長井線リポート(28) 火の用心と指差確認

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 ようやくもっちぃ駅長が待つ宮内駅に到着した。ここのホームの屋根の柱はレールを利用しているので、運が良ければ製造年などの銘板を見つけることができるかもしれない。さて列車を降りて目に入って来たのが、「指差確認」の看板と「火の用心」と書かれた赤い煙突。赤い煙突は消防ポンプ庫の上に出ているもののようであるが、なぜこのように高い煙突が必要なのかは不明である。消防ホースを乾かすためのものであろうか。

 

 そして指差確認の看板。線路を横断する場所に掲げられているものである。いかにも年季が入っていて、国鉄時代の物かと思われる。山形鉄道の方に入社の動機を聞いた時に、「鉄道員の所作がかっこよかったんだ。」と指差確認の動作をしながら語ってくれたものである。指差確認が鉄道員の行動の基本なのであろう。そう思ってみると、この看板が廃棄もされずに(そのまま)残されているのは大いに納得できることだ。

(消防団も鉄道員も所作がカッコ良くて、今も子供たちに人気の職業である。)

 

  フルイモノヲ  キタナイトカ  クサイトカ  バカニスルンジャネーゾ

  ソコニアルノニハ  フカーイ  イミガ  アンナダベ

  オランダ  トショリモ  イミガアル  カモシンネーゾ

2021.04.29:orada3:[長井線乗車リポート]

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