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長井線リポート(32)  高架を超えて

  • 長井線リポート(32)  高架を超えて

 南陽市役所駅を出るとすぐに、奥羽本線の線路と並走しながら国道113号線の高架をくぐる。旅人は、この高架を超えて長井線の旅に向かうのである。折しも今日5月16日は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅に出発した日であり、「旅の日」である。

 この高架は、憧れの土地への入り口であり、過去の自分との訣別の場所である。芭蕉が「旅心定まりぬ」と語った白河の関と同じかもしれない。旅が終わり高架を超えて帰るその時に、胸の中に語りきれない実りがあることを願っている。(「木戸をあけて」的)

 

  トカイヲ  ハナレテ  タビスル  ヒトヨ

  キミハ   ナニヲ   モトメテ  キタノカ

  トカイニ  カエル   タビビトヨ

  キミハ   ナニヲ   ミツケタ  ダロウカ

2021.05.16:orada3:コメント(0):[長井線乗車リポート]

「長井線を応援する7人展Ⅱ」 スタート

  • 「長井線を応援する7人展Ⅱ」 スタート

 羽前成田駅では、「長井線を応援する地元写真家7人展Ⅱ」が始まります。7人展は、住民の連携によってフラワー長井線を応援する取り組みを構築することを目指すものです。その第1弾として地元写真家7人展を昨年度初めて開催し、多くの皆さんの来場を得、再度の開催を期待する声を多数いただきました。

 

 2回目となる今年は、「私の好きな場所・季節」と題して、7人の作家の好きな場所と好きな季節を出品してもらいました。フラワー長井線が走るふるさとの魅力を改めて確認してください。なおマスクの着用等、感染対策にご協力のうえご来場くださいますようお願い申し上げます。

 

  【長井線を応援する7人展Ⅱ】

  ■期 間  5月14日(金)~6月13日(日)の週末(金・土・日)

  ■時 間  午後1時半から午後4時まで(最終日は午後3時まで)

 

 

  

2021.05.14:orada3:コメント(0):[イベント情報]

迎えの駄賃

3月28日

〇初訪問! おいでよ大久町

 

〇致芳出身です。何年かぶりで来ました。懐かしいです。五十川にいて横浜、東京から来る親戚を迎えに成田駅まで来て、小遣い1,000円もらいました。とても懐かしいです。前と変わらずに可愛い駅です。(63歳)

 

〇まいにち通学しているんですが、この羽前成田駅は静かでとてもよいです。

2021.05.12:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

長井線リポート(31) 消えた駅名看板

  • 長井線リポート(31) 消えた駅名看板

 宮内駅を出て南陽市役所駅に到着した。この駅は1988年(昭和63年)10月25日、山形鉄道の営業開始と共に開設された駅である。当時の為政者達の「長井線を守って行く」決意の表れであったのだろうか。ただ残念ながら現在は、長井線の中でも最も乗降客が少ない駅のようである。

 

 ホームを見ると、何も書かれていない駅名看板が現れた。単に修繕作業中の一コマなのでしょうが、こうしてみるとホームという舞台には駅名看板が必要な装置であることに気づかされる。今はもう修繕が済んでいるだろうか。

 

 駅舎のないホームであったとしても、四季の郷駅のように地元の人たちの思いを伝えることはできるものである。地元の人たちの顔が見えるのは嬉しいものだ。 旗が見えないのは寂しい。Show  the  flag!

 

【おらだの会】写真は2021年2月に撮影したものです。

2021.05.10:orada3:コメント(0):[長井線乗車リポート]

新長井駅、開業!

  • 新長井駅、開業!

本日5月8日、長井駅の開業記念イベントが開催されています。交流スペースは来場者であふれ、ホームには小さなお子様連れの姿がたくさん見られました。「汽車さん、のせてくださ~い。」「がたんごとん来たよ」とか・・・。子供は今でも「汽車」が好きなようです。新しくなった長井駅は、「停車場」といった風情ではなくなりましたが、この子達と共に、新たな歴史を刻んでいくことでしょう。

2021.05.08:orada3:コメント(0):[イベント情報]