それからしばらくして、おせきの思いが通じたのか工事はうまくすすみ、ぶじに「とちの木ぜき」がかんせいしました。
しかしその後、工事がせいこうしたことで身分が高くなった源右エ門をねたむ人が、おせきを人柱にしたことをやくしょにうったえ、そのつみで源右エ門は、しざいとなってしまいました。
それからしばらくして、おせきの思いが通じたのか工事はうまくすすみ、ぶじに「とちの木ぜき」がかんせいしました。
しかしその後、工事がせいこうしたことで身分が高くなった源右エ門をねたむ人が、おせきを人柱にしたことをやくしょにうったえ、そのつみで源右エ門は、しざいとなってしまいました。
その後、工事のせいこうのためにちからをつくしたおせきと源右エ門のたましいをくようするために、りっぱなくようとうがたてられました。
致芳地区に広い田んぼができたのには、こんな悲しいお話があったのです。
おしまい。
【おらだの会】この紙芝居は、致芳小学校3年生がふるさと学習の時間に制作したものです。おせきの供養塔に関連する記事はこちらからもご覧になれます。
→ おせき供養塔・栃の木堰跡 | 西五十川(にしいかがわ) | 致芳ふるさとめぐり | 長井市致芳コミュニティセンター (chihou-cc.org)
→ 成田村伝説№1 おせきの物語:山形鉄道 おらだの会 (samidare.jp)
日大山形高校放送部の生徒さんから、うれしい連絡をいただいた。同部の作品が、第46回山形県高校文化祭ビデオメッセージの部門において総合文化祭賞を受賞し、来年の8月には全国大会に出場することになったとの報告である。おらだの会の役員がインタビューを受けたのであるが、それが原因で入賞できなかったらどうしようと心配していたが、まずはホッとした。
見知らぬ街で、初めて会う“変な”大人達とのやりとりは大変だったろう。色々な情報と映像を5分という短い時間にまとめる作業も大変なものがあったろう。彼らはその中でどんなことを考えたのだろうか。タイトルが「おらだの成田」とのことであるが、その意味するところも聞いてみたいところだ。
今年は日本における鉄道開業150周年、羽前成田駅開業100周年の年、さらに地方鉄道の経営状況が公表された年でもある。生徒たちの作品を鑑賞させてもらいながら、改めて自分たちの活動の在り方を考えてみたいものだ。彼らの苦労話を聞くことができる日を楽しみにしたい。
取材の様子はこちらから
9月26日
忘れ物があり、羽前成田駅で待ってます。初めて降りたこの駅・・・、自然な感じが私の心をあたためて気持ちいいです。よし、定期演奏会まで頑張るぞ!! ぜひ来てください。
10月3日
駅で写真撮っておにぎり食べて、それだけの幸せでした。
10月9日
久しぶりに来たよ。やっぱり羽前成田駅はすごく落ち着く。パートナーと一緒に来れてよかった。(山形市SS)
羽前成田駅、ステキなところですね。鉄道の良さに気づけた1日でした。(SSのパートナー)
【おらだの会】お二人さん、駅茶においでいただき有難うございました。気づいたのは鉄道の良さでしょうか、それともパートナーの優しさでしょうか。(笑)
10月9日(日)のこと、写真展をやっている駅茶に「駅舎の測量をさせてください。」と入って来られた方がいた。伺うと成田駅の模型を作りたくて実測したいのだそうだ。「東北地方でも昔からのこうした木造駅舎は少なくなっているんです。」と言いながら、これまで制作した模型が掲載されている雑誌を見せてくれた。「実物と全く同じにはならないので、そこは勘弁してください。」との言葉に、誠実なお人柄を感じた。
スタンプ収集家や硬券収集家など、駅茶にはいろんな趣味を持った方がおいでになるが、模型造りの方は初めてだ。それも列車ではなく駅舎の模型を造るというのも珍しいのではないだろうか。50分の1サイズで作る予定だとのこと。どれぐらいの制作期間がかかるのだろうか。完成した暁には是非見せてもらいたいものだ。
以前、おらだの会のメンバーが長井、西大塚、成田駅のミニチュアを制作したが、精緻な模型は白寿を迎えた駅舎にとっては、チャンチャンコ以上の記念になるのではないだろうか。
会員が制作したミニチュアの記事はこちら