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12月11日 100周年イベント

  • 12月11日 100周年イベント

 今朝の新聞折り込みに、長井線鮎貝延伸100周年記念イベントのチラシが入っていました。11時から18時までマルシェや太鼓演奏、記念花火も打ち上げられるそうです。当日は羽前成田駅でも午前10時から記念式典を予定しているが、鮎貝駅は大掛かりのものになるようだ。

 

 100年前の祝賀の様子を当時の米澤新聞は次のように伝えている。「ややしばしして今度竣工した延長線の終点、鮎貝駅に到着すれば、同駅はまた前の二駅に倍した見物ながらの出迎えで、一面人の波を現じ、折から上がる花火と共にその慇賑さは大したもの。駅前の如きは全く身動きもならぬ程であった。歓迎の緑門を過ぎ、新道の両側にほどこした電燈仕掛けの装飾柱に沿って、会場の鮎貝小学校に至れば万端の準備遺漏なく 開通祝賀式会場としてふさわしく飾られておった。」

 

 来年の4月22日は荒砥までの全線開通100年である。私たちは100年の歴史から何を学び、何を次代に伝えることができるのだろうか。節目毎に行われる事業は、沿線としての在り方を考える良い機会だと思う。

2022.12.03:orada3:コメント(0):[イベント情報]

いろんな想いにふけって

10月28日

羽前成田駅、はじめて来ました。いつも松永さんのお写真を拝見して、一度は訪れてみたいと夢見ていました。思ったとおりのステキな駅でした。タイムスリップしたようで、少しベンチに座って、いろんな想いにふけってしまいました。100周年、おめでとうございます。これからも、この駅を大事にしてください。また来たいです。(東京都 渡辺)

 

10月29日

長井高校芸術(写真)部です。2年生2人、1年生1人で来ました。先週は快晴、今週は曇り空での撮影会になりました。来週からの作品展、まだ作品が出来上がっていません。ピンチです!! 作品とほうき、雑巾、塵取りなどを持って来ます。来週からよろしくお願いします。

 

 

【おらだの会】長井高校写真部展はこちらからどうぞ

  → 長井高校写真部展がスタート:おらだの会 (samidare.jp)

2022.12.01:orada3:コメント(0):[停車場ノート]

12月11日は開業記念日

  • 12月11日は開業記念日

 明後日は師走。100年前の12月11日は、成田駅が開業した日にあたります。当時の米澤新聞には、「汽車ごとに万歳を浴びせた開通日の鮎貝線/同地方空前の大賑わい/老若男女我も我もと新駅に」との見出しが躍っています。

 

 12月11日は運よく日曜日。山形鉄道㈱あるいは沿線自治体で記念事業も計画されているかと思いますが、羽前成田駅ではチラシのような事業を予定しています。どうぞおいでください。

2022.11.29:orada3:コメント(0):[イベント情報]

切符の想い出 その2

  • 切符の想い出 その2

 Nさんからのメールはその後も続きます。

 

 「羽前成田駅が無人化された翌年、平成11年1月16日に宮内駅と西大塚駅を再訪したのでした。西大塚駅はその年の4月1日から完全な無人駅となっています。西大塚から今泉行きの券(左側の中央の切符)には、右側に裁断位置を示す線があります。通常硬券は券紙を所定の大きさに裁断してから印刷するので、これは硬券専用の印刷機を持たない地元の印刷屋さんで印刷している証だと思われます。」

 

 よく見ると6枚のうち3枚は料金改定直後のものと思われ、変更後の料金がスタンプで表示されているのも面白いところです。フェイスブックでも「鉄道きっぷ専科」というグループが活発な投稿を行っていますが、使用後の切符からもいろんなものが見えてくるようです。宮脇俊三の「時刻表昭和史」風に「長井線鋏痕鉄道史」が創作されるのを期待したいと思います。

 

2022.11.27:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

切符の想い出 その1

  • 切符の想い出 その1

 11月の土曜日、切符収集家のNさんが駅茶においでになった。以前にも成田駅に来たことがあるとのことで、列車を待つ一時間ほどの間、よもやま話を楽しませていただいた。別れ際に厚かましく、当時の成田駅の切符をお持ちであればその写真を送って欲しいとお願いしたのでした。この度届いた2枚のうちの1枚が上の写真です。メールには次のようなコメントが添えられていました。

 

 「約25年前の平成8年、米坂線から荒砥→長井→羽前成田→宮内→西大塚→赤湯と回る計画をしていたところ、羽前成田の窓口が閉まっていたので長井駅まで歩いて戻った。羽前成田駅の件を尋ねたところ今日はお休みしているとの事でしたが、駅員さんが「着札で良ければ」とくださいました。これではもう一度成田駅に来なくてはならないと思い、平成10年に再訪しましたが、すでにその前年(平成9年)に羽前成田駅は無人化になっていました。平成14年6月9日のあやめ公園駅開業記念日には、羽前成田駅からあやめ公園駅の切符を購入しました。やっぱり羽前成田駅に未練があったのでしょう。」

 

 使用済み切符の11月20日という日付も、(ム)という印字も、入鋏の形も味わい深いものがあります。一枚の入場券が、Nさんに26年前の記憶を想い起こさせたようです。26年ぶりの念願達成ということでしょうか。

2022.11.25:orada3:コメント(0):[駅茶こぼれ話]