駅を訪れた親子連れに一番喜ばれるのが、この帽子。山形鉄道のロゴが刺繍された風格のある帽子です。この帽子をかぶると、お子さんは敬礼のポーズをとって、ニコニコ顔になります。ただし女の子には嫌われることがありますが。コスプレは子どもも大人も楽しいですよね。
鉄道写真詩入賞作品展の開催期間
改めて「鉄道写真詩コンテスト2019 入賞作品展」の開催期間等をお知らせいたします。なお、新型コロナウィルス感染対策のため、入場の際は手や指等の消毒を行い、マスクの着用と連絡先等のご記入にご協力をお願いします。
●開催期間 令和2年7月31日から8月30日まで
ただし8月14・15・16日を除きます
●曜日と時間 週末(金・土・日)の午後1時半から4時まで
ただし最終日は午後3時までとなります
コンテストの主催団体である(一社)交通環境整備ネットワークのホームページはこちらです。
⇒ https://ecotran.or.jp/index.html
鉄道写真詩入賞作品展スタート
「鉄道写真詩コンテスト2019受賞作品展」がスタートしました。鉄道写真詩は、(一社)交通環境整備ネットワークが主催しているもので、鉄道の魅力を写真と詩で伝えようとするものです。写真家の米屋こうじさん、詩人で社会学者の水無田気流さんが審査員となっています。
県内で写真と詩を組合わせた詩集として「やまがた風景と抒情(昭和51年)」があります。真壁仁や芳賀秀次郎さんなどの詩が掲載されているものです。山形新聞(平成29年2月7日)に次のような書評が述べられていました。
「風景を見定めるということはたとえ写真であれ、それぞれの詩人が己の内部世界を見つめ、人生の思索を塗り込めているからだ。」
今回の展示作品をとおして、鉄道風景に対する新たな見方に気づき、それぞれの思索が深まることを期待したいものです。
鉄道遺構を発掘
おらだの会が紫陽花の移植作業を行うために、ホーム西側の土手の草刈作業を行っていた際に、コンクリートの擁壁を発見しました。西側にもう一本の線路があった事は広く知られていましたが、今回見つかった擁壁は、その一部と思われます。
山形鉄道によると、側線が撤去されたのは1960年代でないか、とのこと。長井線の多くの駅では、列車交換のために側線が設置されていたとされていますが、その遺構が発見されたのは羽前成田駅が初めてのようです。
目の前に姿を現したホームの遺構を眺めていると、当時の人々の嬉々として列車を待つ姿が見えてくるようです。すぐそこに50年、100年前の歴史が見え隠れしていることが、とても不思議に思えます。マニアの間でブームになっているという「廃線跡ツアー」の感慨が少しだけわかるような気がします。