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ここには帰りたい場所がある

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 この場所に立つと、思わず口ずさむ歌がある。思い出のグリーン・グラスという歌である。「汽車から降りたら小さな駅で迎えてくれる・・・」というメロディが流れると私は、夏休みに帰省する大学生に戻り、あるいは見知らぬ町を訪れる旅人となって、この景色を眺めているのである。

 人はその時々に、かけがえのないひと時を懐かしみ、大切な思い出の場所を振り返るものである。故郷喪失とか無縁社会と言われる時代にあっても、それぞれが帰る場所を求めているのではなかろうか。フラワー長井線を旅先として選んでくれた旅人に、小さな駅舎が佇むこの風景が、「帰りたいと思う場所」として心に刻まれてくれればいいと思うのである。

2019.11.23:orada2:コメント(0):[停車場界隈の風景]

社員の思いが伝わる山鉄カレンダー

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2020年山形鉄道カレンダーが発売になりました。掲載されている写真は、すべて山形鉄道社員が撮影したものだそうです。フラワー長井線への山鉄社員の思いが伝わって来るようなカレンダーです。お値段は税込み1,100円。赤湯、宮内、長井駅、荒砥の各駅で購入できます。

西山に雪が降る頃

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  • 西山に雪が降る頃

誰もいない広場のその奥に、2本の桜が立っていました。2本の桜は、西の山に雪が降る頃、小さな小さな花を咲かせるのでした。最後の陽光を愛おしむように、枝を空いっぱいに広げています。やがて木枯らしが吹きわたり、冷たい雪が全ての枝を覆います。2本の桜は、子どもたちが遊ぶ春を思いながら、静かな静かな眠りにつくのでした。

 

【写真は、羽前成田駅ホームに立つ桜です】

2019.11.17:orada2:コメント(0):[停車場界隈の風景]

「憧れ」ということ

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  令和1年11月11日の夕方、NHK山形の「やままる」で、羽前成田駅が紹介されました。その際の、木下アナウンサーのコメントを紹介したいと思います。

  「羽前成田駅は私の憧れです。私の地元の駅が地下鉄だったりするので、こういう趣きのある場所や歴史のある場所が地元にあるって宝だなと思います。うらやましいです。」

 

   駅舎に対して、「懐かしい」「レトロ」といった感想は聞いてきましたが、「憧れ」という言葉を聞いたのは初めてでした。私らの年代には「都会への憧れ」がありましたが、「憧れる田舎」なんてなかったと思います。木下アナにこれからも「憧れ」てもらえるように、宝物を守り続けて行きましょうかねぇ。

2019.11.15:orada2:コメント(0):[駅茶こぼれ話]

ふるさとの山は

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ふるさとの山に向かいて言うことなしふるさとの山はありがたきかな(啄木)  この歌を思い出す地ですね。

 

924日 14:15

神戸からきました。素晴らしい駅舎で感動!! (西)

 

925

東京から来ました! キレイな駅!

2019.11.13:orada2:コメント(0):[停車場ノート]