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山鉄頑張れ! 応援切り絵展
4月6日(日)、雪囲い撤去と杉っ葉処理などの作業を行った後、総会を開催。令和7年度がスタートしました。4月20日はお花見会(午前11時半から)ですが、展示と駅茶開放事業の第1弾は桑原重雄さん(仙台市在住)の「山形鉄道応援切り絵展」です。
「切り絵展」は駅茶では初めての企画になります。影絵のようなシンプルな白黒の作品は味わい深いものがありますし、色を付けて鮮やかで華やかな印象を与えるものもあります。観る人の想像力を膨らませる魅力があります。
桑原さんは18歳で故郷を離れました。「ふるさとの線路は続くよいつまでも」との副題には、桑原さんのふるさとへの思慕と山形鉄道への思いが込められているように思います。故郷を離れた人も山形鉄道を応援しています。山鉄社員の皆さん、頑張ってください。
【山形鉄道応援切り絵展】
期 間 令和7年4月11日~27日までの各週末(金・土・日)
開場時間 午後1時半~午後4時まで
「切り絵展」は駅茶では初めての企画になります。影絵のようなシンプルな白黒の作品は味わい深いものがありますし、色を付けて鮮やかで華やかな印象を与えるものもあります。観る人の想像力を膨らませる魅力があります。
桑原さんは18歳で故郷を離れました。「ふるさとの線路は続くよいつまでも」との副題には、桑原さんのふるさとへの思慕と山形鉄道への思いが込められているように思います。故郷を離れた人も山形鉄道を応援しています。山鉄社員の皆さん、頑張ってください。
【山形鉄道応援切り絵展】
期 間 令和7年4月11日~27日までの各週末(金・土・日)
開場時間 午後1時半~午後4時まで
米屋さんが地域おこし協力隊に!
これまで様々な形でおらだの会や山形鉄道を応援してくれた鉄道写真家・米屋こうじさんが、4月4日から長井市の地域おこし協力隊に着任し、山形鉄道の魅力を写真や動画で伝える仕事に就くことになりました。米屋さんは志望の動機をSNSに次のように投稿されています。<
///50歳代も半ばを過ぎ、生きてもあと20年ほど。人生でやり残したことがないだろうか、そう振り返ったとき、以下のように思いました。「今までは取材して伝えるという部外者としての立場だったが、自分のアイデンティティの基となる鉄道に直接関わり、人々の役に立つような仕事を生涯の中で一度は経験してみたい」と。///
業界における位置や評価を投げうっての転身に対して、多くの方からコメントが寄せられましたが、その中で次の言葉が心に響きました。
///素晴らしくまた嬉しいニュースです。ご決断と想いに感謝と共に勇気をもらう人が大勢いると思います。私もその一人。生きて今に流れ着いているのには、何か役目があるのでないか、あればいいなと考えています。何かご一緒させていただける機会があれば嬉しいです。///
山形鉄道を取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。こうした時に、この地に飛び込むことを決断した人がいます。山形鉄道の全ての社員はもちろん、2市2町の役場職員、そして私たち住民自身もその在り方を考える時でないか。この地に漫然として生きて来た私たちにも、きっと何か果たすべき役目があるのでないかと思うのだが。
///50歳代も半ばを過ぎ、生きてもあと20年ほど。人生でやり残したことがないだろうか、そう振り返ったとき、以下のように思いました。「今までは取材して伝えるという部外者としての立場だったが、自分のアイデンティティの基となる鉄道に直接関わり、人々の役に立つような仕事を生涯の中で一度は経験してみたい」と。///
業界における位置や評価を投げうっての転身に対して、多くの方からコメントが寄せられましたが、その中で次の言葉が心に響きました。
///素晴らしくまた嬉しいニュースです。ご決断と想いに感謝と共に勇気をもらう人が大勢いると思います。私もその一人。生きて今に流れ着いているのには、何か役目があるのでないか、あればいいなと考えています。何かご一緒させていただける機会があれば嬉しいです。///
山形鉄道を取り巻く環境は極めて厳しいものがあります。こうした時に、この地に飛び込むことを決断した人がいます。山形鉄道の全ての社員はもちろん、2市2町の役場職員、そして私たち住民自身もその在り方を考える時でないか。この地に漫然として生きて来た私たちにも、きっと何か果たすべき役目があるのでないかと思うのだが。
憧れの君へエールを!
1億円超の詐欺被害に続いて3月25日、地元紙にショッキングな記事が掲載された。「フラワー長井線 乗務員不足で減便へ」という記事である。昨年の12月から3月末日までに運転手4名、車掌1名が退職する予定であり、4月から3分の2に減便せざるを得ないというのである。退職者の中に、駅茶でお話しを伺う機会があった若い車掌さんも含まれていた。
夕方、孫にせがまれて列車を見に行くことがある。「あおポッポ(あやめ号)きたね」。車掌さんが手を振り返してくれるのを見ては、「ポッポバイバーイ」を叫ぶ。マスクをしていても車掌さんの笑顔は、大人の私でさえうれしく感じるものだった。夕暮れに走り去る列車と車掌さん、それを見送る2歳の子の姿は、私自身の遠い日の記憶につながるように思えたものだ。
ホームで列車の写真を撮っている女性がいた。彼女は、「山鉄ブルーの制服がカッコよくて、車掌さんや運転手さんの一つ一つの所作に美しさを感じます。」、「60秒間だけのワクワク、憧れの君です。」と笑いながら話してくれた。ホームには、それこそローカル線の機微といえるものがあるように思うのだが、彼は子供にも大人にもそれを伝えてくれていたように思うのだ。
3月は別れと旅立ちの季節でもある。夢を持って入社し、頑張ってきた職場を退社することを決意するには煩悶の時間があっただろうと思う。寂しいけれども心からのエールを送りたい。新しい場所でも「憧れの君」であって欲しい。そしてあなたが創ってくれたホームでの出会いと感動が、これからも受け継がれていくことを願っている。
【おらだの会】写真はNAさん提供。
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毎朝列車を見送りに来ていた女の子の記事はこちらから
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