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待合室 荷物受渡し所の彫り板

  • 待合室 荷物受渡し所の彫り板
  • 待合室 荷物受渡し所の彫り板

待合室のホーム側に、荷物受渡し窓口があります。1984(昭和59)21日に長井駅での手・小荷物取扱いが廃止されたとのことですから、各駅での扱いはそれ以前に廃止されたのではないかと思われます。羽前成田駅のモノは、欄間風に一枚板を彫って仕上げられたものだそうです。西大塚駅には古いレールが置かれています。アート風で一味です。ここで気になるのが、西大塚駅のガラスや桟などが羽前成田駅のモノよりも新しく見えることです。

雨の中の除草作業

  • 雨の中の除草作業
  • 雨の中の除草作業

9月29日、ロックガーデンと南側の花壇の除草作業を行いました。あいにく雨の中の作業となりましたが、若干名を除いて、雨合羽を持参して準備万端。花壇の中は、色とりどりの合羽の花がうごめいておりました。今年は毎月末の日曜日に整備作業を行うことにしていますが、それでも草ははびこります。30年前、地元の先輩たちが駅周辺の花壇を、それこそきれいにしていたのを想い出します。あのパワーには、改めて脱帽です。

 

【古い写真は、成田駅で勤められた故玉置清吉氏が撮影】

2020.09.29:orada3:コメント(0):[イベント情報]

7人展打上げ

  • 7人展打上げ

9月4日から開催してきました「長井線を応援する地元写真家7人展 ~ フラワー長井線の四季」は、27日で無事終了いたしました。各作家さんのファンもたくさん訪れてくださり、会場は連日、たくさんのお客様で賑わいました。「ぜひ2回目をやって欲しい」との声も多数お寄せいただきました。ご協力くださいました写真家の皆さん、そしてご来場くださいました皆様に、心から感謝申し上げます。今回の7人展がきっかけで、長井線を応援する輪がいろんな形で展開されていくことを期待したいものです。なおこれからも応援よろしくお願いします。

 

2020.09.28:orada3:コメント(0):[イベント情報]

待合室 カウンターの持ち送り

  • 待合室 カウンターの持ち送り
  • 待合室 カウンターの持ち送り

待合室と言えば出札口ですが、駅舎探検のカメラは、下からのぞき込む趣味があるようです。今回は、カウンター下の持ち送りに注目してください。

羽前成田駅のモノは、古代文明の遺跡を想起させるような幾何学文様の切り込みが施されています。それに対して西大塚駅のモノは、さりげない曲線で仕上げられ、しかも大小の持ち送りを配しています。

出札口は、当時の国鉄にとって最も大事な場所であったと思われますので、その施工についても詳細に指示されていたと思われます。とすると、両駅のこの意匠の相違は、8年間に生まれた建築様式の変化によるものと思われます。もちろんこの場所が、建築当時から手を加えられていないとすればですが。

待合室 ベンチの美脚

  • 待合室 ベンチの美脚

車寄せから待合室に入ります。待合室の見所もいろいろありますが、私のイチオシはベンチの脚。羽前成田駅の脚は、何の変哲もない四角の板材。それに対して西大塚駅の脚は、厚板を見事な曲線を描きながら欠き込んでいます。果たしてベンチの脚の規格まで、発注の際に指示するものでしょうか。隠れた所に職人さんの「粋」を感じます。これには羽前成田駅も脱帽です。さてさて、うら若い女性がベンチに座る。斜めに流した美脚をベンチの美脚が支える。何とも色っぽい風景ですなぁ。