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明けまして・・・

  • 明けまして・・・

 2024年は能登半島地震で幕をあけることとなった。半島沖に潜む龍神が、牙をむいてその姿を現したようにも思える。コロナ禍の影を脱しつつある雰囲気の中で迎えた新年のそれも元日の災害である。被災地の事を思えば、「明けまして」の挨拶もはばかられる状況だ。

 

 辰年は政治に大きな変化が起きることが多いという。また甲辰(きのえたつ)は、新たな成功を目指して何かにチャレンジするのに最適な年ともいわれる。昨年からのパーティ券疑惑などには龍神の怒りが爆発してもよいが、人々のささやかな夢や希望は護って欲しいものだ。

 

 列車を見送る穏やかな日々が重ねられていきますように。明けまして・・・、どうぞ今年もよろしくお願いします。

2024.01.03:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

どうぞ佳いお年を!

  • どうぞ佳いお年を!

 今年もあと数時間を残すのみとなった。幾つもの想い出を残しながら一年が過ぎ去ろうとしている。出会いもあれば別れもある。歳月の永遠の流れの中では、出会いと同じ数だけ別れもあるのだろう。

 

 長井線全線開通100周年の今年、もっちぃ駅長との別れは、山鉄ファンにとって最も悲しい出来事であっただろう。もっちぃは、亡くなった今も私たちの中に生きている。

 

 「出会いは必然」と教えてくれた人がいた。自らに目指すものがある時、どのような出会いも意味を持つ、という意味かと思われる。今年一年の出会いに感謝し、別れにも意味を感じて新しい年を迎えたいと思う。

 

 最後に、今年一年のご支援に感謝しながら、来る年が皆さんにとって実り多い年となることをご祈念申し上げます。どうぞ佳いお年を!

2023.12.31:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

2023年を振り返る その2

  • 2023年を振り返る その2

 後半の事業で印象深いのはやはり「長井高校写真部と米屋こうじ合同展」と長井線祭りでしょう。写真家米屋こうじさんには広田泉写真展のトークショウもお願いし、この秋は高校生との合同展に協力していただいた。高校生に対して講習会を行っていただいたほかに、芋煮会に参加された皆さんと一緒に写真に加わっている姿が見られた。米屋さんの作品の素晴らしさはもちろんであるが、その人柄が会場に集う人々に笑いと感動と優しさを与えるものでした。

 

 振り返ると今年は新しい出会いを模索した年でもあったかもしれない。6月の貸切列車には、沿線住民や行政関係者にも参加を呼び掛けた。また7人展には長井高校写真部のOBや関東在住の方にも参加いただいた。そして忘年会には地元出身の落語家に出演してもらった。彼は「今度は孫も一緒に連れて長井線に乗ってみたい」と語ってくれた。協力いただいた皆さんには改めて感謝を申し上げたい。

 

 こうやって一年を振り返って思うのは、やはり会員同士の絆が大切だということ。そして夫婦の絆が大切だなということ。来年は身近な「縁」に感謝する一年にしようか。

 

 

  → 米屋先生の熱血授業 その1:おらだの会 (samidare.jp)

  → エンディングはサライ:おらだの会 (samidare.jp)

2023.12.29:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

2023年を振り返る その1

  • 2023年を振り返る その1

 今年もあとわずかとなりました。昨年は成田駅開業100周年で忙しかったが、全線開業100周年となった今年も、何かと気ぜわしい一年だったように思います。

 

 今年前半の事業では何といっても、広田泉さんの1周忌に合わせた「写真展」、トークショウ、偲ぶ会(お花見会)が一番大きな事業でした。おらだの会にとっては初めての経験となる事業でしたが、広田夫人と泉の会の皆さんの協力によって、無事実施にこぎつけることができました。改めて感謝申し上げたい。

 

 この事業をとおして、多くの人との「縁」をつくってくれた広田泉さんの存在の大きさを改めて実感し、「駅はまさに出会いと別れの場」だとも思いました。ホームには昨年植えた成田駅開業100周年記念樹と今年植えた「泉の桜」記念樹が並んで立っています。成田駅で出会った人たちと来年も再来年も、桜の花の咲く頃に会えることを楽しみにしたいと思います。

 

 広田泉さんとの「縁」はこちらから

 → 広田泉伝[1] 西大塚駅に降臨:おらだの会 (samidare.jp)

 → がんばるニャンズ:おらだの会 (samidare.jp)

 

2023.12.27:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

山形鉄道の設備更新計画

  • 山形鉄道の設備更新計画

 先ごろ、山形鉄道が老朽設備の更新に8億7千万円を見込んだ経営改善計画まとめたことが報道された。内容は信号設備に3億3千万、中古車両5両の購入に約3億、コンクリート製枕木の交換などに2億4千万円とのこと。いずれも喫緊の課題ばかりと思われる。

 

 国に認定されれば平成24年度から実施されるという。県と沿線4市町の負担は2分の1、4億3千万程度になるようであるが、安心して運行できる状況がつくられることは大いに歓迎したいものだ。この報道に先立って、沿線4市町長が県知事に支援の要請に出向いたことも報道されていた。

 

 この経営改善計画案に営業収支計画なども含まれているのだろうか。沿線住民の協力はどのように期待されているのだろうか。国や県、関係市町が、「山形鉄道も沿線住民もこれだけ頑張ってるのだから、行政が支援するのは当たり前だ」と思ってくれるような体制をつくりたいものだ。

 

2023.12.25:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]