山形夏の花
山辺町の玉虫沼農村公園のラベンダー祭り(7月31日まで)と山形市村木沢、出塩文殊堂のあじさい祭り(7月15日まで)です。
とても暑い日でしたが、ラベンダー祭りではトチの木の大きな木の下にハンモックが設えてあり、木陰で涼しくゆ~らゆら。
間近で見るラベンダーもいですが、遠目に眺めるラベンダーもいいものです。
そして売店へ行けば、美味しいかき氷とソフトクリーム。当たり前ですが、やまべ牛乳使用です。
あじさい祭りもとても暑かったですが、紫陽花の参道を抜ければ文殊様。心頭滅却、少しばかり気が引き締まる思いで上がって行きました。
それでも吹き出る汗。ついつい涼しげな色の紫陽花に目が行くのでした。
こちらは祭り期間の数日に、地域の農家の方による売店が開かれる程度ですが、美味しい野菜や漬物を用意してくださっています。
東屋で休めばやはり涼しそう。
今週はようやく梅雨空となりそうな予報。まずは紫陽花からいかがですか?
読書
夏至は過ぎましたが、まだまだ明るい時間がたっぷりとある夏です。
読書といえば秋、と相場が決まっているようなものですが、読書三昧な日々を送っています。
私の読書タイムは仕事後、子どもたちが下校してくる前後にあてられることも多いので、昼の長いこの時期はむしろ合っているのかもしれません。
それもウッドデッキにつるさげたハンモックで読むのならなおさら。
最近、友達に勧められて読み始めたのは荻原規子作品。
「中学生の頃に荻原規子にハマったの~」と友達は言いますが、私は読んだこともなく・・・。
彼女の作品が世に出たのは私が高校生の頃。ちょっとしたジェネレーションギャップを感じつつ、どの世代がいつ読んでもいいのが読書のいいところ。
とりあえず図書館ですぐに見つけた「RDG」を読見始めました。
山岳信仰や修験道、山伏といったキーワードが出てきます。
熊野に並んでちょいちょい出てくるのが出羽三山。
「RDG」という作品に親近感が湧いてくると同時に、もしかして山形ってすごいところなのかも?と思ったりしています。
食べ物がが美味しかったり、緑豊かな自然は全国各地にあるけれど、出羽三山は山形にしかなく、山伏さんを見かけるのも山形ならでは。
奥が深過ぎてなかなか理解できそうにない山岳信仰ですが、出羽三山について勉強してみようかなという気になりました。
長男が夏休みの自由研究の題材にしてくれたら一緒に勉強できるのになぁ。
さくらんぼ折り返し
好天の中、さくらんぼ祭りが開催されました。
「さくらんぼならばあちゃんちで食べられるし~」「面倒くさい~」という長男長女はさくらんぼ食べ放題、ゴロゴロし放題のばあちゃんちに置いて、二女と二人でさくらんぼ祭りへ出かけました。
祭りのメインは土曜日で、私たちが行ったのはお友達のステージが見られる日曜日。
ステージは市役所前、二女のお目当はかき氷。祭りのメイン会場の文翔館へ足を踏み入れることもなく大沼方面へ移動。
そんなわけで、七日町通りは歩きにくいということもなく、いつもより人がいる程度。
山形県都の目抜き通り、本来は平日でもこれぐらいは人が歩いてないとさみしいね、と逆にさみしく感じたのでした。
七日町へ出るにも自転車で行きましたが、済生館の西側の大通りの歩道(モンベル、すずらん街、美術館に通じている道)は自転車が下手な二女のためにあると思ってしまうほど、人影は見当たらず蛇行運転しても全く問題なしなのでした。
そして、さくらんぼ。
山形では遅めに実がなる夫実家のさくらんぼですが、今年は早くも佐藤錦は終わり。紅秀峰が本番です。
祭りの終わりと同時にさくらんぼも折り返した感があります。
空梅雨気味で暑い日が続いていた今がチャンス。さくらんぼはうるむことなく味がぎゅっとしてます。ぜひ召し上がってみてくださいね。
災害をイメージする
大阪地震の後、いつ起きるかわからない次の地震に備え、子どもと読める本を図書館で借りてきました。
とりあえず2冊。
マンガ、イラストによるものなのでどちらも理解しやすく子どもたちも食い入るように読んでいました。
「ぼくの街に地震がきた」というマンガは、地震が起きてから仮設住宅暮らし後のことが描かれています。
小学生の主人公が学校で被災しますが、避難はじめ、なかなか家族と出会えなかったり、避難所でもトラブルがあったりと思うようにいかないことの連続です。
体験したことのない身にとっては、こういうことが実際には起き得るとイメージするのみなのですが、これが大事なようです。
監修者もあとがきで「地震にそなえる上でいちばん大切なのは、災害をイメージする力、だと考えています」と書いています。
イメージすることで具体的に対策を立てたり、いざという時の心がけができるとも。
もう一冊の「親子のための地震イツモノート」では
タイトルの「イツモ」からもわかるように、イツモしていることがモシモのときに役立つ地震への備えを提案していることからきています。
地震の瞬間になにかをするのは難しいので、「なにもしなくていい」ように備えておくのです。
例えば、家具が倒れないように固定する、とか、電池や水、食料を慌てて求めにいかなくていいように備えておくなど。
イメージすることができないと、モシモのときもどれだけ動けるかわかりません。余裕のあるとき(イツモ)にできることをしておくといいのですね。
子どもたちと話し合ったり確認し合うということもイツモからしておきたいと思います。
それにしても、先日学校のブロック塀の犠牲になった小学生のことが頭から離れません。全国の危ない建物・建造物、とりわけ教育施設・公共施設が当たり前のようにイツモ状態になることを願います。
地震
緊急地震速報にびっくりし、その後の大阪震度6のニュースに二度びっくり。
被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます。
幸い大阪の親戚は皆無事でしたが、
通学中の児童や、児童の見守りをしてくださるお年寄りが倒れてきたブロック塀の下敷きとなり犠牲となったニュースには心痛みます。
また、本棚の下敷きになったという方がいたり、まだ確認されていないだけで家具の下敷きになっている人もいるかもしれないとのこと。
隣近所、声を掛け合いましょうと専門家がテレビで話をしていました。
帰宅するまで地震があったことを知らなかった子どもたちには「登下校中や子どもだけで行動してる時に地震があったら車に気をつけつつ塀や危険物から離れること」と話をし、もしもの時は落ち着いて考えて行動することを再確認しました。
子どもたちと話をしつつ、自分もいざという時はどう行動すべきか復習です。
その時々でシチュエーションが違いますから、これという決まり手はありませんが、想像力を大いに使う訓練はしておきたいと思います。
空想は得意、でも想像は苦手という長女と一緒にさくらんぼをつまみつつ。
大阪方面へもさくらんぼが送れる日が早く来ますように。