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隠れ家とサードスペース

  • 隠れ家とサードスペース

 地元紙にサードスペースの重要性を説く投稿記事があった。サードスペースとは自宅と学校、あるいは職場との間に存在する場所であって、自分にとって居心地の良い場所を指すものだという。そう言えば旧長井小学校第一校舎や長井駅の交流スペースに高校生の姿を多く見かけるようになった。

 

 昔の職場の後輩と成田駅で酒を酌み交わした時のこと、彼が「駅に降りて駅茶で酒を飲む。これは最高のサードスペースですね。」と語ったのを思い出した。現役を引退した「こもり人」としてはサードではなくセカンドスペースと言えるかもしれないが、「男の隠れ家」の方がしっくりする。おらだの会が初めて掲載された雑誌の名前である。

 

 セカンドでもサードでも隠れ家でもよいが、年齢も職業も趣味も違う人たちがゆったりとした時間を共有できる場所と機会があることはとても貴重なことではないだろうか。「駅茶」がそんな場所になることを願っている。もちろん、仲を取り持つ発酵促進液があればさらに楽しいことなのだが・・・・。

 

掲載記事はこちらから → 

「男の隠れ家」におらだの爺3人衆が・・・・:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.10.03:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

あの頃のとんぼ

  • あの頃のとんぼ

 稲わらの乾いた匂いが風に運ばれて来る。線路西側の稲刈りも終わっていた。家族総出で汗を流したあの頃が懐かしく想い出される。とんぼがたくさん飛んでいた。とんぼは懐かしいふるさと風景の一つのように思う。童謡の「赤とんぼ」には、故郷や母への郷愁を感じさせるものがある。

 

 与謝蕪村の句に「蜻蛉や村なつかしき壁の色」があることを知った。ブログ「季節の詩歌(17)あの頃のとんぼ」には次のようなコメントが添えられていた。「江戸時代の俳句であるが、現代に生きる私にも懐かしい村がはっきり見える。素朴な土壁は暖かさを感じさせ、空を行く蜻蛉も郷愁を誘う。」と。

 

 刈入れの終わった圃場には、あの頃と同じようにとんぼが飛び交っている。

 → 停車場憧憬  秋の夕暮:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)

2022.10.01:orada3:コメント(0):[停車場風景]

7人展は10月7日から

  • 7人展は10月7日から

 長井線を応援する地元写真家7人展が10月7日から23日までの会期で開催されます。今回のテーマは成田駅開業100周年を記念して、『未来に伝える鉄道風景』です。

 

 「まつりの記憶展」を見に来られたメンバーの「今ある風景も気づかないうちに変わってしまっているんだろう。まつりの記憶のように、次の世代に伝えたい風景があるんでないか」と語ったことがきっかけです。

 

 7人の作家が未来に伝えたい風景とは何か、それぞれの感性で表現されるものをお楽しみください。

 

 

 

【おらだの会】今週末(9月30日から10月1日)は、駅茶はお休みとさせていただきます。硬券の発行、駅スタンプの押印はできませんのでご了承ください。

 

 

2022.09.29:orada3:コメント(0):[イベント情報]

街歩き看板の検討会

  • 街歩き看板の検討会

 おらだの会では、長井市心のまちづくり基金の支援を得て、成田駅前広場に「街歩き看板」の設置を計画している。成田駅開業100年を記念して実施するもので、今日は設計をお願いしている方から概要説明を受け、表示するポイント等の検討会を行った。

 珍しく真剣な顔つきで説明を受ける会員。こんな真面目は顔は初めて見たような気がする。でもこんな会合を重ねることが新たな歴史を紡ぐことにつながるように思える。

2022.09.27:orada3:コメント(0):[イベント情報]

長井線祭りに向けて

  • 長井線祭りに向けて

 9月25日、朝もやの中、草刈り作業が行われました。今年は毎月作業をしてもらっているようで、申し訳ないような感じです。会員や関係者の中には、個人的に除草剤の散布や草刈り作業などを行っていてくれる方もいます。ありがたいことです。

 

 10月23日(日)には、長井線祭りが3年ぶりに通常開催の予定だそうです。羽前成田駅でも駅協力会、成田公民館などと実行委員会を結成し、100周年にふさわしいものにしたいと検討しています。内容が固まり次第ご案内しますので、ぜひおいでください。

2022.09.25:orada3:コメント(0):[イベント情報]