地元志向

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将来の夢は山形新幹線つばさの運転士。
地元志向が強いのかどうかは定かでないけれど、N700系は?はやてのほうが格好よくない?と聞いても答えは「つばさ」。この半年ほど年中組の長男の回答にブレはない。

5月28日付けの日本経済新聞によると、Uターンを含め地元での就職を希望する学生が増えているそう。

地元が好き、地域の役に立ちたい、企業の知名度より仕事内容を重視するという意見が多くなっているのだそう。インターネットの普及で地方の中小企業の情報が得やすくなっていることに加え、景気低迷期に育った彼らは目的意識がしっかりしているのだとも。

子育てで夫と私の共通する意見の一つに子供たちには一度は外の世界に出て見聞を広めてほしいというものがある。ずっと首都圏に身を置いていた私とは違い、山形を出てコツコツやってきた夫には特にその思いが強い。

一度外に出て自分というものを考える機会をたくさん得て山形に戻る意味(目的意識)のようなものを見出したのかもしれない。

山形の長男は実家に戻ると息子に成り下がる傾向にあると聞いたことがあるが、我が夫は一人前の男を貫いている。

たとえ親子でも立派に社会人の仲間入りしている子供であれば一人前に扱うのが普通だと思っていたけれど、この地ではなかなかそうでもないらしい。

そんなことはさておき、まだまだ山形は私の故郷にはなっていないけれども魅力満載の土地であることには違いなく、子供たちが一度県外に出たとしても戻りたくなるような環境作りはしておきたいと強く思うのでした。

そんな山形の魅力はちょうど同じ日付の日本経済新聞の特集ページに載っています。
2012.05.29:pokonyan:[コンテンツ]

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