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夜の撮影会ツアー

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イベント3連発の第1弾は、19日の「鉄道写真家 広田泉さんと行く フラワー長井線夜の撮影会ツアー」。雨が心配されましたが、撮影会が始まる午後6時頃からは雨も上がり、ライトアップされた羽前成田駅、そして野川橋梁での撮影に挑みました。投光器の配置や撮影ポイントは、広田さんの指導を得て行いました。投光器に照らされた駅舎には、昼とは一味違う風格が漂い、私たちも改めて楽しむことができました。ツアーに参加された皆さん、お疲れさまでした。そして、SNSなどにアップしていただければ幸いです。

イベント3連発!

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さてさて、いよいよ明日からイベント3連発。まず19日(土)は、当会が提案した「鉄道写真家 広田泉と行く フラワー長井線夜の撮影会ツアー」と長井高校写真部の写真展オープン。そして20日(日)は、長井線祭り。羽前成田駅では、極旨芋煮と縄文太鼓の演奏があります。また長井線祭りでは、宮内駅で「広田泉さんのミニ写真展」、西大塚駅ではプラレールが楽しめます。どうぞお楽しみください。

秋空高く菊薫る

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 10月20日に行われる長井線祭りに向けて、10月14日に駅周辺の草刈作業を行いました。当初は12日の予定でしたが、台風の影響で14日に延期。各地の被害状況に想いを致しながら、またボランティア活動に汗を流しているであろう友人の姿を浮かべながらの作業となりました。

 秋空に映えるのはやはり菊でしょうか。コスモスは強風のために多くが倒れてしまいましたが支柱を添えて、少しは元気になってくれたようです。19日には「広田泉先生と行く夜の撮影会ツアー」、そして長井高校写真部展もスタートします。20日は、縄文太鼓の演奏ができるか心配ですが、芋煮会は雨天でも行います。どうぞ遊びに来てください。

わがうちなる長井線 その4

  • わがうちなる長井線 その4
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わがうちなる長井線

                芳賀秀次郎

(略)50年前、開通を祝って旗行列をしたぼくらは、いま長井線の存続のために再び旗行列をしたい。蓆旗を立てて、風の中を歩きたい。蓆旗の列は、荒砥の三番坂を下り、黙々と最上川の橋をわたるだろう。鮎貝の城下町を経て遠福寺坂を上り、白兎から成田にでるだろう。葉山おろしの風の中を,重い蓆旗をたててだまって歩き続けたい。歩きながら、ふるさとの村の50年と、ぼくの人生の50年とをもう一度かみしめてみなければならない。

 

【おらだの会雑感】このエッセーが書かれたのは、国鉄改革と地方路線の廃止が俎上にのった時代である。鉄道の50年と自分の50年、ふるさとの50年をもう一度かみしめなければならないとの最後の言葉に重みを感じる。来る10月20日は長井線祭りが行われる。フラワー長井線の誕生を祝い、感謝する日を迎えて、芳賀氏の一文を心のどこかに残しておきたいものだ。

 

【写真:「郷土の文化」致芳郷土史会制作、「写真で見る致芳のあゆみ」より編集】

 昭和30年頃の羽前成田駅

 昭和47年のさよならS?

2019.10.16:orada2:コメント(0):[停車場の記憶]

わがうちなる長井線 その3

  • わがうちなる長井線 その3
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わがうちなる長井線

           芳賀秀次郎

この長井線にのって、ぼくは入営した。この汽車にのって、ぼくは父の死の枕辺にかけつけた。この汽車にのって、ぼくは大火で焼け失せたふるさとを後にした。ぼくの青春も、ぼくの人生そのものも、長井線と共にあった。その長井線が、いま赤字線のゆえに廃止されるという。ぼくのふるさとそのもの、ぼくの人生そのものが、いきなり断ち切られるような気持である。(略)

 

【写真:白鷹想い出写真館より】

  出兵兵士見送り 荒砥駅昭和13年(1938年)頃

     就職列車見送り 荒砥駅昭和29年(1954年)3月

2019.10.14:orada2:コメント(0):[停車場の記憶]