『塩麹と甘酒のおいしいレシピ』 タカコ・ナカムラ著 (農文協)という本を図書館で借りました。
もともと麹に興味があるので手に取ったわけですが、麹の保存食の紹介で「麹納豆」というものがありまして、、、
その項には「山形県で教わった、麹と納豆の発酵食品の最強ペア」という一文。
ん!? 麹納豆? 山形??
「?」を頭に残しつつ巻末まで読み進めると、日本全国の麹にまつわるコラムが掲載されており、白鷹町のすずき味噌店のことが書かれていました。
一口で山形の食文化といっても、地域でさまざまな特色があり知らないことも多いのが事実。
この麹納豆もその一つです。
紹介のあったすずき味噌店のある白鷹町を含む置賜地方のものなのか、はたまた目にしないだけで村山地方にもあるものなのか。
ともあれ、麹も納豆も大好きな私です。作らないわけにはまいりません。
本のレシピを参考に、少々アレンジしつつ作ってみました。
見た目で敬遠していた長男も、だまされたと思って食べてみたらニヤッ。「もう少しちょうだい」
これからの季節はごはんだけでなく、麺類や冷や奴のおともにもよさそう。
ダシに次ぐ、夏の常備材の一品となりそうです。