2024年は能登半島地震で幕をあけることとなった。半島沖に潜む龍神が、牙をむいてその姿を現したようにも思える。コロナ禍の影を脱しつつある雰囲気の中で迎えた新年のそれも元日の災害である。被災地の事を思えば、「明けまして」の挨拶もはばかられる状況だ。
辰年は政治に大きな変化が起きることが多いという。また甲辰(きのえたつ)は、新たな成功を目指して何かにチャレンジするのに最適な年ともいわれる。昨年からのパーティ券疑惑などには龍神の怒りが爆発してもよいが、人々のささやかな夢や希望は護って欲しいものだ。
列車を見送る穏やかな日々が重ねられていきますように。明けまして・・・、どうぞ今年もよろしくお願いします。