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総合文化祭賞を受賞!

  • 総合文化祭賞を受賞!

  日大山形高校放送部の生徒さんから、うれしい連絡をいただいた。同部の作品が、第46回山形県高校文化祭ビデオメッセージの部門において総合文化祭賞を受賞し、来年の8月には全国大会に出場することになったとの報告である。おらだの会の役員がインタビューを受けたのであるが、それが原因で入賞できなかったらどうしようと心配していたが、まずはホッとした。

 

 見知らぬ街で、初めて会う“変な”大人達とのやりとりは大変だったろう。色々な情報と映像を5分という短い時間にまとめる作業も大変なものがあったろう。彼らはその中でどんなことを考えたのだろうか。タイトルが「おらだの成田」とのことであるが、その意味するところも聞いてみたいところだ。

 

 今年は日本における鉄道開業150周年、羽前成田駅開業100周年の年、さらに地方鉄道の経営状況が公表された年でもある。生徒たちの作品を鑑賞させてもらいながら、改めて自分たちの活動の在り方を考えてみたいものだ。彼らの苦労話を聞くことができる日を楽しみにしたい。

 

 取材の様子はこちらから

 頑張れ! 日大山形高校放送部:おらだの会 (samidare.jp)

2022.11.16:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

パートナーと一緒に来れて

9月26日

忘れ物があり、羽前成田駅で待ってます。初めて降りたこの駅・・・、自然な感じが私の心をあたためて気持ちいいです。よし、定期演奏会まで頑張るぞ!! ぜひ来てください。

 

10月3日

駅で写真撮っておにぎり食べて、それだけの幸せでした。

 

10月9日

久しぶりに来たよ。やっぱり羽前成田駅はすごく落ち着く。パートナーと一緒に来れてよかった。(山形市SS)

羽前成田駅、ステキなところですね。鉄道の良さに気づけた1日でした。(SSのパートナー)

 

 

【おらだの会】お二人さん、駅茶においでいただき有難うございました。気づいたのは鉄道の良さでしょうか、それともパートナーの優しさでしょうか。(笑)

2022.11.14:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

測量させてください

  • 測量させてください

 10月9日(日)のこと、写真展をやっている駅茶に「駅舎の測量をさせてください。」と入って来られた方がいた。伺うと成田駅の模型を作りたくて実測したいのだそうだ。「東北地方でも昔からのこうした木造駅舎は少なくなっているんです。」と言いながら、これまで制作した模型が掲載されている雑誌を見せてくれた。「実物と全く同じにはならないので、そこは勘弁してください。」との言葉に、誠実なお人柄を感じた。

 

 スタンプ収集家や硬券収集家など、駅茶にはいろんな趣味を持った方がおいでになるが、模型造りの方は初めてだ。それも列車ではなく駅舎の模型を造るというのも珍しいのではないだろうか。50分の1サイズで作る予定だとのこと。どれぐらいの制作期間がかかるのだろうか。完成した暁には是非見せてもらいたいものだ。

 

 以前、おらだの会のメンバーが長井、西大塚、成田駅のミニチュアを制作したが、精緻な模型は白寿を迎えた駅舎にとっては、チャンチャンコ以上の記念になるのではないだろうか。

 会員が制作したミニチュアの記事はこちら

 → 停車場ノート⑨ ミニチュアもすごい:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.11.12:orada3:コメント(2):[駅茶こぼれ話]

未来に伝える鉄道風景展8

  • 未来に伝える鉄道風景展8

 松永政和さんの「おらだの会の朝仕事」。成田駅で花壇の整備作業をやっていた時に撮影されたものです。最後におらだの会が登場するのは手前味噌みたいで恐縮ですが、作業している奥に注目してください。

 

 作業をする私たちの後ろに、列車に乗り込む高校生の姿がありました。松永さんが未来に伝えたい風景として、この写真を選択してくれたことをとてもうれしく思います。高校生は、「あのおじさんたちはウザイなぁ。」と思っているのかもしれませんが・・・。(笑)

 

 さて、「未来に伝える鉄道風景展」の作品紹介はこれが最後になります。今見えている風景もすぐに過去のものとなるのかもしれません。おらだの会のメンバーも一つずつ年を取っていきます。けれどもこの写真のように、ホームで子どもたちとつながっていけるような光景が永く重ねられていくことを願っています。

2022.11.10:orada3:コメント(0):[停車場風景]

未来に伝える鉄道風景展7

  • 未来に伝える鉄道風景展7

 松永政和さんの「補植の朝仕事」。雪を抱いた山並みが見守る中で、何千年もの間続けられてきたであろう田植え作業が行われている。奥山と田んぼの間を走るフラワー長井線もまた100年もの間、この風景の中を走って来た。

 

 田んぼで働く人々は、その列車の音に時間を知り、そろそろ家に帰る時間であることを知ったのだろう。変わらぬ風景の中で営まれてきた暮らし。季節の移ろいの中で繰り返されてきた暮らし。その暮らしの中に鉄道もあったのだろう。

 

 

【おらだの会】 本日より冬季間は、駅茶はお休みとさせていただきます。硬券の発行、スタンプの押印につきましても休ませていただきますのでご了承ください。なお、ご質問等がございましたら、問い合わせフォームをご利用くださいますようお願い申し上げます。

 

2022.11.08:orada3:コメント(0):[停車場風景]