羽前成田駅での「長井線応援キャンペーン協賛事業」も、いよいよクライマックスを迎えようとしています。24、25日は広田泉さんの特別写真展ですが、24日には駅舎のライトアップが行われます。昨年行われた「鉄道写真家 広田泉さんと行く長井線夜の撮影会ツアー」が好評で、駅舎の「ライトアップをもう一度見たい」という声に応えるものです。点灯時間は概ね後4時半頃から7時頃までを予定していますが、天候等の状況により時間が変更になる場合があります。どうぞご了承ください。
【写真は、昨年の様子です。】
今週末、いよいよ鉄道写真家・広田泉さんの写真展が開催されます。広田さんとの出会いは、9年前に開かれた成田駅での「元気が出る鉄道写真展2011」。以来、「ちゃぶ台写真展」や「三駅(羽前成田・時庭・西大塚)合同写真展」、さらに「夜の撮影ツアー」などを企画していただき、おらだの会や山形鉄道を応援してくれました。
24日(土)は午前11時~午後6時、25日(日)は午前11時~午後2時までの開場となります。23日(金)は、搬入作業のためご覧いただけませんのでご了承ください。なお、24日の夕方は、羽前成田駅をライトアップします。撮影を希望される方は、足元に充分気をつけてお楽しみください。
諸状況から今年は縄文太鼓演奏会は中止し、芋煮会も会員及び関係者限定で行うことと致しました。また告知なく日程、内容等を変更する場合もあるかと思いますが、事情ご賢察の上、ご理解とご協力をお願い致します。
今回、致芳小学校の皆さんに描いていただいた塗り絵の原画を制作してくれたのは、わたなべひろしさんです。わたなべさんは、「地獄少女」や「クッキングアイドルアイマイまいん!」などで有名なアニメの監督・演出家です。
わたなべさんとの出会いは、今から9年前、東北大震災があった年の秋に遡ります。この年、鉄道写真家・広田泉さんとその仲間の皆さんが、「元気が出る鉄道写真展2011」を羽前成田駅で開催してくれたのですが、わたなべさんも出品者の一人だったのです。パンフレットに書かれたわたなべさんの出品者メッセージを紹介します。
「都会に暮らす中で、故郷での思い出を探すために鉄道写真を撮り始めました。周りの景色が変わっても、鉄道が変わらずそこにあったからです。ホームを歩く人、駅舎で談笑する人、列車の窓に浮かぶ人、そこには間違いなく存在した自分と友人や家族との思い出が重なります。鉄道にはいつも郷愁を、そして先につながる未来を感じます。街と街、そして人と人。大切に暖かく、いつまでもつないでいて欲しいと思います。」
塗り絵には、もっちぃ―と3人の仲間、画用紙から飛び出しそうな元気なフラワーライナー、そして故郷の山や空が描かれています。そこには「いっしょに遊んだ友達とふるさとの山や空、そしてフラワー長井線を忘れないでくださいね。」というわたなべさんのメッセージが込められているように思います。致芳小児童の作品を原作者の思いと共にご覧いただければ幸いです。