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木造駅舎のライトアップ

  • 木造駅舎のライトアップ
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 9月15日、羽前成田駅をライトアップする実験を行いました。会員から灯光器を貸してもらい、設置台も会員の手作り。夕方5時から7時まで、映し出される駅舎の表情は、時間と共に様々に変化します。写真に詳しい会員から、「日没から30分ぐらいが、空が青くなって映りが良い時間帯だ。」と教えてもらう。なるほど、それで寝台特急トワイライトか、と納得。イルミネーションの灯りを見て来ましたが、こうしたライトアップは初めて。木造駅舎の新たな魅力を再発見できました。これからの事業の参考にしたいものです。

 

成田駅の宝物 出納通い袋

  • 成田駅の宝物 出納通い袋
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「収支総計日報入」と書かれた袋。「長井駅行」「羽前成田駅行」と書かれた宛名紙を差し込むようになっており、成田駅から長井駅の間を行き来していたようだ。その袋書きにあるように毎日発送されたのか。長井駅には出納役という職務の職員がいたのか。この袋には現金は入らないだろうな、とか色んな疑問が浮かんでくる。今であればメールでやりとりできるのだが。

2019.09.13:orada2:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅰ]

成田駅の宝物 お手製封筒

  • 成田駅の宝物 お手製封筒
  • 成田駅の宝物 お手製封筒

以前、ゴミの減量のために、封筒の再利用運動が行われたことがありました。しかし、この封筒を見ると、不要になった事務用紙で封筒を作っていたようです。「昭和39年11月分 乗車券簿」の記載があります。なんと、東京オリンピックの年です。差出部署は不明ですが、新潟管理局内の部署でないかと思われます。日本がオリンピックを迎えて、イケイケドンドンと盛り上がっていた社会の裏側で、封筒を糊付けしている日本人がいたんですね。やっぱりこれもお宝ですね。

2019.09.11:orada2:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅰ]

成田駅の宝物 事務注意書き

  • 成田駅の宝物 事務注意書き
  • 成田駅の宝物 事務注意書き

現金取り扱いの際の注意事項を記した掲示物です。現金盗難の項目の漢字は「さやく」と読み、錠と鍵あるいは戸締りといった意味だそうです。「なきよう」との文字が、立会励行の所だけ旧字体の「な」になっているのがお宝でしようか。裏面を見ると、「24.7.2?」の日付スタンプが押されています。それにしても背景の朱色が強烈です。

2019.09.09:orada2:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅰ]

成田駅の宝物 後乗・前降プレート

  • 成田駅の宝物 後乗・前降プレート
  • 成田駅の宝物 後乗・前降プレート

この見慣れたプレートが何故、宝物なのかと不思議に思うのではないでしょうか。現在使われているプレートと見比べてください。ご覧のように今は、朱書きで「危険物持込禁止」の文字が加えられています。山形鉄道の方にお聞きすると、「昔から車内に危険な物は持ち込みが禁止されていた訳だけれども、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件が契機となって、このように明示するようになったようだ。」とのこと。カタカナと漢字のみで表現されているプレートは、今となってはロゴマークのようなものですが、裏にはニューヨークの惨劇が隠されていたんですねぇ。

2019.09.07:orada2:コメント(0):[成田駅の宝物Ⅰ]