1位は宮城県でした。山形は10位以内にも入っていません。

私が買った堀込せりは山形の伝統野菜でもあるのですが、生産の年数と量、有名具合はかならずしもリンクするものではないのだなぁと再認識することとなりました。

2017.01.27:pokonyan:コメント(0):[特産品]

寒波

  • 寒波
またしても寒波がやってきました。

今回は中国、山陰地方が大荒れ。上空は意外と静かな山形市です。

静かと言っても、青空が広がりながらも雷鳴を聞きました。

このところ天気予報で雷注意報の文字は見ていましたが、実際に冬の雷を感じたのは初めて。

なんの音?山形上空でジェット機の音なんて聞こえないよね?と不思議に思っていると、物知りなママ友があなたは稲妻のように~♪(アリスの「冬の稲妻」)と歌い出し、これのことだよー、と。

その話をしても夫はポカンとしてましたが、やはり物知りな義姉が庄内でも冬の雷は多いよ、海が荒れるとハタハタがたくさん獲れると教えてくれました。

今回の寒波では、物知り博士を自負する長男が、はやぶさは雪でも時速320kmで走行するのに(←このあたりはさすが物知りです)なんで東海道新幹線、山陽新幹線は止まるの?と自分で調べずに聞いてきたり、

NHKラジオの気象情報では、警報注意報が多すぎていつもの倍速で原稿を読み上げつつ時報ピッタリに合わせる職人技を耳にしたり(まるで競馬実況のようでした)といつもとは違うことが多々おこりました。

山形は穏やかめなお天気でも、やはり寒波。いつもと少し違う日常をもたらしてくれるのでした。
2017.01.24:pokonyan:コメント(0):[季節]

寒冷地手当はないけれど…

  • 寒冷地手当はないけれど…
山形へ来て5回目の冬。

今となっては何とも思わなくなっていますが、数年前までは寒冷地手当があったらなぁと思うことがしばしばありました。

光熱費が高いのはもちろん、除雪道具、雪用手袋、スノーブーツ、スキーウェアなど、東京時代ではかからなかった費用がドーンとのしかかっている気がしたのです。

子どものスキー用品は学校で使うので必須。買うにしてもレンタルにしてもそれなりの金額がします。

手袋はなぜかすぐボロボロにされるしで、寒冷地子ども手当はないものかと思ったのでした。

が、東北出身の知人に、

雪国はなんだかんだで冬にお金がかかりますが、子どもたちにとっては絶好の遊び場、環境です。

と昔を懐かしむかのように言われたことがあります。ご本人は遠い昔に故郷を離れ千葉県在住。

雪のいい思い出がたくさんあるようで、我が子たちの様子を聞くといつも羨ましそうにそんな話をされます。

寒冷地手当こそありませんが、またしても貨幣経済でははかれないものを得ているのだ、と実感した今日のスキーデーでした。

特に長男はスキーしたさに自力でどんどん山を上って行く姿が見られ、たくましさを感じたのでした。
2017.01.22:pokonyan:コメント(0):[季節]