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麹納豆

  • 麹納豆

『塩麹と甘酒のおいしいレシピ』 タカコ・ナカムラ著 (農文協)という本を図書館で借りました。

もともと麹に興味があるので手に取ったわけですが、麹の保存食の紹介で「麹納豆」というものがありまして、、、

その項には「山形県で教わった、麹と納豆の発酵食品の最強ペア」という一文。

ん!? 麹納豆? 山形?? 

「?」を頭に残しつつ巻末まで読み進めると、日本全国の麹にまつわるコラムが掲載されており、白鷹町のすずき味噌店のことが書かれていました。

一口で山形の食文化といっても、地域でさまざまな特色があり知らないことも多いのが事実。

この麹納豆もその一つです。

紹介のあったすずき味噌店のある白鷹町を含む置賜地方のものなのか、はたまた目にしないだけで村山地方にもあるものなのか。

ともあれ、麹も納豆も大好きな私です。作らないわけにはまいりません。

本のレシピを参考に、少々アレンジしつつ作ってみました。

見た目で敬遠していた長男も、だまされたと思って食べてみたらニヤッ。「もう少しちょうだい」

これからの季節はごはんだけでなく、麺類や冷や奴のおともにもよさそう。

ダシに次ぐ、夏の常備材の一品となりそうです。

2016.06.18:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

筍掘り

  • 筍掘り

週末、白鷹の竹林へ筍掘りへ行ってきました。

行ったところはお寺の敷地内なのですが、竹やぶというものではなく竹林で、手入れをされていることのありがたさを感じてました。

観光地のような美しい竹林ではないですが、下草が刈られ風通しよく、ファッション優先の服装の子どもでもケガをすることなくいられました。

ブヨには刺されていましたが(笑)

手入れをされていることで、筍が見つけやすくもなっていました。

京都辺りで重宝されているようなほんのり頭が出てるか出てないかという小さな筍ではなく、立派な筍を掘るというのもありますが、竹林エリアと筍エリアにわけられているので、掘るべき筍がすぐに見つかります。

お寺さんご推奨の立派な筍は、年中のチビの背丈ほどのもの(100cmくらい)。

小さいのも大きいのも柔らかく食べられるので、大きい方が食べるところがたくさんあるということです。

掘った後、下30cmぐらいは切り落としましたが、それでも節と節の間は柔らかくいただけました。

三分の一は、煮物や筍ご飯、ご近所へのお裾分けで消え

三分の一は、これから孟宗汁や春巻き、炒め物に消える予定

そして残る三分の一は、天日干し中

筍を干すと、冬でも筍が楽しめるほか、風味も増しいいダシにもなります。

食感はメンマのような感じに変化しますが、これはこれでおいしいのです。

たくさん筍が集まって困ったわ、ということはないでしょうか?

冷凍保存もいいですが、乾物にするのもおすすめです。

干す際は、アク抜きをして、煮物などに使いやすい大きさに切りそろえ(私は節も取りました)水気を切ったあと干すといいですよ。

2016.05.16:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

さくらんぼの便り

  • さくらんぼの便り

県内あちこちでサクランボの花が咲いています。

昨シーズンほどでないにしても、今年も開花後の低温日が数日あり少し心配しましたが、着々とさくらんぼシーズンへ近づいているようです。

と、感じるのも

農業資材屋さんではマメコバチの巣を見かけたり、お友達に子供服のおさがりをあげると「お礼はさくらんぼでいいかな~」という反応。

さらにはいよいよ直接的にさくらんぼの注文の案内が届きました。

夫の実家でもさくらんぼを作っていますが、やはり人のところもいいもので、案内はお友達の農園からです。

昨年は、何もすることがなくなってしまったよ、というほどの大不作でしたが、こうして案内がくることに安堵します。

私たちにとってはさくらんぼ狩りができる喜びもあります。

熊本での大災害のあとなだけに、こんな山形的日常がとてもありがたく感じます。

2016.04.24:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

山形の発酵文化

  • 山形の発酵文化
卒業式は無事終わり、春休みに突入しました。

春休みの長い山形、3週間をどう乗り切ろうか思案していたところお友達が遊びに来てくれました。

手土産の一つが写真のチラシ。

好きでしょう?こういうの、と差し出してくれました。

この友達は麹作りを一緒に見学したり、味噌作りの情報交換、薪談義をする仲。さすがツボを押さえています。

そしてチラシを見ながら、なんで山形と島根??と同じ疑問を抱いたのです。

インターネットで検索したところによると、化粧品会社のポーラが発表した、「ニッポン美肌県グランプリ 2015」で1位を獲得したのが島根県、2位が山形県でした。

美肌の要因に上げられていたのが気象条件と食文化。

食文化は、魚を丸ごと発酵調味料で加熱調理して食べるというのがミソだそうです。

発酵調味料の代表選手は、味噌、醤油、みりん。

山形とみりんはピンときませんが、味噌と醤油には納得。日本酒も関係しているでしょうか?

調味料だけでなく発酵食品、酵母に着目したお話し、気になります!

が、春休み…。子どもたちと春休みの研究テーマにしようかな、そんなことが頭に浮かぶ春休みの始まりなのでした。
2016.03.18:pokonyan:コメント(0):[たべもの]

節分、豆にご注意

  • 節分、豆にご注意
  • 節分、豆にご注意
本日節分。

毎年子どもたちは威勢よく豆まきをします。

幼稚園でも家でも。

楽しみ具合はクリスマスに匹敵するのではないかと思うほど。

我が家では毎年大豆で豆まきをします。

近頃では、床に落ちたものも食べられる、掃除が楽ということで落花生を豆まきに採用する家も多いと思います。

実際、夫の実家では落花生で豆まきをします。

猫を飼っているのに加え、まもなく95歳になるジイチャンでも掴みやすそうです。

このジイチャンがこれまた子どもたち並の豆まき好きで毎年嬉々として豆をばらまいています。

さて、この落花生、小さいお子さんのいる家では要注意です。

そんなことはわかってる、という方は多いかもしれませんが、注意が必要なのはアレルギーばかりでなく窒息についてです。

未就学児にピーナッツはダメ!と夫(耳鼻咽喉科医師)に言われるんだ~と今月に入り友人から何度も聞かされています。

半分に割ったりよく噛むよう促せば大丈夫だとは思いますが、赤ちゃんから幼稚園児までちょっと目を離した隙に、、、という万が一ということがあります。

何度も言われるということは、油断するなということなのだろうなと自分を戒めているところです。

ピーナッツの大きさは子どもの気道の幅とちょうど同じくらいのサイズで、そこにピーナッツがピタッとはまるともうどうにもならないそうです。

切開する場合もあるし、間に合わない場合もあるよう。

友人の旦那さんは、苦しがってる小さな患者さんをたくさん見てきたのでしょう。

特にこの時期になるとピーナッツ注意!の友人宅の会話が聞こえてくるようです。
2016.02.03:pokonyan:コメント(0):[たべもの]