あまり小説を読まない夫でも藤沢周平作品は読むし、藤沢世界に入り込むと何でも海坂藩に置き換えて話をしていたりする。映画も然り。ほとんど映画を見ない人なのに、藤沢周平原作の映画は「見に行きたいなー」
夫の場合、山形県出身だから好きなのだろうけれど、ちょっとインターネット検索をすると藤沢周平の魅力にとりつかれた人がたくさんいるのがよくわかる。
そのうちのお一人がこの方。埼玉出身の横田さん(71)。
山形新聞(5月31日付)
御年70歳を前にして山形県鶴岡市に移住。ご隠居移住ではなくカフェまでオープンさせてしまうとは。もともと会社の会長さんということもありバイタリティーの塊のような人なのかもしれないが、この人を突き動かす藤沢作品の魅力とはなんだろう?とちょっと考えてみた。
夫に勧められるがまま読んだことのある作品を思い出しつつ…。
藤沢周平作品の特徴の一つに、下級武士や市井の人の、苦境に立たされても生き抜く姿を描くというものがある。ヒーロー物を扱う時代小説と比較すると泥くささを感じさせるが、ひたすらにやるべきことをやるという実践力が描かれている???
私も少々見習って今置かれた状況でやりきってみることにチャレンジしてみましょう。藤沢パワーに押されチャレンジ宣言!
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